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浄化槽管理士(点検業務)になるには!必要な資格や給料・年収はいくら?履歴書の書き方や面接のポイントまで解説!

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士業
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下水道がある地域の方はピンとこないと思いますが、田舎の方では下水道がないことがあり、その場合は生活排水を浄化槽を通して放流しています。

そこで今回は、その浄化槽の点検業務を行う浄化槽管理士について以前浄化槽管理士として働いていた私の実体験をもとにご紹介します。

浄化槽管理士に必要な資格、給料などについてまとめていきますので、浄化槽管理士に転職を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

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浄化槽管理士(点検業務)になるには

 

浄化槽管理士になるには、ハローワークでの紹介、求人サイトからの応募があります。

ですが、浄化槽管理会社はあまり募集をかけることがありません。

というのも、浄化槽管理士の仕事は離職率が低く、人手不足になりにくいんです。

とはいえ、急な欠員などにより募集がかかることはありますので、こまめに求人サイトなどをチェックしていれば応募するチャンスはあります。

それとは別に、気になる浄化槽管理会社のホームページもチェックしましょう。求人サイトには掲載していないものの、ホームページから求人に応募できる場合もあります。

気になる浄化槽管理会社が、求人サイトでもホームページでも募集をかけていない場合は会社に直接連絡を取って働きたい意志を伝えてみましょう。

大々的に募集はしていないものの、新入社員を雇う余裕があることもあります。

 

浄化槽管理士(点検業務)に必要な資格や免許とは

 

浄化槽管理士に必要な資格は浄化槽の維持管理を行うための「浄化槽管理士」の国家資格が必要になります。

「浄化槽管理士」の国家資格を取得するためには国家試験に合格するか、13日の認定講習を受ける方法があります。

国家試験の合格率は20%前後でかなり難しいものとなっており、認定講習を受けて資格を取得する人が多いです。

認定講習の費用は13万円ほどかかりますので安くはありませんが、講習最終日に行われる試験の合格率は80%ほどになります。

また、浄化槽管理士資格は会社負担で取得できることも多いので、取得支援制度のある会社に転職することをおすすめします。

ちなみに私も会社負担で認定講習を受けさせてもらい、浄化槽管理士資格を取得しました。

また、大型施設などの処理対象人数が501人以上になる大型の浄化槽の場合は「浄化槽技術管理者」の資格が必要になります。

ですが、大型浄化槽などの点検業務はベテランの社員が行うことが多いのでまずは、浄化槽管理士資格さえあれば問題ありません。

浄化槽管理士資格に加えて、普通自動車運転免許が必要になります。

点検業務は軽トラック・軽バンなどでの移動になりますので、普通自動車運転免許は必須です。

 

浄化槽管理士(点検業務)の給料や年収はいくら?

 

浄化槽管理士の平均年収は340万円となっております

私が勤めていた浄化槽管理会社の年収は、1年目のボーナスを含む年収が約380万円で毎年の昇給があり、20年以上勤めている人の年収は500万円以上でした。

知り合いが勤めている浄化槽管理会社はさらに給料が高いという話も聞いておりましたので、地域などによって給料は大きく異なるようです。

 

浄化槽管理士(点検業務)のメリット・デメリット

 

浄化槽管理士のメリットとデメリットを私の実体験と知人からの話をもとにまとめておきます。

 

メリット

 

・体力的にきついことがないので、長く勤められる

・暮らしに欠かせない仕事なので給料が安定している

・国家資格なので、浄化槽管理士としての転職には有利

 

デメリット

 

・歩合給や成果報酬はないので、年功序列の給料

・毎日糞尿を見ることになるので、苦手な人にはきつい

 

浄化槽管理士(点検業務)に向いている人向いていない人とは

 

浄化槽管理士に向いている人は、汚物を見ることに抵抗がないまたは耐えられる人です。

向いていない人はその逆です。

というのも、浄化槽管理士の仕事は特別難しいということはなく、体力的にもきつくありません。

問題は糞尿を見ることと、臭気があることです。そこさえクリアできれば、誰にでもできる仕事です。

 

浄化槽管理士(点検業務)の面接で聞かれることや服装について

 

浄化槽管理士の面接では、人柄を重要視しています。

個人宅や施設に出向いて仕事をするので、そこでのコミュニケーションが大切だからです。

そのため、学歴はあまり重要視されません。

面接の服装はよほど奇抜なものでない限り普段着でも問題ありません。

 

浄化槽管理士(点検業務)の志望動機の書き方や例文とは

 

浄化槽管理士はお客様との関係と良い関係を築き、突然のトラブルなどに臨機応変に対応できる人が求められます。

そのため、人と関わる仕事や、スケジュール管理やトラブル対応の仕事をしていた人はそれが強みになります。

 

浄化槽管理士(点検業務)への転職はこんな会社がおすすめ

 

浄化槽管理士への転職には、浄化槽管理だけを行なっている会社ではなく、下水道やゴミ収集、リサイクル業など、浄化槽以外にも環境業務を行なっている会社をおすすめします。

浄化槽管理業務だけの会社よりも、他の業務も行なっている会社の方が給料が高くなる傾向にあります。

 

安定した仕事と給料が欲しい方に浄化槽管理士がおすすめです!

 

浄化槽管理士には、国家資格が必要となりますが、取得してしまえば安定した給料が得られます。

また、肉体的な負担が少ないので長く安定して勤められます。

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