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発毛サロン店勤務の仕事はきつい?必要な資格や仕事内容、辞めたい理由とは!

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発毛サロンの仕事きつい 美容/理容/エステ
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発毛サロンの求人を見つけたけど、実際どんな仕事なの?

っていうか怪しい企業じゃないよね?!

と、実態がわからない会社は不安がいっぱいですよね。

特に発毛サロンというところは、実際に来店することは難しいため、コッソリ下見に行くということができません。

興味があるけど、よくわからないところに応募するのは怖いからやめておこう…と諦めてしまったりしていませんか?

そんなあなたに、元発毛サロンスタッフの私が実際に経験した「求人情報には載っていない発毛サロンの裏側」を教えちゃいます!

 

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発毛サロン店勤務の仕事内容や1日の流れ

 

全国に店舗があるんですが、各店舗ごとに「カウンセラー」と「オペレーター」という役割の人がいます。

それは応募するときに自分が好きな方を選べるんですが、簡単に言うと、カウンセラーは契約をとる仕事、オペレーターは施術をする仕事です。

私はオペレーターだったので、こちらの仕事内容をお伝えしますね。

平日の1日の流れは次の通りです。

11:30 出勤、制服に着替え、お掃除開始

11:50 朝礼開始

12:00 サロンオープン

  ~ お客様対応

16:00 ごはん休憩

16:45 トイレ掃除

17:00 お客様対応

  ~ 締め作業、掃除

21:00 閉店、着替え、帰宅

 

だいたいこんな感じです。

土日はオープンが9時に前倒しになります。(店舗により異なる)

完全予約制で、お客様が多かったり、少なかったり日によって違います。

予約の状況によって、どのスタッフがどのお客様を担当するか割り振られ、施術に入ります。

また、スタッフそれぞれに係の仕事が割り当てられていて、商品の発注や在庫管理、売上げの管理、美化担当などを任されます。

係の仕事は、お客様対応の合い間などの空き時間にやることになっているので、計画的にやらないと大変なことになります。

締め作業は、毎日商品の在庫を1個ずつ数えて、間違いがないか確認します。

あとはお金の計算、カルテの冊数を数える、などたくさんやることがあります。

もし1個でも1円でも1冊でも合わなければ、合うまでやります。

それも専用の時間が設けられているわけではなく、閉店までに終わるように自分たちで時間をやりくりします。

 

発毛サロン店勤務に必要な資格や求められるスキルとは

 

年齢不問、必要な資格は一切ありません

残念ながら資格手当もありません

私は一応、美容師免許を持っていますが、なんの手当もつきませんでした。

採用が決まると、本社に2週間、研修に行くことになります。

そこで「この子はうちでやっていけるのかしら」というのを判断されるので、必要なスキルもありません。

 

発毛サロン店の仕事のメリットデメリットについて

 

メリットは頭皮の症状に関することはもちろん、それに関係する生活習慣など、幅広い知識が身に付きます。

お客様にお勧めするからには説得力のある説明をする必要があり、そのために何を聞かれても答えられるように準備をしていました。

また、売り上げを達成するために知識をフル活用し、お客様それぞれにあわせたアプローチをしていかなくてはならなかったので、営業のスキルも身に付きます。

お客様に寄り添い発毛を目指しますので、モチベーションが上がるような声かけを行っていました。

そのため、日頃からプラス思考に考えるようになれたこともメリットの一つだと思います。

デメリットは、売り上げを第一に考えたときに、買う必要のないものまでお客様に売らなくてはいけない場面があります。

そういう時には、お客様を騙しているような気持ちになることもあり、ストレスを感じるということです。

自分の気持ちとは反対の行動を取らなくてはいけないというジレンマに陥ることはデメリットと言えます。

 

発毛サロン店勤務の仕事はきつい?

 

最初はかなりきついと感じます。

なんでかと言えば、かなり時間に追われるから。

施術の時間はコースによって決まっているんですが、例えば1時間の施術だとすれば、1時間の中で、シャンプーが何分、機械を当てる時間が何分、というように分単位で区切られていて、それが1時間ぴったりになるように施術内容を組みます。

なので、使ったシャンプー台を片付ける時間、部屋を移動する時間などは加味されていないため、不可能な任務を強;いられている気分になります。

そして、1時間の予約のすぐ後に、違うお客様の予約が入っている。

Aさんが14時に施術が終わるのに、Bさんが14時から来る。

それに加えて、係の仕事、締めの作業、などなど…

え、無理ですけど!という感じでした。

でも経験を積んでいくと、不思議と時間をやりくりできるようになるんですよね。

できるようになりたいと思って工夫すれば、うまくやれるようになります。

手を貸してくれる仲間もいますしね。

 

発毛サロン店勤務に向いている人、向いていない人とは

 

向いている人は、明るく元気な人。

大きな声を出せないと、上司に説教されます。

私も何度「声が小さい!」と喝を入れられたことか…

そして、素直な人。

教えられたことを素直に聞けない人は、ここでは仕事ができるようにはなりません。

というのは、他の仕事で得たノウハウなどは通用しないところだからです。

すべて研修で1から教わり、店舗でも先輩方から学ぶ。

逆を言えば、教わったことを素直に吸収できれば、すぐに仕事を覚えられるというところです。

なので、頑固な人とか、人を信用できない人、感謝の気持ちがない人は向いていないと思います。

あとは、商売なので、売り上げ目標のために少し強引なこともしなくてはいけないときもあります。

そういうときに仕事と割り切れない人はストレスがたまるので、要注意です。

ただ、「苦手=向いていない」ではないので、やってみたいという気持ちを大事にしてくださいね。

 

発毛サロン店勤務を体験した実際の口コミや評判

 

▼大きい声で社訓みたいなものを言わされるので、宗教っぽい印象を持たれることもあります。

⇒ 社長が気に入っている言葉を言わされているだけなので、宗教ではないです。

 

▼売上目標が達成できなかった月は、原因と対策を用紙にまとめて書いて、上司に提出しなくてはならないです。

⇒ 上司のお気に召すものが書けるまで、何度も書き直しになります。

  偉くなればなるほど、社長からの圧がすごいみたいで、上司も必死です

 

▼休憩中も電話やお客様がきたら対応しなくてはいけないので、ゆっくりできません。

 

▼店舗はすべて女性スタッフです。

⇒ 管理職も女性なので出世したい人は頑張ればチャンスがあるかも?

 

▼大きな給与アップを望まなければ、役職につかない方が安定した生活を送れます。

 

▼毛髪を生やすためにアドバイスしてるのか、利益のためにアドバイスしているのか、だんだんとわからなくなってきます。

 

▼けっこう体力的にきつい。

 

発毛サロン店の給料や年収、面接のポイントなどはこちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。

🔗発毛サロン店勤務の給料はどれくらい?年収や面接のポイントとは!

 

発毛サロン店勤務のストレスや辞めたい理由とは

 

上記の口コミにもあるように、必要なものを買ってもらうパターンと、売り上げが足りないからとか、販売促進中の商品をとにかく売るとか、必ずしもこのお客様に必要ではないものも買ってもらわなくてはいけない状況になったときに、お客様を騙しているようでストレスがたまります。

すべて髪のためにつくられている商品ではあるので、結果、発毛のためと言えますが、あれもこれもとなったときにお客様からも「そんなにいろいろ使わなきゃだめなの?」と言われてしまいます。

毎回必要なものだけ買ってもらえばいいところを、今月あと20万円で売上目標クリアするから…という理由で、3か月分まとめて買ってもらったこともあります。

あと、若いお客様にローンを組ませるということも本当はやりたくないです。

結局借金をさせるということなので、もしこの先このお客様が彼女ができて結婚しようというときに、高額なローンが残っていると考えると…。

収入の多くをここにつぎ込ませていいのだろうか、という気持ちは常にあります。

こんな本音を上司の前で言ったりしたら、間違いなく反省文を書かされるでしょう。

発毛サロンのやっていることを信じられなくなってしまったとき、辞めてしまいたくなりました。

 

まとめ

 

発毛サロンというところはかなり特殊な商売を行うところです。

車とか家とか、たしかな「もの」を売るのではなく、「可能性」を売っています。

その可能性を信じてお客様と二人三脚で発毛を目指すのが発毛サロンのお仕事です。

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