2級建築士の資格の難易度とは!受験資格や試験内容、勉強時間はどれくらい?

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2級建築士の資格 建築/土木/インテリア関係
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私は、2級建築士の資格試験を受けて、2度目の試験で合格しました。

工業高校を卒業してから設計の仕事につき、4年の実務経験を経て初めて受験。

初めての試験では、残念ながら学科試験で不合格でしたが、次の年に再チャレンジをして、学科試験と製図試験ともに合格することができました。

2級建築士の資格試験には受験するための条件があります。

実際にどのくらい勉強をしたのか、受験資格や試験の内容まで、私の経験を交えながらご紹介します。

 

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2級建築士の資格の難易度とは

 

2級建築士の資格の難易度はけっこう高めです。

勉強しないと、まず合格できません。

といっても、さらに難しいのが1級建築士の資格試験になるので、1級建築士試験に比べれば合格率も高め。

しっかり勉強すれば、合格できます。

ここ最近の合格率は20%くらいになっています。

学科試験だけなら30%から40%くらい、学科試験の次に受ける製図試験が50%くらいの合格率です。

学科試験の分野はかなり広いですし、色々な知識が必要になります。

受験しようと決めたらしっかり時間を確保して勉強した方がいいです。

また、製図試験は、実際に課題をもとに図面を書かなければなりません。

普段から手書きで図面を書く仕事をしていればいいのですが、実際に図面を書いていない人にとってはものすごく大変です…。

私は、製図の試験を独学で受験することは無理だと思ったので、専門の学校へ通うことにしました。

おかげで、製図試験は一回で合格できました^^

製図試験に関しては、専門学校で教えてもらったからこそ合格できたのだと思っています。

 

2級建築士の資格の試験内容とは

 

2級建築士の資格試験の内容は、学科と製図のふたつの試験があります。

その両方に合格しなければ資格をもらうことはできません。

まず学科は、幅広い建築の知識が求められます。

4科目あって、全ての教科で基準点以上取ること、総得点で基準点以上取らなくてはなりません。

何かひとつでも欠けてしまうとダメなんですよね。

ここが難しいところ…。

製図試験では、課題に合ったプランを時間内に製図しなければなりません。

条件に合うプランをきちんと書くことが大事です。

学科も製図もかなり専門的な知識が必要となります。

 

2級建築士の資格に必要な勉強時間とは

 

2級建築士の資格に必要な勉強時間は、たくさん必要だと思います。

私の場合、高校生の時に建築学科へ通っていたので、そこでまず3年間は基本となる勉強をしていました。

そこから就職して、建築の仕事をしましたが、実務で出てくる部分は理解できますが、仕事に関係のない知識はどんどん忘れていってしまいます^^;

そこで、受験をしようと決めた半年くらい前から学科の勉強をスタートしました。

学科の過去問などを何度も繰り返し、独学で。

1回目はひとつの分野での点数が足らず不合格、2回目はなんとか合格できました。

1回目も2回目も仕事をしながら勉強をしていたので、夜の8時くらいから11時くらいまでの3時間ほどを勉強時間としていました。

でも、毎日続けることは難しくて、試験日の1か月くらい前から本格的になったような感じです。

製図の試験勉強は、もっとハードでした。

普段はパソコンを使って図面を書いていたので、手書きの図面なんて学生の時以来でした。

学科の試験の自己採点で合格を確信してから、専門学校を申し込み、仕事の休みは学校へ通い、夜になれば図面を書く毎日でした。

学科試験が終わってから製図試験を受験する日まで、ほぼ毎日練習して過ごしました。

 

建築士の仕事内容や辞めたくなる理由に関しては実際の建築士さんの体験談をこちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。

🔗建築士(設計担当)の仕事はきつい?必要な資格や仕事内容、辞めたい理由とは!

 

2級建築士の試験の受験資格は

 

2級建築士の受験資格は、建築に関わる学科の学校を卒業しているかどうか、建築に関わる仕事をしていたという実務経験があるかどうかがポイントです。

学校によって卒業後すぐに受験できたり、実務経験が必要だったり色々です。

建築系の学歴がなくても、建築の仕事を実務でしていれば実務経験で受験資格がもらえます。

 

2級建築士は独学でも取れる?

 

私の場合、学科試験は独学で合格することができました。

2度目の受験となりましたが…。

ただ、私の場合、製図の試験は独学では無理だと思いました。

普段から図面を書く仕事をしている人でない限り、ちょっと難しいのではないかなと思います。

私が勉強をしていて感じたのは、学科なら本屋さんに売っている過去問や教材を繰り返し学習することで合格することは可能だと思います。

製図試験は、学生の時にたくさん書いていた経験がある、仕事で普段から書いているなど、得意な人なら独学でも大丈夫かもしれません。

製図試験は、木造か鉄骨かなどの構造体の違いなどもしっかり理解しておかないといけません。

私は、専門学校へ行くことできちんと対策ができたので心強かったです。

 

2級建築士の合格率が低い理由とは

 

2級建築士の合格率が低い理由は、学科の問題が難しいこと、学科だけでなく製図試験にも合格しなければならないということだと思います。

学科は4教科のうちひとつでも点数足りないとダメですし、「あともうちょっと…」という話をよく聞きました。

勉強時間はかなり確保しなければならないです。

私もそうですが、仕事をしながら勉強をすることは大変でした。

仕事に慣れたころだったのですが、責任ある仕事も任され始めたころだったので、仕事と勉強の両立は大変でしたね。

あと少し勉強できればという人が多いのかも、だから合格率が低いのかもしれませんね。

 

建築士の給料や年収、やりがいなどに関しては実際の建築士さんの体験談をこちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。

🔗建築士の給料や年収はいくら?やりがいや建築士になるにはどうしたらいいの?

 

2級建築士の資格試験は集中して一気に取得を

 

2級建築士の試験は、学科と製図のふたつの試験があります。

学科が合格できたなら、その勢いで製図試験も合格するべき。

時間がかかればやる気も勢いもダウンしてしまうことがあるので、ここは思い切り集中して一気に合格できるように頑張りましょう。

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