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アイリストの仕事内容や一日の流れとは!向いてる向いてない人はこんな人!

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アイリストきつい 美容/理容/エステ
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この記事では、私がアイリストとして仕事をしていた時の事をお話していきます。

アイリストには何が必要なのか、仕事内容やストレス、辞めたくなる理由などはどんなことなのか?

私の経験を踏まえてお話していきますので、アイリストの仕事に興味がある方は是非参考にしてみてください。

 

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アイリストの仕事内容や1日の流れ

 

1日の流れ

 

私が勤務していたマツエクサロンでは、早番、中番、遅番と出勤時間が分かれていました。

◎早番 ⇒ 一番早く出勤してお店の開店準備をする

◎中番 ⇒ 開店して1時間後くらいに出勤

◎遅番 ⇒ 開店から2時間後くらいに出勤、その日の締め作業を担当する

簡単ですが、こういった感じに振り分けられます。

この振り分けは、偏りが出ないよう大体ではありますがスタッフみんな平等にシフトを組まれます。

その日その日の予約状況と、指名、スタッフの休みや希望休、希望出勤時間があればそれも考慮しながらシフトを作成します。

お店が開店してからは、予約していたお客さんが続々と来店されます。

ここからは、その日の自分の予約状況でそれぞれ動きます。

休憩時間も毎日決まった時間に取る事はありません。

予約で一杯の日は、ほんの少しの合間に休憩を挟んだりもします。

なので、出勤して1時間しかたってなくても、まだお腹が空いていなくても昼休憩を取ることもありました。

逆に15時くらいまで予約で一杯だった時は夕方近くまでフル稼働しっぱなしです。

マツエクは座ったまま施術をするので、お客さんを起こしてあちこち移動するということはありません。

しかし、目元というとても繊細パーツを触るので、かなり神経を使いますし、まつ毛一本一本を見ているので目も酷使します。

忙しい日はもう大変で目薬必須です。

手首もやられます。

 

アイリストに必要な資格や求められるスキルとは

 

アイリストになるためには国家資格である美容師免許が必要です。

免許があれば未経験だとしても仕事に就くことは出来ます。

未経験の場合、だいたいのマツエクサロンで研修があると思うのでそこで技術を習得してからお客さんの施術に入ります。

スキルも何も無い状態で始めるので、経験を積んでいるうちにスキルは身についてきます。

しかし、アイリストは時間が勝負です。

お客さんを寝かせた状態で施術を行うので、一番時間がかかるメニューでも2時間と決まっています。

それはお客さんも2時間以上寝ているのはきつくなってくるからでもあります。

施術中はずっと仰向けの状態なので、当たり前ですが、横向いてみたりこまめに起き上がってみたりということはできません。

中には、腰痛もちの人や妊婦さんなども来店するのでどれだけスピーディーに仕事をこなすかが重要になってきます。

お客さん側からしても、早く終わる分には嬉しいはずですしね。

しかし、これはただ早ければ良いということではなく、しっかり施術の要望に応えていくのが前提です。

時間を意識すれば技術は疎かになりますし、技術のことを考えていれば時間も押してしまいます。

予約がギチギチに詰まっている事がほとんどだった私のサロンは、常にプレッシャーでストレスが半端なかったです。

早く丁寧な仕事をするのは簡単な事ではありません。

 

アイリストの仕事はきつい?

 

はっきり言って慣れるまではかなりきついです。

私は美容師として仕事をしていたこともあったので、専門学校時代に美容師免許は取得していました。

なので、マツエクサロンに就職するということに関しては特にハードルが高いわけではありませんでしたが、技術の習得はかなり大変でした。

研修中も決められたモデルの人数を絶対にこなさなければならないノルマがありましたし、施術時間も実際のお店同様に1日に数人モデルを入れて行っていました。

もちろん研修ではあったので、ギチギチにというわけではありませんでしたが。

私は自分で言うのもあれですが、手先は器用な方で技術を習得するのはわりと得意な方なのですが、アイリストは両手にピンセットを持ち、そのピンセットの先でまつ毛1本1本に施術をするのでこれにかなり苦戦しました。

エクステを装着するのもかなりの技術が必要ですが、エクステを付ける前段階でまぶたにテープを貼る作業もあります。

これもまた簡単なようで奥が深く、手早く上手くまぶたが開かないように付けるのがとても大変でした。

そして、決められた本数を決められた時間に装着しなければならないこと、早さと上手さが備わっていないとクレームになること、目元という繊細なパーツを触るので時間ばかり意識して怪我をさせないように注意するなど、本当に大変な事ばかりです。

先の尖った鋭いピンセットを両手に持ち、眼球スレスレのまつ毛を1本1本触ることを想像してみてください。

それも時間を気にしながら。

決して簡単な事ではありませんよ。

 

アイリストの給料やアイリストになる方法についてはこちらの記事で詳しくまとめていますのでぜひご覧ください。

🔗アイリストの給料やなるには?肩こりやうつ病になるって本当?

 

アイリストに向いている人、向いていない人とは

 

向いている人は、お客さんを綺麗にしてあげたいと向上心のある人が向いているといえます。

それともう一つはコミュニケーション能力が高い人です。

これは私が勤務していたマツエクサロンに実際にいた人の話ですが、その人は毎月15人以上指名が絶えず入っていました。

新卒入社で、まだアイリストとして2年目くらいだったのですが、そこまで指名をもらえてるのはかなりすごいなと、なんでなのかな…と疑問に思っていました。

そのスタッフとは勤務している店舗が違っていたのですが、ある日ヘルプでうちの店に来ることがあり、施術スペースが隣同士になったことがありました。

聞こえてくるのは、絶えず楽しそうに会話している声。

お客さんを楽しませる会話というか、ヨイショする会話が終始聞こえて来ました。

施術が終わった後も、マツエクのデザインがとても似合っていると褒めちぎる褒めちぎる‥

そこまで褒め称えることは私には簡単に出来ることではなかったので、ただただ凄いなぁといろんな意味で関心しました。

これでもかというくらい褒めちぎるので、少しわざとらしくないか…とも思いましたが、やっぱりいつもと違う顔になったお客さんからすれば、嬉しいものなんだなとも感じましたね。

そして、また来てくださいねとさりげなく自分を売り込む。

あざといなぁ~と思いながらも商売ってこういうことだよなぁ~とも勉強になりました。

もう一つ言うと、その人は技術面に関しては特別上手くはないとスタッフ間でも言われていて、定期的な技術チェックも雑だと言われることも多かったです。

そして、指名も多い反面、技術面に関するクレームもまぁまぁありました。

結局は、技術がいまひとつでもお客さんを楽しませる会話や雰囲気づくりが大事で、それが結果『指名』という形でリピートしてくれているのだと感じます。

このスタッフのタイプはお客さんからの好き嫌いがはっきり分かれる、言わばアパレルスタッフによくいるタイプとも思いました。

似合っていると言われて嬉しくなる人と、その接客術でガツガツ来られるのが苦手な人とはっきり分かれますよね。

これに当てはまるとも思います。

それを踏まえると、コミュニケーション能力が低い人は向いていないとも言えます。

自分では冷たい言い方や『似合っていない』などという表現をしたつもりがないのに、口コミでこのようなちょっとしたクレームを書き込む人もいます。

私が仲良くしていたスタッフがこのタイプでよく注意されていました。

自分では一切そんなつもりはないのに、小馬鹿にされたと感じる人が何人かお客さんの中にいたようです。

そのスタッフは東京で7年ほど美容師として仕事をしていて、指名のお客さんもついていたいわば接客のベテランです。

マツエクの技術も上手く丁寧なのですが、そんなことを言われた時はへこんでいましたね。

やはり、技術ももちろん大事ですが、リピートはあったとしてもコミュニケーションがうまく取れないことにはどれだけ上手な施術をしたところで指名には繋がりにくいのかなと感じました。

ある程度のヨイショと、これでもかと相手を褒めちぎりながら下手に出る愛嬌やあざとさみたいなものは必要なのですね。

 

アイリストを体験した実際の口コミや評判

 

とにかくアイリストは目を酷使するので眼精疲労が半端ないです。

まつ毛1本1本を見ていく仕事は簡単な事ではありません。

それも1日7人となるとどれだけ目があっても足りません。

更に常に座りっぱなしで施術をするため、肩こり首凝り、背筋や腰など本当にきつくなります。

私はもともと反り腰で腰痛持ちでもあるので本当に大変でした。

施術が終わってから立ち上がり、お客さんを受付に案内するのがとってもしんどかったです。

そして施術中は、手首はさほど動かさず指先だけで作業していくので手も疲れてきます。

私は一時期、予約がいっぱいで忙し過ぎる毎日を送っていたため、手首をおかしくしてしまいドケルバン病になりました。

何をしていても親指の付け根から手首にかけて激痛が走り、治るまでに半年かかりました。

動き回るような仕事はほとんどないですが、座りっぱなしの仕事もかなりのストレスです。

慣れるまでは気力体力ともにかなり必要な職業です。

 

アイリストを辞めたい理由とは

 

やはり仕事の過酷さは一番にあると言えます。

目も使う、手も使う、腰や首に負担がかかる、そして常に忙しい毎日だったので辛かったです。

そしてもうひとつ、これはどの職場でもあることですが人間関係でもストレスや辞める理由が出てきます。

アイリストは女社会です。

私がいた会社では、社長から事務から全て女性スタッフでした。

私が入社して間もない頃に、あるスタッフがその月内をもって退職する予定と聞きました。

その人とは少しの期間しか一緒に仕事をする事ができませんでしたが、年下の先輩でありながら年上のこんな私を立ててくれる、とても優しく自分というものをしっかり持っていた人でした。

その人曰く、『社長には好き嫌いがあって、気に入っている人には優しいけどハマってない人への対応は塩対応ですよ』と。

そしてその人は、『私はハマってない方だと思います、なんか分かるんですよね』と言っていたのがとても記憶に残っています。

実際私もその数か月後に辞めることになり、その理由がそこで理解できました。

一番最初に勤務した店舗ではどの人とも仲良くなることができ、仕事も少しづつですが慣れてきて頑張ろうと思っていたところ、別店舗への異動命令が出て他の店舗へ配属されました。

その異動をきっかけに、私は過酷な毎日を送ることとなったんですよね。

虐められたとかではないですが、やっぱりみんな自分のことしが考えていないんだな、姑息だなと感じることが多々あり、理不尽なことも立て続けに起きました。

我慢の限界で辞めることになりましたが、今は辞めて良かったと思っています。

私自身、女子高出身なこともあって、女社会に抵抗はなく特に怖いイメージなどもありませんでしたが、やっぱり女って何考えているかわからないもんだな…と、この経験から学びました。

学生とは違い、社会人としてさまざまな経験をしてきた人の集まりですからね。

これは決して辞めることをおすすめしているわけではなく、私個人の経験談ですのでご参考までに。

 

まとめ

 

アイリストの仕事は、今まで悩んでいた目元のコンプレックスを解消したり、更に綺麗になるお手伝いが出来る素晴らしい職業です。

その技術でお客さんに感動し喜んで頂けたときはとてもがやりがいを感じます。

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