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海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務の仕事に就くには!必要な資格や給料・年収はいくら?履歴書の書き方や面接のポイントまで解説!

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海外オンライン英会話なるには 教育/保育/塾
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新しい英会話学習のかたちとして、老若男女問わず人気が高まりつつあるオンライン英会話。

スクールの多くは人件費の安いフィリピンに拠点をもって、日本に向けてレッスンを行うことが多いです。

中小・大手・外資問わず様々な企業が参入しているオンライン英会話スクール。

この記事では大手英会話スクールで、オンライン英会話スクールの教室運営やマーケティングを担当していたスタッフが、体験をもとに必要な資格や給料など裏事情もまじえてお伝えします!

 

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海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務の仕事に就くには

 

オンライン英会話の仕事に就くには大きくわけて2つの方法があります。

 

①日本国内の英会話スクールの業務に就いて、異動を希望する

②フィリピン現地での採用に応募し、いきなり現地で働く

 

私は①の流れからフィリピン・セブ島に新しく立ち上げることになったオンライン英会話スクールの業務に運良く就くことができました。

「運良く」と書いたとおり、前者は希望通り行くとはかぎらない狭き門です。

下手すると数年は国内のスクール運営に従事しないとなかなか海外でのお仕事に縁がないケースも…

②は採用されれば希望通り、いきなり海外での勤務がスタート!

多くの企業ではすでにスクール運営のノウハウがあり、講師研修や日本法人とのやりとりなど研修を受けた上で業務をはじめるので英会話スクールでの勤務経験がない方でも、英語力・コミュニケーション力に自身があれば苦労する可能性は低いと思います。

ただ①と②で大きく違うのは給料・条件面。

くわしくは「オンライン英会話の教室運営・マーケティング業務の給料や年収はいくら?」でお伝えしますね。

 

海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務について必要な資格や免許とは

 

日本国籍をお持ちで、成人されている方であればビザの申請以外に特段必要や資格や免許、手続きを求められる可能性は低いです。

講師として勤務する場合はTOEIC〇点以上など、英語関連の資格を求められるケースもありますが、教室運営などバックオフィス業務がメインでしたらそれも必要ありません。

求められるのはとにもかくにも英会話力、というよりそれ以上にコミュニケーション力!

フィリピンに限らず海外では、雇用契約に記載されていない業務は一切やらない(やってくれない)のは当たり前。

「ちょっとこの書類の英訳手伝ってよ」「こういうイベントがあるからレッスンのない時間協力してよ」と相談しても、はっきりNo!と返されることは日常茶飯事。

まぁしょうがないよね、と気軽にとらえないとやってけないこともしばしばです。

 

海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務の給料や年収はいくら?

 

「オンライン英会話の教室運営・マーケティング業務の仕事に就くには」でお伝えした通り、日本国内での採用後海外に出向するか、はじめから海外(フィリピン)で就業するかで大きく変わるのが給与面です。

国内で採用となると日本での給与条件がそのまま適用され、日本の3分の1と言われるフィリピンだとかなり高い生活水準が保証されます。

私が働いていた2015年当時だと、500mlのコーラ(ペットボトル)がだいたい30円で買えました。

住居(ホテル)も会社負担だったため、当時の年収450万円でもフィリピンではかなりリッチな生活が保証されていました。

海外採用だと現地の給与水準が適用されるケースが大半。

日本円にして年収150万円弱とそれでもフィリピンでは高給の部類に入りますが、いずれ日本に帰ろうと思っている方にとっては不利な条件であることは否めません。

ずっと海外で仕事をするか、いずれ帰国をするつもりかしっかり考えた上でどちらのルートを選ぶか考えることをおすすめします。

 

海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務の給料は安い?

 

オンライン英会話にかぎらず、外国語教育の企業全般に言えることですが給与水準は決して高くありません。

教育に傾ける情熱や異文化コミュニケーションにやりがいを感じる方でないと長く続けることは難しいでしょう。

私がフィリピンで働いていた間にも、日本人スタッフが少なくとも5名は短期間で辞めていき、出入りの激しい職場ではありました。

幸い私はマーケティング職も兼任していたので、手当等で教室運営のみのスタッフよりは高待遇で働かせていただき、帰国してからも生活に困るという給与ではありませんでした。

ただ、余程突出したスキルや経験、管理職になれる自信があるという方でない限り給料への期待は持たない方が良いと思います。

 

海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務の給料明細

 

月給のうち基本給が21万円に対し、海外出向手当が6万円ほど。

その他職務等の手当がついて月給のトータルは30万円強でした。

ボーナスが年2回、計4ヶ月ほどいただけたので、トータルの年収としては450万円ほどとなりました。

当時20代後半だった私としては満足のいく条件ではありました。

ただ、残業手当はあってない(=細かく管理されていない)体制だったため、サービス残業は日常的。

といっても月20~30時間ほどで、前述の通り住居代は会社負担だったためそのくらいは…と許容できる範囲内ではありました。

 

仕事内容の詳細や仕事のきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務に向いている人向いていない人とは

 

海外で働きたい、教育に携わりたいという情熱のあることが必須です。

やりがいは大きく、反面そこに価値を見いだせる方でないと長続きしないのが正直なところです。

また、働く同僚の大半が外国人なので異なる価値観や文化に戸惑わず、前向きに感じる感性が必要だと思います。

たとえばフィリピンの国民性として、注意するときは同僚のいる前では決してしないこと。

大勢がいる前で注意するとプライドを傷つけられたと感じ、退職してしまうケースが何度かありました。

他にもいくつか気をつけるべきことはありますが、基本的にはフィリピンの方は日本人=きちんとしている、先進国、技術がすぐれているなどポジティブなイメージをもってくれているケースが大半なので、コミュニケーションを心がければとても働きやすいです!

 

海外のオンライン英会話の教室運営・マーケティング業務についての志望動機の書き方や面接のポイント!

 

募集背景やその企業によって分かれるとは思いますが、共通するのは熱意ではないでしょうか。

海外で働くというのは憧れを持つ方も多い反面、仕事だけでなく生活もがらっと変わるのでストレス耐性がないと続かないタフな仕事です。

そのことを念頭において、なぜこの仕事をしたいと思ったのか、どんなことを達成したいのかを自分ごととしてしっかり伝えることが第一歩です。

私がフィリピン勤務できた理由として当時の上司に言われたのは、お客様視点だけでなく一緒に働くフィリピン人スタッフのサポートを日本オフィスと連携して行っていきたいと具体的に書いたことが良かったと言われました。

私が働いていた企業は熱意を買ってくれる傾向があったので、そこが良かったのだと思いますが、大なり小なり熱意をもった人を採用したいという企業は多いはず。

反面、教室運営やマーケティングの経験が乏しくても熱意は誰にも負けない!という想いが伝わる機会はあるはずです。

 

急がば回れ?最短距離?給与をとるか経験をとるかはあなた次第!

 

国内で海外勤務の機会を待つか、海外での経験を優先するかは大きな分かれ道です。

正直、前者ではチャンスに恵まれないことも十分に考えられますが、経済的には優遇されます。

情報収集をしっかりされた上で、ご自身の経験や年齢と照らし合わせた上でどちらのルートを選ぶかを吟味しましょう。

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