私は二十歳の時に、当時都内で8店舗経営しているヘアサロンへ就職しました。
その当時は美容師アシスタントとして仕事をしていました。
今回の記事では、美容師アシスタントの給料や手取りはいくらなのかなどについてお話していきます。
美容師のアシスタントの給料や手取りはどれくらい?
私が就職した美容室では、保険料や税金などもろもろ引かれて月収約18万円程でした。
これは美容師アシスタントの初任給としてはかなりもらえている方だと思います。
だいたいアシスタントだと15万円前後がよくある給料と言われています。
そう考えると、1年目のアシスタントのわりには条件が良かったです。
初任給でこの金額だったので、店販やチラシ配りの戻りなどでプラスαつくこともありました。
美容師のアシスタントは生活できないって本当?
美容師アシスタントの給料は多くが15万円前後と言われています。
これでは自由に使えるお金も少ないんですよね。
服装に気を使わなければいけない職業でありながら、なかなか欲しいものも変えない状況です。
しかし、お店によっては給料とは別途、私服代を支給されるところもあり、収入の少ないアシスタントにはかなり嬉しい制度です。
また、制服がある美容室もあります。
私の友人が働いていた美容室がそうでした。
テレビに出ているような有名店のアシスタントともなれば、親の仕送りと自分の給料を足して生活する人もいます。
都心にある芸能人も御用達の有名店は、美容師を目指している人の憧れでもあります。
そういうお店のアシスタントと聞くと、給料も良さそうに聞こえますが、実はそういうお店の方が給料が安かったりします。
その分、そういった美容室に就職するためには1次2次3次…と面接を潜り抜けなければいけませんし、その人の個性やセンスを見るためにスタイルブックなどの提出をするよう言われる事が多いです。
給料が安くても、有名店で働けてるというステータスが勝るのかもしれませんね。
都内でいうならば、渋谷や原宿、表参道などのメジャーな地区ではなく、都心から少し離れた23区や市にある美容室の方がアシスタントの給料は良いことが多いです。
とはいっても、個人店とチェーン店でも給料に差がでますのであくまでもひとつの目安としてお考えください。
美容師のアシスタントはいじめが多い?
人の数だけそれぞれ性格や考え方などもさまざまですよね。
美容師に限らず、人間関係で合う合わないという問題はどこに行っても出てきます。
私自身、美容室に就職した時は先輩の人たちがとても良くしてくれました。
いじめもなく楽しく過ごしていましたが、1人だけ私のことをよく思っていない人はいました。
だからと言っていじめに遭ったということでもありません。
その人は私と同い年で、私より1年早くその美容室に就職していました。
私は専門学校を卒業してからの就職、その先輩は高校卒業してからすぐその店に就職したようです。
私は美容師の知識や技術だけでなく、メイクやネイル、着付け、エステなど美容全般を幅広く勉強してきました。
幅広い美容全般の知識は私の方が上ですが、相手は美容師に関することしか経験していません。
それとは逆に、美容室での経験値は相手の方が上です。
私はそんなことを一切気にしていなかったのですが、同い年で専卒ということをずっと気にして追い越されてしまうのではないかと相手側は勝手にプレッシャーを感じていたようです。
そんな事を知らない私は、挨拶しても返されず、常に冷たい態度を取られていました。
あとから聞けば、そういう理由があったんだと思うことができましたが、まだ何も知らない時期は、悪い事もしてないのに冷たい態度を取られているのは理解できませんでしたね。
美容師のアシスタントは怒られる?
怒られることも当然あります。
まだまだ一人前ではないため、完璧な事はできません。
怒られたり注意されたり、失敗する事で分かる事、覚える事はたくさんあります。
むしろ、怒られないことの方が難しいと思います。
美容師のアシスタント「あるある」話とは
美容師アシスタントはシャンプーを主にメインとして動きます。
シャンプーだけの時もあれば、カラー剤を落としてからのシャンプーの場合もあります。
毎日毎日シャンプーしていると当然手も荒れてきますし、カラー剤が染みついてくるので爪や指先が茶色くなってきます。
ここまでくると、いくら洗っても落ちないんですよね。
そういう手をしている人は大概美容師アシスタントの人が多いんですよ。
美容師のアシスタントの仕事内容やどれくらいきついかについてはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
🔗美容師アシスタントの仕事はきつい?仕事内容やできることとは!
美容師のアシスタントに大切なこととは!
その場の空気を読み、今何を優先に動くかを常に考えて行動する事が一番大切です。
アシスタントは、アシスタント業務をしっかりこなさなければいみがありません。
指示された事を素直に聞く、回りを見渡して今何をするべきがを判断することが重要です。
まとめ
美容師アシスタントの仕事内容についてお話してきました。
これは私が経験してきたことなので、美容室は全てこの通りというわけではありません。
個人店や大型店によってもお店のやり方は当然変わってくるので、ひとつの経験談として考えてもらえればと思います。