エステティシャンといえばキラキラした職業ですが、意外と離職率が高い職業でもあります。
お給料自体も悪くはなく美容に関わるので自分も綺麗になりながら好きなことをして働けるのになんで辞めたくなるんだろう?と私も入社する前は不思議に思っていました。
エステティシャンのお仕事はどんな仕事内容が特に辞めたくなるのか?どのくらいきついのか?意外と長続きする仕事なのか?どんな人が向いてる?というところを細かくお伝えします!
エステティシャンの仕事内容とは
まず、エステサロンでおこなっている施術は大きく3つに分かれていて、フェイシャル、ボディ、脱毛です。
・フェイシャルでは小顔や肌を綺麗にする。
・ボディでは痩身やリラクゼーション。
・脱毛は全身から顔まで。
フェイシャル、ボディのエステではハンドや機械を使ったりパックを塗ったり美容液を導入したりします。
脱毛では光脱毛やニードル脱毛、ワックス脱毛などがあります。
サロンによって違います。
全てはお客様を綺麗にして差し上げる、というのが仕事です。
そのために必要であれば生活習慣やスキンケアなどをアドバイスしたりもします。
エステティシャンの1日の流れとは
出社したらまず、制服に着替えます。
髪形を整えて朝礼に臨みます。
朝礼が終わったら朝の掃除をします。
そのあと、今日施術に入るお客様の情報をカルテを見て把握します。
そして続々とお客様が来店して下さるので施術に入り、必要であればメニューの紹介やアドバイス、ご契約します。
空き時間はそれぞれタオルを畳んだりお客様へお手紙を書いたりお勉強したりします。
そして閉店時間になると、お部屋の片付けや明日の準備をし終礼後着替えをして帰宅します。
エステティシャンになる方法はこちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にされて下さい。
リンクエステティシャンになるには!必要な資格や給料・年収はいくら?履歴書の書き方や面接のポイントまで解説!
エステティシャンのメリットデメリットは
エステティシャンという職業に就くメリットは、まず自分が綺麗になれるというところ。
女性の方なら大体の人が綺麗になりたい可愛くなりたい!と思っていると思います。
エステや脱毛が割引や無料で受けられたり美容の知識が自然と沢山入るのでそれが叶えられる職業だと思っています。
次は、綺麗な職場で働けるところ。
エステサロンは基本清潔で綺麗でないといけないので、常に掃除をします。
綺麗を保とうと毎日心がけているので綺麗な職場で働けます。
そして頑張れば頑張った分だけインセンティブがつくということ。
なかなか昇給したりするのは長い目で見ないといけない会社も多いですが、頑張って売り上げを上げればお給料に反映されるしエステ自体が昇給が早いので、早い方だと入社して3、4年で店長なんてありえます。
女性社会なのでどんどん上に上がっていけます。
デメリットはまず、意外と体力的にきついこと。
カウンセラーのみだとそこまで体力は使わないですが、施術に入るスタッフだと特にボディが1番体力使います。
お客様にもよく、あなたたちの方が痩せそうね!と言われるくらいです。
そして拘束時間が長いこと。
やっぱり夜のお仕事終わりに来店したい方も多いので結構夜遅くまで営業します。
残業などがあったり練習を終業後などにするところだと本当に日付を超えるぎりぎりに帰宅などありえます。
もちろん早い帰宅のサロンもありますが、基本夜は遅めです。
その分、朝も遅いのでそこは助かります。
そして意外となのかわかりませんが、営業マン並みに営業をすること。
これはサロンによって変わってきます。
時々あれ?私エステティシャンだよな?と思い出さなければ自然と営業マンになっています。
なので営業が嫌いだという方は向いてないです。
エステティシャンはきつい?
正直、きついと思うかは人それぞれです。
体力に自信のある人だと、業務内容的にはきつさはまあまあだと思います。
ちゃんと残業もなく、スタッフ人数も足りていてお休みや休憩がしっかりもらえていれば若い時は割と働けます。
年齢を重ねるとなかなか施術に常に入るのはきついのでどんどん上に上がっていって施術よりお店の経営などに入っていきます。
体力に自信がある人でも、精神面で行くとなかなかきつい職場もあります。
女性のみがほとんどで、若いスタッフばかりのサロンもあれば年齢が結構離れているスタッフのサロンもあります。
正社員だけが働くところや正社員とパートさんが一緒に働いているサロンもあります。
よく聞くのは上司がとても意地悪な人だった、とか新人いびりがあった、とかパートさんが年齢が上の主婦の方が多く、その方達と若いスタッフが合わなかったなどです。
大体はどこの会社にもありそうなことですが、女性のみだと少し怖いですね。
私の働いている会社では多少の合う合わないはありますが特にイジメのようなこともなくとても良い方達ばかりでした。
エステティシャンを辞めたくなる理由とは
周りのエステティシャンが辞めたいとこぼしている理由は大体4つにわかれます。
まず、上司やスタッフとの折り合いが悪い。合わない。
そして、営業トークが辛い。
そして、仕事に見合ったお給料がもらえない。
最後に自分でお店を開くため。
営業トークはどうしても売り上げを上げるためには必要なのですが苦手な方は多いと思います。
それが嫌になり辞めていく人も多いです。
お給料に関して、インセンティブがつくから頑張っただけもらえる!とお伝えしましたが、エステサロンはあまりスタッフ人数が足りてないお店が多いです。
ギリギリの人数でお店を回していくのでなかなか教育が受けられなかったり余裕がなく、売り上げを上げる術が分からず、頑張りたいのに…という方も少なくないです。
そしてとっても忙しいのにお給料が上がらないということが起きてしまいます。
そして、ほんとに多いのが自分でエステサロンを開くためという方。
やっぱり自分のやり方で働きたいという方は多く、またエステサロン自体マンションの一室などで簡単に始めても技術と知識があり、集客さえできればすぐに売上が上がるので個人サロンの方が案外稼げたりもします。
なのでそれを目標に大手サロンで働いている方もいます。
エステティシャンを辞めたくなった時の乗り越え方や対処法
もし上のやめたくなる理由に当てはまって、やめたくなってしまった場合、まず上司やスタッフとの折り合いが悪い場合はもっと上の上司や信頼できる上司に相談をすること。
ちゃんとしている会社であれば、そんな声が出たとわかったら解決に向けて対策を練ってくれると思います。
それもうまくいかない時は、もうやっぱり自分でサロンを開くための経験積みだ!と変換してただただエステにひたむきになって働くかですね。
営業トークに関しても、エステティシャンとして必要なことをお客さまにお伝えしている、という心持ちでお話しすると少し心が楽になるかもしれません。
エステティシャンのリアルな口コミや評判とは
実際に働いた私の感想だと、エステティシャンとはなかなかに大変でとても学びのある職業だと感じました。
美容のことだけでなく、セールストークの仕方やお客さまとのコミュニケーション方法、仕事をする上での社会人としての意識、自分の高め方など沢山学ぶことが多く自分のためにもなります。
その分勉強や日々葛藤しながら毎日仕事しています。
どんな仕事もそうだとは思います。
ただそれについていけなかったりもっと楽に仕事したいっと思う方も多いと思うので、一回働いて見て自分を試すのもアリかもしれないですね!
エステのお仕事について
エステティシャンになりたいけど、きついのかなぁと不安に思っている方も多いと思います。
実際きついけど、やりがいのある仕事です!手に職なので結婚してからも個人で始めたりできます。
エステティシャンというだけでかっこいいので是非始めてみてほしいです!
始めてみて合わないなぁと思ったらその経験を活かして次のお仕事に行くのもありです!
とても沢山の種類の経験ができるので自分のスキルアップのためにもオススメです!