霊柩車とは葬送のため運用された車です。
遺体を火葬場まで運搬するための車です。
そのドライバーの仕事内容や勤務体制についてご紹介します。
給料など実際に働いたときの情報をまとめてました。
町中で目にしたことがある、霊柩車の情報をまとめました。
求められるスキルや待遇についても記載しております。
参考してみてください。
霊柩車ドライバーの仕事内容や1日の流れ
勤務内容は企業によって異なります。
また、正社員なのか派遣なのかでも大きく異なりますので、下記は参考程度としてご覧ください。
8:00 出勤
アルコール検査を行って朝礼参加
(スケジュールの確認や交通状況などを確認します。)
9:00 霊柩車確認
前日に掃除はしていますが、再度確認を行います。
エンジンチェックやランプ確認など丁寧な作業を求められます。
10:00 霊柩車運転
火葬場まで運転をしますが、その日によってスケジュールは大きくことなります。
基本的に3~5件予約があることが多いです。
11:00 火葬場到着
安全運転を行って火葬場までいます。
12:00 帰社
火葬場から帰社すると霊柩車の整備と報告書を作成します。
場合によっては、次の運転に備えることもあります。
12:30 昼食
昼食時間は前後することがありますが、1時間の昼食タイム
13:30 運転&事務作業
予約状況によっては、運転を行います。
予約が無ければ、予約の確認など事務作業を行います。
他のドライバーが戻ってきたら一緒に清掃など霊柩車チェックもします。
15:00 出発
15:30 帰社
17:00 退勤
報告書を作成し、次の日の準備や確認を行って退勤
霊柩車ドライバーの仕事はきつい?
肉体的疲労は少ないです。
ただ、精神的疲労はあります。
慣れないうちは疲れがたまりやすいと思います。
遺族の気持ちなどに感情移入してしまうと非常につらいものがあり、また、人生の最後という場面に立ち会うことになりますので、作法が需要になります。
普段と違うことに気を遣うことになります。
集中力を切らすことなく業務を行う必要があります。
そのため、精神的なダメージを受けやすいです。
ただ、残業などほとんどない職業になりますので、退勤後はリフレッシュする時間があります。
霊柩車ドライバーに必要な資格や免許は
普通免許は絶対に必要になります。
ドライバーを目指す人ならば必ず持たないといけません。
普通免許さえあれば採用してもらえる可能性は高くなります。
運転免許がなくてドライバーになりたいと思っても上手くいかないことがほとんどです。
ドライバー職を目指すならば免許は必須条件です。
霊柩車を運転するには、基本的に普通免許で問題ありません。
大型免許など必要ではありません。
場合によっては、入社や採用後に免許取得可能ということもありますが、それは稀なケースです。
欲を言えば、二種免許を持っていると仕事の幅を広げることができます。
これは必須ではありませんが、採用時に有利に働くこと間違いなしの免許です。
霊柩車ドライバーの給料や年収はいくら?
勤務している企業によって異なりますが、平均年収は300~400万円です。
勤務形態によって異なりますが、高給料とはいいがたい職業です。
月収でいうと20~25万円程度が相場です。
勤務状況で深夜や早朝勤務がある方はもう少し年収がアップしますが、基本的に深夜など対応しないケースが多いです。
また、企業によってはドライバー+αの仕事を求められることもあります。
そうなると、給料は上がってくるはずです。
たとえば、電話対応や営業活動を行うケースもあります。
霊柩車ドライバーの給料は安い?
ドライバー職の中では安いです。
走行する距離が短いこともあり給料は低くなっています。
ドライバーとしての実質勤務時間が少ないこともあり、ドライバーを目指す人からすると満足する給料ではないと思います。
勤務形態によりますが、安定した給料ですので生活はしやすいです。
ボーナスなどもありますので、普通のサラリーマンと同じように働くことができます。
霊柩車ドライバーの口コミや評判は
人生の最後に立ち会うことができるなど働きがいを持っている人が多くいます。
気持ちよく天国に送り出すことを目指して丁寧な仕事をこころがけている人が多くやりがいを持って働いています。
その一方、一定期間で退職する人も多くいます。
その理由は、精神的な影響が強いです。
感情移入してしまうと感情のコントロールをすることが難しくなります。
そうなってしまうと仕事がつらいと思うようになり退職する方もいます。
まとめ
霊柩車ドライバーは、スキルやお作法を求められる仕事です。
人生の最後を見届ける重要な仕事でもあります。
仕事のやりがいを感じている人は多くいます。
給料については、ドライバー職の中では低いです。
その理由は、運転する時間が短いためです。
基本的に火葬場まで1時間もかからないケースがほとんどです。
そのため、ドライバーとしての給料は少なくなります。
しかし、安定して給料でいい面もあります。