私は、子供のころからショールームなどで受付にいるお姉さんに憧れていました。
そして、大人になり、あるハウスメーカーに就職します。
憧れだった受付を担当することになりました。
きれいな制服を着て、モデルハウスやショールームでの接客。
また、接客以外にも事務作業もこなしていました。
ずっとただ座っているだけではなく、実は色々な仕事をしているのです。
私の経験から感じたことや1日の仕事の流れなど、モデルハウスの受付の仕事内容をまとめました。
モデルハウスの受付の仕事内容や1日の流れ
モデルハウスの受付の仕事内容は、平日と休日でけっこう違います。
平日は来客が少ないので仕事量がかなり減ります。
休日になると、たくさんのお客様が来場されるので、一日に何人もの人を接客します。
ある休日の1日の仕事の流れをご紹介します。
朝、モデルハウスの掃除をします。
お客様が来場されるまでに、外回りからモデルハウスの中の隅々まできれいに掃除をしておきます。
コーヒーやお茶などの飲み物のストックを確認したり、お湯をわかしたり、お客様が来場されるまでに色々な準備をします。
そして、オープンするとお客様の接客です。
営業担当がモデルハウスにいる場合は、営業が詳しく案内するのですが、いない場合は自分で説明します。
そのため、ハウスメーカーの特色や住宅についての知識は必要でしたね。
お客様へのお茶出しをしたり、商談中は子供が飽きてしまわないように子供と遊んだり。
お客様に楽しんでもらえるように心がけていました。
そんな色々なことをしているうちに一日が終わります。
ゴールデンウィークやイベント開催中の休日は、来客がめちゃくちゃ増えるので、休憩がほとんど出来ないほどでした^^;
平日となると、来客が少ないので事務仕事もします。
お客様名簿を作ったり、イベントの広告をまとめたり、DMを作成したりと、色々していました。
もちろん、平日がお休みのお客様もいるので、いつ誰がモデルハウスに来てもいいように、いつも準備はしています。
私が勤めていたハウスメーカーは、県内にモデルハウスやショールームがたくさんあったので当番を決めて担当していました。
受付をしていた先輩や同僚とは仲が良くて楽しかったですね。
モデルハウスの受付に必要な資格や求められるスキルとは
モデルハウスの受付に必要な資格は特にありません。
求められるスキルはコミュニケーション能力です。
モデルハウスにはいろんなお客様が来ます。
年齢も様々、子供からお年寄りまで、どんなお客様にも気持ちよく楽しく過ごしてもらえるようにと考えていました。
そして笑顔も大切。
受付がイライラしていたり、無表情でムスッとしていたら、なんだか嫌な感じがしますよね…。
受付は、会社の顔ともいえる大事な仕事。
お客様に良い印象を持ってもらえるように、表情や心遣いも大切でしょう。
モデルハウスの受付の仕事は楽?きつい?
モデルハウスの受付の仕事、私自身は、とても楽しくしていました。
きつさを感じたのは、受付に配属されて間もない頃のことです。
色々なお客様が来るので、たまに理不尽なクレームを言ってくるような人の対応をすることもありました。
年配の人に怒られるとやっぱり怖いし、辛い気持ちになってしまいます。
でも、経験を重ねることで、接客することに余裕がでてきます。
落ち着いて対処することが大事なんだということがわかりました。
配属されたばかりのころは悩みも不安もあり、きついと感じることもありましたが、経験を重ねるほどに、仕事の楽しさがわかるようになりました。
モデルハウスの受付の時給や服装、面接のポイントなどはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
🔗モデルハウス(ショールーム)の受付の時給はいくら?志望動機の書き方や面接時の注意点とは!
モデルハウスの受付に向いている人、向いていない人とは
モデルハウスの受付に向いている人は、コミュニケーション能力が高く気配りができる人ですね。
営業力がある人も向いていると思います。
向いていないのは、空気が読めない人です。
接客がきちんとできない人も向いていません。
会社の売り上げに関わってくる大事な仕事をしているんだという気持ちを忘れないこと。
どんなことにも一生懸命できる人は向いていますね。
モデルハウスの受付の実際の口コミや評判
モデルハウスの受付の実際の口コミですが、「人と話すことが好きなので楽しかった。」や「かわいい制服を着れるのでモチベーションがあがった。」などなど…。
また、悪い口コミでは、「すごく気を使うのでしんどかった。」や「いつも笑顔で疲れる。」などがありました。
確かに人に見られる仕事、常に気配りや心遣いが大事だと考えるとちょっと疲れてしまいそうですよね。
でも、それが自分自身を磨くきっかけとなって、より良い仕事が出来るようになります。
モデルハウスの受付のストレスや辞めたい理由とは
モデルハウスの受付をしていてストレスを感じることは、クレームや理不尽なことを言うお客様ですね^^;
色々な人が来ます。
どうしても無理なことを言われたり、急に怒り出すような人もいました。
そんな時でも、冷静に対処しなければなりません。
若いとそんなスキルがないですからね…。
クレームおじさんや無理難題を言ってくるおばさんに対して「もう嫌だ。」と辞めたくなってしまうかもしれません。
モデルハウスの受付は経験を重ねることで自分自身を向上させてくれる
モデルハウスの受付は、憧れていたかっこいい世界でした。
ただし、努力や一生懸命さは必要。
ただ座っているだけではなく、色々考えて自分から行動します。
経験を重ねることで、自分自身を向上させてくれるでしょう。