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浄化槽管理士(点検業務)はきつい?仕事内容や1日の流れとは!口コミや評判、辞めたくなる理由はなに

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士業
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下水道がない田舎や、山の上の家などで生活排水を浄化して放流しているのが浄化槽です。

その浄化槽の保守点検業務を行なうのが浄化槽管理士です。

そんな、浄化槽管理士の仕事はきついのか、仕事内容や1日の流れなどについて、以前浄化槽管理士として働いていた私の実体験、今も働いている知人からの話をもとにご紹介します。

これから浄化槽管理士として働きたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

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浄化槽管理士(点検業務)の仕事内容とは

 

浄化槽管理士の仕事内容は、スーパーや老人ホーム、公園などの大型施設や個人宅の小型浄化槽の保守点検業務を行います。

浄化槽は各メーカーなどにより形は異なりますが、処理方法は2種類しかありませんので覚えることは多くありません。

お客様のところを訪問して、浄化槽の点検を行いますが、まず点検を行う前に周囲の清掃を行います。

これは、ゴミや砂などが浄化槽に入って処理能力が落ちることを防ぐためです。

周囲の清掃を済ませたら、作業開始です。

作業内容は、処理が済んでいる水の確認を行います。透視度、温度、ph値、塩素濃度、アンモニアが処理されているか、大腸菌が処理されているかなどを確認し、消毒の薬を補充します。

水質に以上があれば、ブロワーの強弱を変えたりして水質改善に繋げます。

その後汚泥の堆積量の確認、詰まることなく水が流れているかの確認、ブロワーが正常に作動しているかの確認をします。

それが全て終わればブロワーのフィルターの掃除、浄化槽の軽い水洗いを済ませて終了というのが一連の作業になります。

大型施設の浄化槽の場合、週2回、週1回、月1回など大きさに応じて点検回数が変わります。

個人宅の小型の浄化槽の場合は3ヶ月に1度点検を行います。

 

浄化槽管理士(点検業務)の1日の流れとは?

 

私が勤めていた会社をモデルに浄化槽管理士の1日の流れをご紹介します。

朝の7時に会社を出発してお客様の個人宅、施設を訪問して、先に述べた作業を行い、昼に帰社して昼食、休憩をとり、また午後から点検業務にいき、16時ごろに帰社するという流れでした。

それぞれの浄化槽の状況により時間の誤差はありますが、大型浄化槽は、午前中に2、3件ほど作業を行い、午後から1、2件ほど作業を行い会社に戻って消毒の薬や道具を補充して、浄化槽の状態のデータを端末に打ち込んで終了になります。

小型浄化槽では、午前中に8、9件ほど、午後から4、5件ほど作業を行います。

この仕事に加えて、水が詰まったり、家の中に臭いが上がってきたり、機械の不具合などが起きた場合には、そちらに急行してすぐに問題を解決しなければなりません。

 

浄化槽管理士(点検業務)はきつい?

 

浄化槽管理士の仕事は体力的にはきついことはありません。

浄化槽管理士は軽トラック・軽バンでの移動になり、長距離の運転はありません。

また、作業も力が必要なことはありませんので高齢の方や女性の方でも問題ありません。

ですが、きついことはあります。

生活排水の処理を行なっている浄化槽ですので、蓋を開けると汚泥(糞尿)がありますので汚いですし臭いもあります。

また、虫も湧いてきますので殺虫剤は必須アイテムです。

浄化槽管理士の仕事は、点検ルートや点検時期を自分で管理しなければならないので、スケジュール管理能力が必要になります。

また、緊急でのトラブルなどもあるので、臨機応変にスケジュールを変更できる柔軟性も必要になります。

ですので、汚いものが苦手な人、自分で考えて行動することが苦手な人にはきつい仕事となっております。

 

浄化槽管理士(点検業務)のリアルな口コミや評判について

 

浄化槽管理士として働いていた私の実体験と知人の話をもとに、良い点と悪い点をまとめておきます。

 

良い点

 

・自分でスケジュールを決められるので有給の取得がしやすい

・給料が安定している

・体力的にラクなので定年まで無理なく働くことができる

・基本的に平日のみの勤務で、残業がほとんどないので、プライベートが充実する

・生活に欠かせない仕事なのでやりがいがある

 

悪い点

 

・臭くて汚いので、抵抗がある人には難しい

・成果を挙げられる仕事ではないので、毎年の昇給しか給料アップは望めない

 

浄化槽管理士(点検業務)を辞めたくなる理由とは

 

浄化槽管理士を辞めていった人の多くは、仕事がきついという理由はほとんどなく、人間関係がうまくいかなかったりやっぱり汚いことや虫が耐えられなかったという理由がほとんどでした。

 

浄化槽管理士(点検業務)を辞めたくなった時の乗り越え方や対処法

 

先に挙げた、浄化槽管理士の辞めたくなる理由の人間関係の対処法は、苦手な人との距離感を掴むことと苦手な人とが辞めることを待つしかありません。

汚いことはどうしようもないですが、虫に関しては蓋を全部開ける前に、少しだけ開けてその隙間から殺虫剤を中に噴射すると、虫が飛んできませんので試してみてください。

 

まとめ

 

浄化槽管理士の仕事は体力的にきついことはありませんので、汚物に抵抗がない人には条件の良い仕事です!

浄化槽管理士は体力的にきつい仕事はなく、仕事量を自分で調節できて休日も多いです。

ですので、汚物に抵抗がなければ定年まで安定して働くことができるでしょう。

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