保育士の1日の流れとは
早番は7:00、遅番は9:30に出勤します。
早番は7:00には子どもが来るのでその時間までに鍵を開け、園の周辺を掃除したり洗濯ものを畳んだりと環境を整えます。
子どもが登園してくるので順次受け入れ、体調の確認などをして保護者とコミュニケーションを取ります。
9:00から朝の会をして牛乳を飲み、体操をします。
9:30からは近くの公園にお散歩に行ったり、室内で運動遊びや制作などをして過ごします。
11:30から順番に給食を食べ、その後午睡をします。
子どもが寝ている間に連絡ノートを記入したり、制作物の準備をしたりします。
15:00に子どもを起こし、おやつを食べます。
15:30から保護者がお迎えに来るまでの時間は自由に過ごします。
18:30頃に全員が降園したら部屋を片付けて、戸締りをして退勤します。
保育士のメリットデメリット
メリット
保育士として働くメリットは、日々かわいい子どもたちと関わりながら働くことができることです。
私は小規模保育園で働いていたので、0~2歳児の子どもしかおらず一番かわいい時期に関わらせてもらえてとても嬉しかったです。
また、自分に子どもができたときには大抵のことに動じることなく子育てをすることができると思います。
デメリット
デメリットやきついところも、もちろんありました。
大体の保育園がシフト制のため、生活リズムが安定しません。
私の場合、早番の日は5時に起きていました。
冬はとても暗くて寒いので、私はこんな時間に何をしているのだろう…という気持ちになることもありました。
また、子どもたちもかわいいばかりではなく、全く言うことを聞いてくれなかったり激しいけんかをしてしまったりすることがあります。
その時は、自分の不甲斐なさに落ち込むことも多かったです。
保育士の給料とは
私が働いていた園では月給17万円でボーナスは年1回の2か月分でした。
できたばかりの園だったこともあり、退職金はありませんでした。
手取りとなると15万円いくかいかないか…正直厳しかったです。
給料面に関しては本当に園によって違うと思います。
私が働いていた小規模保育園よりも、社会福祉法人の保育園の方が給料が高いことが多いと思います。
ボーナスも4か月分も出してくれる園もあるようです。
その分年間休日が少ないなどはあるかと思うので、何に重きを置いているのかをはっきりさせておいた方が良いかもしれません。
保育士に向いている人向いていない人
よく、『保育士に向いていない人はいない。』とネットなどに書かれているのを見ますが、私はどんな仕事にも向き、不向きがあると思っています。
私自身、保育士に向いていないと思い退職しました。
向いている人
まず、向いていると思う人はメンタルが強い人、責任感のある人、行事などを企画することが好きで行動力のある人、ピアノ(その他の楽器)が得意な人、体力がある人、人前で話すことが得意な人などです。
向いていない人
保育士は子どもの命を預かる大変な仕事です。
少し落ち込むようなことがあったくらいで投げ出してしまうような人には向いていません。
また日々の活動を考えたり、季節ごとに制作物や出し物を考えたりとたくさんのアイデアを求められることが多いです。
新しいことを考えたり、またそれらを行動に移したりする力が必要になります。
行動力がない人にもこの仕事はしんどいと思います。
保育士のやりがいや将来性
保育士の仕事は大変ですが、やりがいは十分にあります。
子どもたちが毎日楽しく通ってくれている姿を見たり、はじめはあまり話してくれなかった保護者がたくさん相談してくれるようになったりすると嬉しいです。
日々の中で自分にしかできない関わりがたくさんあるので、試行錯誤しながら自分なりの保育を見つけていくことがやりがいだと思います。
保育はロボットにはできません。
子どもの表情や行動、まだ話すことができない乳児でも泣き方や身振りにたくさんの情報、気持ちが込められています。
これらを感じ、読み取ることができるのは毎日のかかわりの中で信頼関係を築いてきた保育士にしかできないと私は思います。
この仕事は将来的にも機械に奪われることなく、人の力が必要な職業であり続けるでしょう。
保育士の給料明細とは
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