製薬会社の品質管理職はきつい?辞めたい理由や乗り越える方法や対策とは

製薬会社の品質管理職はきつい 医療/福祉/介護

 

製薬会社の品質管理職の仕事のきつさや、辞めたくなること、転職で失敗しない会社選びについて紹介します。

製薬会社の品質管理職に就職や転職を目指す方へ、この仕事の裏情報まで詳しく教えます。

製薬会社の品質管理ならではの厳しさもあり、あなたが向いているかどうか判断する材料になる内容です。

 

製薬会社の品質管理職はきつい?

 

製薬会社の品質管理職は、実験室での実験がメインです。

実験は立ってすることもあったり、軽く腰かけてすることもあったりします。

自由に座れるので体力的にきついことはないと思います。

たまに原料のサンプリング業務で、一袋何十キロもの荷物を持つことがありますが、私の部署では力自慢の男性が原料のサンプリングを担当し、女性は免除だったので、重たいものを持つこともありませんでした。

製薬会社における品質管理は、「医薬品GMP(Good Manufacturing Practice)」の基準の中で行われ、世の中の品質管理の中で一番厳しい基準で実施されています。

評価方法がとても専門的で難しかったり、規格が厳しかったりします。

実験を人的ミスで失敗して再試験したい場合も、規定の手続きを経て承認されなければ、再試験できません。

そのため、日々ミスできないというプレッシャーは重くのしかかります。

でも実験に慣れてくると、気を付けるポイントがわかってくるので、肩の力を抜いてお仕事できるようになっていきます。

 

製薬会社の品質管理職はブラックが多い?

 

製造計画が事前に立てられ、それに従って製品が製造されていくので、業務計画は立てやすいです。

ただ、製造が難しい製品はよく規格がトレンドから出てしまう(OOT)ことがあり、追加調査が必要でした。

追加調査を始めると、サンプリングポイントを増やして試験をするので、実験量が増えて残業になることもありました。

そのようなイレギュラーなことが起こらなければ、業務量は一定です。

工場は3交代で土日も稼働していることもありますが、品質管理は平日の日中の稼働だったので、生活リズムも安定しています。

製薬会社の品質管理は定期的に厚生労働省や委託先の査察を受けます。

査察前になると準備が発生し、慌ただしくなることもありました。

しかし定期的に外部の目の査察があると、極端に人数が少ないことや、業務量が多いことがあれば指摘対象になるので、ある程度の業務量が常にコントロールされるので、ブラックは少ないでしょう。

 

製薬会社の品質管理職を辞めたいと思う3個の原因とは

 

日々の緊張感から逃げ出したい

 

製薬会社の品質管理では実験のミスで規格外が出てしまうこともよくあることです。

そのようなときは、必要な手続きをして再試験をすることができます。

ただ必要な手続きには、失敗の原因究明をし、次は絶対に失敗しない対策を立てて、上司の許可を得ることが必要です。

できれば再試験はしたくないので、毎回の初回試験を集中して行います。

製品によってはとても高度な技術が必要な試験もあります。

毎日の業務が緊張感の中で行われるので、逃げ出したいと思うときもありました。

 

規格や試験法を変えられず自由にできない

 

製薬会社の品質管理の方法は、製品が厚生労働省に承認されたときに申請していた試験方法と規格を使います。

規格と試験法を変えるには、また厚生労働省の承認が必要で、とてもパワーのかかることです。

昔からある製品は古い技術が使われているままだったりするので、効率のいい方法に変えたいと思いますが、なかなか変えられないのが現状です。

特に私は品質管理部に配属される前は、研究職で品質評価をする試験法を作る仕事をしていたので、自由に方法を変えて改善していました。

そのため、昔ながらの方法での評価を続けることにとてもストレスを感じていました。

 

記録が多すぎて嫌になる

 

製薬会社のGMP基準の中では、どんなことも全て記録が必要です。

機器を使ったら都度使用時間と目的などの記載、試験作業をしたら手順の一つ一つをチェックし記載します。

会社によっては記録がオンライン化されているところもあるので記載しないこともありますが、全ての行動は記録に残さなければなりません。

一つの試験をするのに記録書が20枚以上あることもあり、その全てのページにしっかり記入をしなければなりません。

コツコツきっちり仕事を進めるのが苦手な人は向いていないと思います。

 

製薬会社の品質管理職の給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご確認下さい。

🔗製薬会社の品質管理職の給料は安い?年収や給料明細、口コミや評判とは!

 

製薬会社の品質管理職はやめとけ?

 

製薬会社の品質管理職は慣れてくるとルーティン作業がメインになります。

製品と評価方法は決まっているので、新しい何かを自分で作ることがなかなかありません。

ルーティン作業が苦手な人は退屈になってくるでしょう。

 

製薬会社の品質管理職を辞めたい時の対策や乗り越える方法とは

 

厳しい決まりとルールに縛られた製薬会社の品質管理ですが、改善したい点があれば提案して手続きを行えば変えることもできます。

ルーティン作業が嫌になってしまったら、どんどん改善を提案していくのはいかがでしょうか。

毎日の緊張感にストレスを感じてしまったのなら、長期で旅行に出るのもおすすめです。

年間の有給は20日ほどで毎年しっかり支給されるので、有給をとって海外などに行くとリフレッシュできますよ。

 

製薬会社の品質管理職への転職で失敗しない会社の選び方やポイント

 

どこの製薬会社も品質管理の評価方法などは似ていると思います。

しかし、扱っている製品の分野が異なると、これまでの経験が活かせないこともあるのではないでしょうか。

例えば、低分子化合物の製品を主に製造している会社から、バイオ分野の製品を製造する会社へ転職すると、評価方法が全く違うので苦労するかもしれません。

転職する際は、転職先の製品と配属予定の工場で何を製造しているかしっかりリサーチすることが肝心です。

 

丁寧な仕事でコツコツが得意なら製薬会社の品質管理職

 

製薬会社の品質管理職できついこと、辞めたくなることについてお伝えしました。

高度な技術が必要ですが、慣れればルーティン業務です。

日々プレッシャーを感じながら作業をしますが、どんな仕事でも手を抜いて作業することが許されないです。

全ての行動は記録が求められるので、コツコツ丁寧な仕事ができる人には向いています。

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