大学の事務職は給料安い?年収やボーナスはいくら?転職に必要な資格や面接の志望動機の書き方とは!

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大学の事務職は給料安い? 事務職/管理職
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どんなに学生さんのための仕事が好きでも、収入面や待遇についてはどうしても気になるところです。

「収入はどうなの?」「一般企業と違うところってどこ?」など、疑問はたくさんあるかと思います。

仕事内容だけではなく、こちらもチェックしてくださいね。

 

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大学の事務職への転職に必要な資格やパソコンのスキルとは

 

一般の事務職と大差ないと思いますが、Word(差し込み印刷は必須)、Excel(If、Vlookは必須、マクロを組むことまでは求められないです)、PowerPoint(学生へのガイダンスや説明会に使用するスライドを作ります)、Outlookでメールの送受信(CCやBCCの理解は必須)といった程度です。

なぜかまだ紙保存する資料が多く各会議の議事録など紙でした。

それをファイリングするのですが、なぜシステム課はデータベース作らないの?と思っていました。

それができる技術があれば、学生対応が必要な学生課ではなくシステム管理課の所属になっていたのでしょう。

 

大学の事務職の給料や年収、ボーナスはいくら?

 

嘱託職員(契約社員のようなもの)としての募集でした。

履歴書と職務経歴書を郵送後、面接のご連絡をいただいたのですが、その時の月額給与(額面)は20万円でした。

それじゃ手取りはおそらく18万を切るくらい?残業もないといわれているので増える要素はない。

実はこれと並行してまったく違う分野の専門学校事務の面接と試験も受けていたのですが、そちらから提示された金額は手取りで20万円以上もらえるくらいでした。

ただしこちらは年度末、年度初めには残業があり、帰宅が20時を超えることがある、とのことでお断りしようと思っていました。

大学のほうから採用のご連絡をいただいたのですが、給与面で条件に合わないことと、別の学校からの条件提示のお話をしたうえでお断りしたところ、手取りが20万になるような金額の再提示があり入職しました。

何なんだ?と思っていたのですが、どうやら出身大学みたいです。

募集の条件は4年制大学卒とあったのですが、まさかこんなことで自分の学歴が役に立つとは…と思いました。(ちなみに国公立大卒です)

 

大学の事務職の給料明細とは

 

前述しましたが、手取りで20万円です。

交通費は別途いただいていました。

自宅から2駅なのでそんなにたくさんはもらっていなかったように思います。

私立大学学校共済の健康保険にいれていただいていました。

 

大学の事務職の仕事内容やきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

大学の事務職はきつい?仕事内容や1日の流れとは!辞めたい理由や口コミ評判
私が勤務していた4年制医療系の単科大学での事務職についてお話しさせていただきます。 医療系とひとことで言っても、様々な資格があると思いますが、要は「卒業したら資格を取ってその道で医療従事者になる」ための大学、と考えていただければと思います。...

 

大学の事務職の給料は安い?高い?

 

安くもなく高くもないです。

でも、サービス残業が多いので労働に対しての対価としては安いといえるでしょう。

なぜかはわかりませんが、昇給はないのだそうです。

嘱託職員だから?

1年間はこの条件で、2年目以降契約条件の中に昇給が含まれるイメージだったのですがそのようなことはなく、一般の嘱託職員さんは皆長くは続かないため、昇給の事例がないということも考えられます。

 

大学の事務職の給料を上げるには

 

私が勤めていた大学に関してはないと思います。

サービス残業にも耐え、コツコツと嘱託職員を続けてきた方で数名、正規職員になった方がいらっしゃいます。

そうすると役職が付きます。

役職がつくと手当てがつくので、お給料は上がるのでしょう。

 

大学の事務職の面接時の服装は?

 

リクルートスーツです。

学校関係なので厳しいかなと思い、一番固めの格好で行きました。

 

大学の事務職の志望動機の書き方や例文とは

 

大学には「アドミッションポリシー」があり、どのような学生を求めているかなど詳細に書かれてあります。

「建学の精神」や「創設者の人物像」など、自分が共感できるものを探して「貴学の〇〇の精神に共感を覚え」や「専門分野で羽ばたいていく学生の成長を見守りたい」「皆が最後、卒業し国家試験に合格でき、無事就職できるお手伝いをしたい」などの内容を記入していました。

 

大学の事務職の面接で聞かれることやポイントとは

 

第一声、「本校のホームページはご覧になりましたか?」と聞かれました。

そのうえで話が進んでいきました。

「拝見していません」だったら、即不採用確定なんでしょう。

創始者について、建学の精神、アドミッションポリシー、などの話になりました。

この学校が単科の大学で、1学部1学科の学生数が70名程度しかないため、学生の名前と顔を入学後願書の写真から入学までに覚えること、残業はないということ、シフト制で早出出勤と遅出出勤があり、当番制で回していること(これは募集要項にも書いておらず)、あと給料の額の提示がありました。

面接をしてくださったのは女性で学生課の課長さんでした。

「残業もないし女性も多いですから働きやすい職場環境ですよ」とおっしゃっていました。

私からは、募集要項になかった早出・遅出の出勤に関しては子供のお迎えがある都合で、遅出(帰るのも遅くなってしまう)はあまり頻回にはできないことをお伝えしました。

 

大学という特殊な環境での事務について

 

最後に、大学は学校ごとの特色がそれまでの学校(小学校~高校)よりも多種多様で、個性も強いと思います。

おそらく国公立の大学であればそこまで大差はないと思うのですが。

宗教があったり、専門性が高かったりすると、専門知識こそ問われませんが、常に「学生の手本となる大人であること」が求められます。

私が就業していたのが医療系の単科大学だったのですが、髪色から化粧、髪型も「学生と同じ基準の校則を求められました。

「学内は禁煙」ではなく、学生にも禁煙指導しているため、職員もプライベートの時間も含めて禁煙でした。

「面倒見のいい大学」ではあったかもしれませんが、それだけ保護者と学校は密に連絡を取っていました。

進級できなかった学生さんは担任が保護者と本人を呼び出して面談することもありました。

でもその分、事務方の仕事は増えていきます。

大学で事務職として働こうと思った時には、そこの大学を受験するつもりくらいの気構えが必要なのでしょう。

でも、4年以上勤務しようと思うと卒業していく学生さんよりも強固な気構えが必要かもしれません。

規模の小さな大学ほど、閉鎖的です。

大学での事務のお仕事をお探しの皆さん、いい大学に巡り合えますように。

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