インテリアコーディネーターは、住まいづくりに欠かせないお仕事です。
インテリアが好きな人にとっては、めちゃくちゃ楽しいお仕事。
お客様の要望を聞き出して、理想のインテリアを一緒に作り上げていきます。
完成したときのお部屋がイメージぴったりだった時、お客様から感謝された時は、インテリアコーディネーターになってよかった!と感じる瞬間です。
やりがいはめちゃくちゃありますが、大変なこともありました。
そんなインテリアコーディネーターのお仕事のあれこれをご紹介します。
インテリアコーディネーターの仕事内容とは
私は、あるハウスメーカーでインテリアコーディネーターとして働いていました。
その時のインテリアコーディネーターの一日の仕事をまとめると…
ハウスメーカーで契約したお客様のお家の色打ち合わせをします。
色だけでなく間取りなども含め、確認しながらきちんと最終的な図面を作り上げます。
屋根や外壁の色、床や壁の色、ドアのデザインや窓の形など、たくさん決めることがあります。
細かな部分をひとつひとつ確認しながら決定していくのです。
また、照明器具やカーテン、エアコンや外構などなど、住まいに関わる色々なことをデザインします。
お客様によっては、この打ち合わせがめちゃくちゃ長引いたりします。
お客様との打ち合わせが終われば、それを業者に発注します。
そして、建築途中のお家でイメージ通りに工事が進んでいるのかを確認しに行ったり、完成現場に立ち会ったりもします。
インテリアコーディネーターは、会社の中だけの仕事ではありません。
忙しいときは、打ち合わせが一日に何回もあったりして、次の日に声がガラガラになっていることもありました^^
インテリアコーディネーターに必要な資格や求められるスキルとは
インテリアコーディネーターの仕事をするために必要な資格、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーなどがあれば喜ばれます。
また、キッチンコーディネーターやカラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなど、専門的な資格があれば強みにもなります。
ただ、どうしても必要というわけではなく、仕事をしながら資格を取得している人もいました。
新卒で入社した人は、まだ資格がない人がほとんどです。
私は、二級建築士を働きながら取得しました。
建築士の資格も活用しながら、インテリアコーディネーターの仕事もします。
求められるスキルは、インテリアや住宅に関する知識。
お客様にインテリアを提案するので幅広い知識が必要です。
特に、インテリアやデザインは流行があるので流行にも敏感であること。
雑誌や本で勉強したり、家具屋さんをチェックしたりしていました。
このインテリアコーディネーターに任せたいと思ってもらうには楽しんで仕事をしていることも大切。
インテリアが好きということも大事なスキルのひとつだと思います。
インテリアコーディネーターの資格の難易度などに関しては実際の体験談を詳しくまとめていますのでご覧ください。
🔗インテリアコーディネーターの資格の難易度とは!試験内容や費用、勉強時間はどれくらい?
インテリアコーディネーターはきついしつらい?
インテリアコーディネーターをしていてきついなと感じたことは、嬉しいことなのですがたくさんのお客様を担当することで仕事量がめちゃくちゃ増えて、いっぱいいっぱいになってしまうことですね。
期限がある仕事なので、どうしても無理しないといけないときがあります。
自分のプライベートよりも仕事を優先するような日々が続いたことがありました。
辛いということは特にありませんでしたが、忙しすぎると気持ち的にも体的にもきついと思います。
インテリアコーディネーターに向いている人、向いていない人とは
インテリアコーディネーターに向いている人は、インテリアが好きで人と話すことが好きな人です。
向いていない人は、インテリアに興味がない人。
やっぱり、好きなことが仕事になるということは強みです。
また、お客様相手の仕事なので、お客様の意見を上手に聞き出し、自分から提案するという能力があれば良いものができあがります。
インテリアコーディネーターを体験した実際の口コミや評判
インテリアコーディネーターを体験した実際の口コミは…
「はなやかな仕事。」「お客様とのやりとりが楽しい。」「自分が家を建てる時に役に立つ。」など、良い評判はたくさんあります。
逆に悪い評判というと、「お客様からのクレームでしんどかった。」「忙しすぎて自分の時間が作れない…。」「残業ばっかり。」などがあります。
クレームは確かに辛いです。
最初は失敗もします。
でも、経験を重ねることで、良いものがどんどん作れるようになってくると思います。
インテリアコーディネーターの給料や年収、なる方法などはこちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。
🔗インテリアコーディネーターの給料や年収はいくら?なるにはどうしたらいいの?
インテリアコーディネーターのストレスや辞めたい理由とは
インテリアコーディネーターのストレスは、実は会社内の人間関係だったりします。
私が働いていた部署には、インテリアコーディネーターが7名いました。
同じ世代の人間が集まるので派閥ができたり…。
売り上げを競ったり、お客様からの評価をチェックされたりと、色々なことがありました^^;
楽しいお仕事だから、人間関係のトラブルなんかに負けたくないですけどね。
インテリアコーディネーターはインテリア好きには楽しいがいっぱい
インテリアコーディネーターは、インテリアが好きな人にとっては本当に楽しいお仕事です。
たくさんの人との出会いがあり、色々なインテリアを作り上げていくことができます。
インテリアコーディネーターのお仕事は、頭の中で思い描いていたものが形になって残る素敵な職業です。