憧れの幼児向け英会話指導員になることができた!
嬉しいですね。
でもいよいよ始めてみると、結構レッスンをこなすのは大変!
思い通りに進まないし、子どもたちの対応も難しい?
辞めたくなることもありますね。
でも英語好きなら、もうひと踏ん張りすることもできるはずです。
やんちゃな子供たちを相手に悪戦苦闘しながらも、指導員を続けた私がこの仕事を続けるコツをご紹介致しましょう。
幼児向け英会話指導員はきつい?
基本的に幼児向け英会話指導員の仕事は楽しいものです。
子どもたちは初めて見聞きすることに興味がありますから、上手に教えればどんどん新しい言葉を覚えます。
きついと感じるのはむしろやんちゃな子どもたちに手を焼く、無理解な保護者の対応に苦労する、多すぎるレッスンをこなしきれないことではないかと思います。
幼児向け英会話指導員はブラックが多い?
幼児向け英会話指導員の仕事は会社に所属して教室や個人宅でレッスンをするので、会社自体の経営が悪いと賃金が低いとか、十分な数のレッスンを紹介してもらえないなどの問題が起こります。
事実経営が破綻した例もあるので、経営母体がしっかりしているか確かめることは重要です。
幼児向け英会話指導員を辞めたいと思う5個の原因とは
①指導員が研修を十分に受けられない、教材が不十分
指導員がレッスンをするのには十分なトレーニングが必要ですが、研修制度が不十分。
使える教材が少なくて、レッスンに差し支える。
これでは良いレッスンができず指導員も自信を無くします。
②レッスンが多すぎて、十分な準備ができない
教室でも幼児宅訪問でもそれぞれに教材を準備し組み立てを考えるので、毎日すし詰めのレッスンを受け持つと、準備がおろそかになりやはり良いレッスンはできません。
③賃金が低すぎて生活するには不十分
アルバイトなら別ですが、指導員の仕事で生活するには正社員となってある程度の賃金をいただかなくてはなりませんが、不十分な場合には転職することもあります。
④生徒が乗り気でない
生徒がやる気がないのは非常に困ります。
ご両親の強い希望でレッスンを始めた場合には、生徒はやる気がなくて指導員泣かせのことがあります。
⑤保護者の方が協力的でない
熱心なあまり、子どもが間違えたり、よそ見をしたりすると叱るなど干渉する保護者の方がいるとレッスンは非常にやりにくくなります。
幼児向け英会話指導員はやめとけ?
「仕事がきつくて、賃金が安すぎるなら、幼児向け英会話指導員の仕事は止めなさい。」と言う人もいますね。
でも英語が好きで、子ども好きだから何とかして指導員の仕事をしたいと思う人もいるはずです。
学校と違って働き方や賃金に一定のルールがあるわけではないので、自分の英語の才能を活かせて、しかも条件の良い会社を探すことはできると思います。
幼児向け英会話指導員を辞めたい時の対策や乗り越える方法とは
誰でも雇用条件が悪ければ辞めたくなります。
それ以上にレッスンがうまくいかないと続けるのは無理かなと思うものです。
レッスンをスムーズに行うには次のような点に気をつけましょう。
◎子どもに英語が好きになるようなレッスンをする
◎英語の小話をする
◎やさしい英語の歌を振りも入れて一緒に歌う。
◎子どもたちが英語を言えたらかなりオーバーに褒める
◎積極的に英語ゲームを取り入れる
◎テキスト通りにレッスンをするだけでなく、先週の出来事をジェスチャー入りの英語で話す
⇒ 例えば「土曜日にスーパーに行ったがお金を忘れた。」といった失敗話をすると子どもたちは喜びます。
◎子どもたちの好きなキャラクターなどを覚えて、会話に取り入れる
⇒ レッスンの内容が面白ければ、やる気のない子どもでも乗ってきます。
幼児の場合は、勉強するというより活動をしながら言葉を覚えるというスタンスがいいですね。
◎保護者の方に協力を求める
⇒ たまには熱心のあまり、子どもに勉強を強いるパパやママがいます。
そのような場合には子供に聞こえないように、あるいはお手紙などで「子どもたちに伸び伸び取り組ませてあげてください。」とお願いするのは一つの方法です。
ごく小さい子どもならば、保護者の方も一緒にゲームに参加していただくのもいいですね。
私は幸運にも過敏な保護者の方には当たりませんでしたが、お子さんがまだ小さくて、昼寝をしている子どもさんを起こしてレッスンをしてくださいと言われることはありました。
こんな時は当然ご機嫌が悪いし、レッスンは進みません。
思い切って半分ぐらいはゲームをして眠気を覚ましたこともありましたが苦情は出ませんでした。
幼児向け英会話指導員になるにはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
🔗幼児向け英会話指導員になるには!必要な資格や難易度、仕事内容とは!
幼児向け英会話指導員への転職で失敗しない会社の選び方やポイント
大手の英語教室でも幼児向け英会話教室を行っているところがあります。
ですから母体となる会社の経営がしっかりしているかが重要です。
ところがこれを見極めるのはかなり難しいですね。
私の知るところでは、規模を縮小する傾向にある教室は危険です。
また、研修制度が十分にないところも避けたいところです。
幼児向け英会話指導員の仕事はそれほどきつくはありません
極端に低い賃金で多すぎるレッスンを受け持つことがなければ、幼児向け英会話指導員の仕事はそれほどきつくはありません。
仕事の内容ではレッスンに関心がない子どもにも英語の楽しさを教えてあげる工夫をすることが重要です。
保護者の方にも協力を求めることも必要です。
英語好きの方が英語好きの子どもたちを育てることを期待したいものです。