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NPOの青少年育成支援の仕事に就くには!必要な資格や給料・年収はいくら?履歴書の書き方や面接のポイントまで解説!

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NPOの青少年育成支援の仕事に就くには 医療/福祉/介護
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NPOはさまざまな社会課題に取り組んでいます。

ひとり親家庭、貧困問題、発展途上国への支援、女性の権利問題など様々です。

そうした課題の中でも「青少年育成」は貧困や教育、ジェンダーの問題など様々な生きづらさを抱えた若者たちと一緒に、厳しい社会を生き抜く力を養うといった育成を主な仕事としています。

今回は「青少年育成事業」を実施している団体に就職したい人に向け、具体的にどんな仕事か、お給料事情はどんなものか、向いているかの適性についてお話します!

 

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NPOの青少年育成支援の仕事に就くには

 

「青少年育成」は貧困やジェンダーの問題など様々な生きづらさを抱えた若者たちと一緒に、厳しい社会を生き抜く力を養うといった育成を主な仕事としています。

そのNPOによっても、対象となる青少年の年齢は様々で、小学生から大学生までが主なターゲットになります。

NPOの青少年育成支援のお仕事に就くためには、大きく3つのポイントがあります。

 

① 団体のビジョン・ミッションの理解

 

各団体が貧困問題や人権問題、教育問題といった社会課題に対し、独自の解決策を提供しています。

まずはその団体が掲げるビジョンとミッションに共感できるかがポイントです。

自分の考えと全く異なる考えを持つ場所では長くは働けないですよね。

 

② 自発性

 

NPOでは与えられた仕事をこなす、というより、自分自身で新しい解決策やアプローチ方法を考え、動くことが大事にされています。

青少年育成においても、刻々と変わりゆく社会情勢の中、既存のやり方が目の前の若者たちにとって最善なのか、日々考えながら仕事をする必要性があります。

そのため、自発的に社会問題について勉強をしたり、積極的な問題提起を求められます。

この記事を書く私が働いていたNPOでは、チャリティイベントやキャンプといった活動をスタッフが積極的に提案し、実施されていました。

そうした自発性が、団体を大きく豊かにするポイントでもあり、青少年育成事業に就くポイントにもなります。

 

③ 一緒に成長したい気持ち

 

ただ若者たちに対し、「これが解決策だ!」と提示するだけでは、誰もついてきません。

「この問題に対して、こんな解決策はどうだろう。」と一緒に悩み、成長する姿勢が重要になってきます。

たとえば、私が働いていたNPOでは子どもの貧困問題について取り組み、貧困家庭出身の高校生、大学生が対象者でした。

ただ物質的、金銭的支援をするだけでなく、自分たちの置かれた貧困という問題について、当事者だからできることを一緒にやっていこうという取り組みを行っていました。

この問題解決を通して、学生たちに社会問題への当事者意識や問題解決力を青少年育成としていました。その時に強く感じたのが、「一緒にやっていこう」と共に歩む姿勢を見せることで、育成支援事業がうまくまわっていたことです。

 

NPOの青少年育成支援の仕事に必要な資格や免許とは

 

NPOにもよりますが、ほとんどの青少年育成支援のお仕事には特に資格や免許は求められません。

資格や免許というより、これまでの経験が重視されることがあります。

過去の仕事やボランティア経験、実際にご自身が社会問題で困ったことのある経験などが役立つかと思います。

 

NPOの青少年育成支援の仕事の給料や年収はいくら?

 

NPOのお給料は団体によって大きく異なります。

私の経験談ですと大手のNPOに新卒で入り平均22万円~30万円程度をいただいていました。

残業や出張などが入ると特別手当がつくこともありました。

ただ、NPOの規模によっては、給与水準が低かったり、特別手当が出ないところもたくさんあります。高収入は求めない方がストレスフリーです。

 

NPOの秘書になる方法に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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NPOの青少年育成支援の仕事の給料は安い?

 

私の経験上、どの規模のNPOに入るかで大きく異なると感じました。

また青少年育成支援のお仕事は、自分自身の勉強や、クライアントである若者たちに対し情熱的に接する分、心身共に疲弊しやすい大変なお仕事です。

なので、その見返りとして給与が低いと、モチベーションの低下にもつながります。

私は給与に頑張りが反映されていたので、「給料やすいなあ」と感じることはなく、「これだけもらってるんだから、来月も頑張ろう」とモチベーション向上につながっていました。

 

NPOの青少年育成支援の仕事内容やきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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NPOの青少年育成支援の仕事に向いている人向いていない人とは

 

青少年育成支援のお仕事に向いている人は主に3つのポイントがあります。

 

① 社会課題を解決したい人

 

貧困や教育、人権、ジェンダーといった社会課題を自分事として捉え、解決に向け行動をすることができる人には最適だと思います。

 

② 誰かの成長を喜ぶことができる人

 

青少年育成では、クライアントとなる若者たちの成長を後押しすることがメインです。

教師でもない、家族でもない第三者であるNPOのスタッフとして、若者の成長を喜び、後押しすることの出来る情熱を持っている人にはぴったりかもしれません。

 

③ 自発的な人

 

青少年育成のために何が出来るのか。

その若者や団体のもつ問題に向け、解決策やアプローチ方法を積極的に模索出来る人が活躍できます。

既存のやり方だけでなく、今の世情に応じた新しいやり方、個別のケースに適したやり方などを常に探し、チャレンジできる人は向いているでしょう。

逆に、青少年育成支援の仕事に向いていない人は次の通りです。

 

① 社会課題に対して興味がない

 

ご自身のバックグラウンドに問わず、社会課題になんの興味や問題意識も持っていない人はこのお仕事に向いていません。他の仕事を探しましょう。

 

② すぐに結果を出したい人

 

社会課題は簡単に解決できる問題ではありません。

長期的な視点でのアプローチが必要です。

また青少年育成となると、何かをアドバイスしたからといって人間はすぐに変わりません。

社会課題の当事者である若者たちと一緒になって、出来ることを模索し、長期的視点で物事を捉える必要があるため、すぐに結果を出したい人には不向きです。

 

NPOの青少年育成支援の仕事の志望動機の書き方や面接のポイント!

 

NPOでは団体のもつビジョン・ミッションを理解し、共感性があるかがポイントになります。

その中でも、青少年育成支援の仕事では、若者たちの成長や支援を通じて社会課題の解決に尽力したいということがポイントになってきます。

たとえば学童や塾、家庭教師などで誰かの成長を支えるアルバイトをしていたり、途上国の支援を行った経験のある人は、ぜひ志望動機や面接でアピールしましょう。

また面接では、社会課題についてどう思い、何が出来るかというオリジナリティを聞かれることもあるので、自分なりの解決策を持っているといいでしょう。

その団体の掲げる方針と大きくズレているとマイナスポイントになるかもしれませんが、大切なのは「問題に対して、自分はどう思い、何をしたいのか」ということです。

 

社会問題に負けない人材を育てる!

 

いかがでしたか。

NPOでの青少年育成支援のお仕事はあまりない、特殊なお仕事です。

教育現場でもない、家族でもない、第三者としての関わりは難しい部分もありますが、関わる若者たちがあらゆる社会問題に負けることなく、よりよい人生を歩んでほしいという願いを持つ人には、ぜひ挑戦してほしいお仕事でもあります!

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