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一般財団法人の事務はきつい?仕事内容や1日の流れとは!辞めたい理由や口コミ評判

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一般財団法人の事務はきつい? 事務職/管理職
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皆さんは、「一般財団法人の事務」と聞くと、少しお堅いイメージがあるのではないでしょうか。

私が勤めていた事務所は観光施設でしたので、お客様への接客もあり、同僚や先輩も明るく、冗談を交えながら楽しく務めることができていました。

この記事をきっかけに、「一般財団法人の事務」に就職を検討中の方や、実情を知る事で次の就職に少しでもお力になればと思います。

私が体験した業務の役割や、仕事を進める上で感じたこと、辛かったことや嬉しかったことなど、語りたいと思います。

 

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一般財団法人の事務はどんな仕事?

 

就職してすぐに難しい業務に取り掛かることはなく、まずは初歩的な事務を積んでいくことになるでしょう。

一般財団法人には、「定款(ていかん)」が存在します。

これは、運営を行う上で法律にそった「決まり事」が書かれています。

一年間を通して、「定款」に書かれたルールを守りながら、運営を行なっていきます。

一般財団法人を代表とする人を「理事長」と言います。

理事長が指揮を取り、評議員や理事を招集して、「評議員会」や「理事会」を開催します。

通常は、理事長以外の理事が、「業務執行理事」として理事会を開催するための、身の回りの事務を務めますが、私はその事務をお手伝いする形で理事長とマンツーマンで業務を行なっていました。

具体的には以下のような内容です。

 

(1)理事会を開催する日時の調整

(2)各理事へ理事会の連絡

(3)理事会で使用する資料の作成、印刷、部数調整

(4)当日の役割分担を他の事務員に指示する

(5)理事会当日、お茶の用意やPC機器の準備

(6)司会進行、議事録担当

(7)理事会終了後、理事長と監査に議事録の確認、サインをいただく

(8)議事録をファイルへ保存、次回までの課題見直し

 

また、理事は2年に一度、評議員は4年に一度、「登記」を行います。

登記にかかる資料作成やその調整を行いました。

ここまでお話しした内容を見てみますと、入社していきなりこれらの業務を担当することは、経験者でない限り難しいと思いますが、先輩に教わりながら進めることで少しずつ身についてきます。

 

一般財団法人の事務の1日の流れとは

 

午前9時 出社

午前9時 メールのチェック、返信作業

午前10時 事務所内での打ち合わせ

午前11時 議事録をもとに課題の見直し、受け持つ事業の進行作業

午前12時 昼食

午後1時 取引先との打ち合わせ

午後2時 単発の雑務をこなす

午後3時 引き続き事業の進行作業

午後6時 退社

 

簡単ではありますが、私が担当していた一般財団法人の事務の1日の流れとしてはこのような感じです。

 

一般財団法人の事務はきつい?

 

複雑な業務ですが、自分で企画した事業を自分の責任で進めていくことができるので、実績となった時にとてもやりがいを感じました。

事情を知らない外部から指摘を受けた時は、怒りを感じることもしばしば。

それだけ真摯に向き合っていた自分がいたからだと今は思います。

 

一般社団法人の事務職の給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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一般財団法人の事務はネイルや髪型、髪色や靴は自由?

 

制服があり着る物に困ることはありませんでしたが、ラフな制服でしたので出張の時は自前のスーツを着ていました。

髪型や髪色、靴は自由ですが、あまり派手だと上司から指摘があるので周りと合わせておとなしめにしていました。

観光に訪れるお客様がいらっしゃるので、お客様が驚かれないように一般的なスタイルを心がけていました。

 

一般財団法人の事務を辞めたくなる理由とは

 

理事からの指摘は、向上を求める声ばかりです。

成果を上げたとしても、お褒めのお言葉はあまりありませんでしたし、事情を全く知らない理事からの指摘は、一般のお客様からの指摘と同様だと捉えてなんとか落とし所をつけていました。

また、理事を務める方々は、企業の元社長や校長を務められていた方、現役で役所の評議員をされている方々など、目上の方々でしたので非常に気を使いました。気疲れしてダウンしたこともあったような、なかったような。

しかし、辞めたいとまでは思ったことはありませんでした。

 

一般財団法人の事務はやめとけ?

 

普通の事務職では向上がなく物足りないと思っている方、キャリアアップを目指している方にはチャレンジをおすすめします。

事業を達成した時の喜びは、自分へのご褒美にもなりますよ。

デメリットは、責任の重さです。

全てを背負いこむことは決してありませんが、責任を感じる場面が多々あります。

役職が上がれば、管理職として部下に指示することもあり、部下のミスは上司である自分のミスになりますので、その辺りを耐えられるかどうかがポイントになります。

 

一般財団法人の事務に向いている人、向いていない人とは

 

向いている人は、スケジュール管理が得意な人、理事長と馬が合うかどうか。

文書作成が得意で、読み手の心を考えることができて、わかりやすく情報をまとめて提案できる人です。

日付、時間は非常に重要です。

ケアレスミスに注意できる人が良いでしょう。

向いていない人は、正反対の人となります。

 

一般財団法人の事務の離職率はどれくらい?

 

私がいた事務所は非常に忙しいこともあり、長く続いても5~10年でした。

他の部署から「3年で辞める」というジンクスをつけられてしまうほど、離職率は高いです。

 

一般財団法人の事務の口コミ評判とは

 

私が実際に働いてみた感想ですが、一般財団法人は組織の人だけでなく、外部の人たちと繋がっており、役所の観光課とのやりとりもありましたので、人脈を作る機会が非常に多かったです。

そのため、色んな人たちとお仕事をさせていただきました。

日常の事務はもちろんですが、難しい分野へ挑戦させていただくことができたことは、私の中で少しでも貢献できたことが誇りとなっています。

また、同僚たちの一般財団法人の事務への評判は、秘書のように動く私の様子を見て、「これだけの仕事量をこなすことは私には無理」という意見や「代わりにやってみたい」というような意見はあまりありませんでした。

一年間のスケジュールを把握することはもちろん、管理職としての仕事もあり、リーダーを務めることもあったため前へ出ていく気質のある人でなければなかなか務まらないお仕事なのかもしれません。

 

一般財団法人の事務を体験して

 

いかがでしょうか?

普通の事務職とは違って、特殊な内容でやはりお堅いイメージでしたか。

私が経験した一般財団法人の事務は、1件だけですから他の団体が同じであるとは限りません。

団体によってそれぞれ事情があり、定款に基づいて運営を行なっています。

団体が設立した際に、理念が必ずありますので、その理念に共感することができるのか、どこまで情熱を注ぐことができるかを知ることも、就職への大切なポイントだと私は思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。皆様のお力になりますように!

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