認可保育園の事務はきつい?辞めたい理由や乗り越える方法や対策とは

認可保育園の事務はきつい 事務職/管理職

 

認可保育園の事務とは、園を運営する上で必要な手続きや申請、園のサポートを行う仕事のことです。

1園だけの運営だと園に在中しますが、今回は複数園を運営する会社でのお話です。

特定の園にいる訳ではなく、基本の勤務場所は事務所です。

「事務のような裏方作業が中心だとツラいことも少ないのでは?」と思われそうですが、そんなことはありません。

この立場ならではの苦労はたくさんありますし、時には裏方にとどまらない場合だってあります。

この記事では、そんな事務担当ならの苦労やツラさ、その乗り越え方について解説していきます。

この仕事に興味がある方は、目を通しておかないと始めた時に大変な目に合いますよ。

会社と園の板挟み、クレーム、怪我など…。

詳しくは本文で紹介しますが、現場に常駐していないので見えないことが多い上に、自らでハンドリングできることはあまりありません。

もしかすると、保育士の先生たち以上に緊張感があり、精神をすり減らす仕事なのかもしれません。

 

認可保育園の事務はきつい?

 

結論からお話すると、体力的には楽で精神的にはキツいです。

事務というくらいですから、基本はデスクワークが中心。

ごく稀に、運動会や行事の手伝い、保育室の模様替えで重い荷物を持つこともありますが、年に数回ほどのことです。

あまりに動かなさすぎて身体がたるんでしまうほど肉体的には楽です。

しかし、精神的なツラさはなかなかのものです。

園内の人間関係に関するトラブルの対応や保護者対応。

クレーム対応の外にも小さな問題は毎日起こります。

とりわけ、保護者が絡む問題については痩せるくらいキツいものもあります。

保育業界に疎い方でも、ニュースになるレベルの事故や園での大怪我のニュースは聞いたことがあるでしょう。

あのようなことが起こった際、園の運営責任は会社に向けられます。

そして、その最前線に立つのがこの仕事です。

どうですか?痩せそうでしょう??

 

認可保育園の事務はブラックが多い?

 

始まりから脅すような内容ばかりですいません。

このあたりで良い情報も紹介しておきます。

認可保育園の事務担当は、特大のトラブルがなければ超ホワイトです。

少し前の認可保育園といえば、結構ブラックなことが多かったようなのでイメージと違うかもしれません。

昔は、勤怠・残業・休み・給与のどこをとっても昭和な体育会系の運営体質で、無理をさせるのが当たり前な風土だったようです。

特に現場の保育士は苦労が多かったと聞きます。

ところが、この問題解決をウリに株式会社が参入・採用を進め始めると、これではいかん!ということで、歴史あるゴリゴリな園も改善を進めていった…と、このような流れで整備が進んだのです。

なので、ホワイトなところが多いのです。

保育士の採用は競争が超激しいので待ったなしですからね。

事務担当は棚からぼたもち的にその流れを頂いている感じですかね。

 

認可保育園の事務職の給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご確認下さい。

🔗認可保育園の事務の給料は安い?年収や給料明細、口コミや評判とは!

 

認可保育園の事務を辞めたいと思う3個の原因とは

 

そんなに待遇がよければ辞めたいと思わないのでは?

いえいえ。

冒頭で出てきたようなトラブルやクレームの対応は待遇だけでカバーできるものではありません。

では、具体的にどのようなタイミングで辞めたい!と思うのかについてお話ししていきましょう。

辞めたいと思う原因をコチラの3つにまとめました。

 

1.トラブルやクレーム対応

2.人間関係

3.板ばさみ

 

一つひとつ解説していきましょうか。

 

1.トラブルやクレーム対応

これまでにも紹介しましたが、これが最も強烈です。

でも、理不尽なクレームであれば、消耗する前に退園してもらうという選択肢もありそうです。

いやいや、そう簡単にはいきません。

転園するにも他の園に空きがなければできませんし、そんな状況で「退園を強要された!」なんて言われ出すと二次被害も考えられますからね。

理不尽であろうと折り合いをつけるのが着地点ですから、間違いなく消耗戦になります。

だからツラいのです。

更に、これが理不尽なクレームでなく、園側に責任があるような問題だとそのツラさは説明せずとも分かっていただけると思います。

考えただけでも吐きそうです。

 

2.人間関係

この人間関係とは、園と事務担当との関係を指します。

次の板ばさみにもつながる話ですが、言いにくいことも会社の意向として指摘しなければならないことがあります。

しかし、その指摘に理解を示してくれる大人な人ばかりではありません。

感情むき出しで反対する人もいれば、ネチネチ遠回しに反対したりする人もいます。

更にタチが悪くなると、嫌がらせのようなことをする人もいます。

こうなってしまっては、園の巡回が苦痛で堪りません。

 

3.板ばさみ

この仕事で、ここぞという時にも頑張れるのは、自分がやっている仕事で現場に貢献できていると思えるからです。

だからといって、現場により過ぎると会社の意向に反することが出てきますし、会社により過ぎると現場からはケムがられます。

バランスを取ろうとするとさらに板ばさみになったりするので立ち回りが難しいのです。

しかも、このストレスはボディブローのように効いてくる上に、頻繁に起こるため厄介です。

 

認可保育園の事務はやめとけ?

 

細かい仕事を含めると、一筋縄ではいかない業務がたくさんあります。

そんな認可保育園の事務担当はやらない方がいいのか?

答えは、NOです。

これまでに紹介した事例はあくまで、トコトンうまくいかなかった最悪の場合です。

さすがに、全てが一度に降りかかってくる訳ではありません。

また、このような苦しさを超えるくらいの喜びややりがいがあります。

例えば、自分のサポートで園の総合力が高くなったり、園運営に欠かせない存在だと認めてもらえたりするとやっていた甲斐があったと思えます。

もともと社会貢献性の高い仕事ですから、やりがいは十分にあります。

個人的には、子どもたちに名前を覚えてもらって、園に行く度に名前を呼んでもらえるのは新鮮で、この子たちのためにも頑張ろうと思えました。

それに、トラブルやクレームで負ったダメージは、数日経てば笑い話になります。

うまく付き合っていければ何とかなるものです。

何とかならないと思う人はやめておいたほうがいいと思います。

あと、人と関わりたくないという人は辞めておきましょう。

 

認可保育園の事務を辞めたい時の対策や乗り越える方法とは

 

少し話が逸れたので元にもどしましょう。

辞めたいと思う原因を書きましたが、それぞれの対策を書いていませんでした。

ここではその話をしておきます。

まずひとつは、すぐに相談することです。

今回の話は株式会社の認可保育園です。

1園だけしかないというところは少数だと思います。

仮に、保育園は1園だけだとしても、他部署や別事業部には先輩や同僚がいるはずです。

何か起こったらすぐに相談することでストレスを減らしましょう。

話すだけでもかなり楽になるはずです。

次に、園との付き合い方についてです。

園にいるのは保育のプロや調理、栄養のプロたちです。

そして、プロとしてのプライドがあります。

だから、遠回りにはなりますが、プライドを傷つけないように筋道をとおして話せば理解してくれます。

その土台となるのが関係構築力です。

早くから、自らを開示して信頼できる人間であることを分かってもらうことが重要です。

これは技術よりも誠実さがものをいうところですね。

あなたが意地を張ったり、プライドを見せるとギクシャクするので気をつけましょう。

最後は、上司をうまく使いましょう!

私は、未経験かつ保育知識ゼロとして仕事を始めたので、上司からのフォローが手厚くうけられました。

そして、これが一番助かりました!

私はプライドもなければヘタレなところがあるので、事あるごとに白旗を振り、上司を引っ張り出していました。

ずっとこんな状態ではダメですが、分からないものは仕方がない!と割り切り、助けてもらえる時は助けてもらいましょう。

こうやって弱さを見せることが自己開示にもつながり、人間関係もうまくいったりします。

たぶん。

 

認可保育園の事務になるにはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご確認下さい。

🔗認可保育園の事務になるには!必要な資格や難易度、仕事内容とは!

 

認可保育園の事務への転職で失敗しない会社の選び方やポイント

 

ここまで読んでいただき、よし!仕事情報でも見てみるか!となった人はこちらもご確認ください。

会社を選ぶ際は、園についての情報を集めてください。

仕事内容については大差ありません。

また、待遇は自分の経験や知識と照らし合わせていくと絞り込まれていくため、ここでは触れません。

では、選ぶ上で何が重要かというと、一緒に仕事をしていく園のことを知っておくことです。

チェックする項目は、園の数と園の雰囲気です。

園の数が多いと担当する仕事量も多くなる可能性があります。

一概には言えないのですが、事前に確認しておくことをおすすめします。

参考までに、一人で担当できる園の数は経験上7.8箇所が限界です。

それ以上を担当する場合は、業務過多の恐れありです。

次に、園の雰囲気はホームページから読み取れます。

感覚的な雰囲気が合うかどうかも重要ですが、見てほしいところは苦情の数です。

大きな事故や苦情は掲載しなければならないようになっていたと思います。

もちろん、多ければ大変であることがわかりますね。

あなたが対応する恐れもある訳なので…。

とにかく、会社よりも園について調べておくことがポイントです。

 

園での出来事を自分ごとにできるまではキツい

 

この仕事を軌道に乗せようと思うと、自分のやったことの成果を見つけられるようにならなければなりません。

それが園での出来事を自分ごとに捉えるということです。

事務担当の仕事は、園の価値を高めることです。

成果は園に出てくるので、それを見つけられないとやってられません。

しかし、人間関係が悪かったり、トラブル対応でそれどころではなくなったりすると、そんなことに目を向ける暇もありません。

ここが上手くいくようになると、自分がやっていることの成果も見えてくるはずです。

上手くいくまでの期間は人それぞれだと思いますが、人たらしなほど早いように思います。

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