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医療事務の給料は安すぎ!安い理由はなぜ?割に合わないと思う瞬間とは!

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医療事務の給料は安すぎ! 事務職/管理職
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皆さん、医療事務員の求人票はご覧になったことはありますか?もし見たことない場合は一度ハローワークなどでどんなものか見てみるのをオススメします。

おそらく待遇の悪さに驚く方もいらっしゃるかと思います。

地方の病院などは週6勤務(年間休日90日など)で年収200万 というのも珍しくはないのです。

この記事では、一体なぜそんなに安いのか、割に合わないところ、収入を上げるにはどうすればいいか、お話していこうと思います。

 

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医療事務の給料は安い?高い?

 

医療事務員の給料は、安いのか高いのかと聞かれたら間違いなく「安い」です。

というのも、殆どの場合は医療事務員はアルバイト、派遣社員の仕事が大半で正規雇用の場合はそれらのリーダーとしての勤務もしくは個人病院などで少数で行うケースが多いです。

店舗の店長などのように売上を気にしたりする必要はありませんが、個人情報を扱うため気苦労は絶えません。
非正規雇用の場合は時給1000円前後、正規雇用の場合は月収16万前後が平均となります。

賞与を含めても年収200万前後となるでしょう。

 

医療事務の給料が安い理由とは

 

ではなぜ医療事務員の給料が安く見られるのか、その理由をいくつか挙げていきましょう。

 

①安定した業種である

 

病院は中小企業に比べて廃院になる事は珍しいです。

景気に左右される心配もなく、慢性的な人手不足もあって就職することは簡単なことも多いです。

しかしながら、それは裏を返せば熱心にやる必要がない仕事、とも言えます。

景気に左右されないということは医療事務員がいくら頑張っても病院の発展に繋がりにくいのです。

そのため、専門性などは重視されず給料が上がりにくいのです。

 

②利益を産まない業種である

 

上記した通り、医療事務員の働きで病院の利益になることは少ないです。
(もちろん不真面目にやればクレーム等になるので不利益は起きます)

そのため個人を評価したりするケースは少なく、決められたルールに沿って淡々と作業をする事が求められます。

 

③雇用形態が一定ではない

 

医療事務員の給料が平均して安く見られるのは、雇用形態がまちまちな点が挙げられます。

正規雇用の方は20万円もらえても、非正規雇用の方が13万円なら平均額は16万円くらいになるでしょう。
医療事務員の60%は非正規雇用と言われています。

その結果業界全体の平均額は低くなりがちです。

このように様々な理由が挙げられますが、一番のポイントは「誰でもできる仕事」とみなされがちな点だと思います。

マニュアルに沿って確実に丁寧にやることは決して簡単ではありませんが、そこを分かってくれるところは少ないのが現状です。

 

医療事務が割に合わないと思う瞬間とは

 

医療事務員は勤務先によっては週6勤務もあり、個人情報を取り扱うため責任は重く、クレーム対応などの精神的負担や偏屈な医師とのコミュニケーションの難しさなど肉体的、精神的に疲労が蓄積されていきやすいです。

そんな業務の中で一番割に合わないと思う瞬間は、もしかしたら「給料明細を見たとき」かもしれません。

もし就職したい病院が決まっているなら、事前に下見などして事務員さんの様子を見てみるのもいいかと思います。

 

医療事務の給料を上げるには

 

正規雇用の場合は定期的な昇給が見込めます。

年間数千円かもしれませんが、確実に給料を上げることができるでしょう。

逆に、専門性を重視されないため資格手当などは無いことが多いです。

キャリアアップを狙っていくのは難しいと言わざるをえないでしょう。

大病院なら入院課、外来課などに分かれてる場合があるので、各種課長に任命されたりして役職を得れば役職手当などがあるかもしれません。

 

医療事務の主任・係長・事務長の年収はどれくらい?

 

医療事務の役職手当ですが、主任では1,2万円上がる程度でだ17~20~20万くらい。

年収にして300万ほどでしょうか。

部長や課長クラスになれば月収30万円、年収にして400万近いこともあるそうです。

ただこういったケースは入院がある大きな病院であることが多く、どの病院でも狙えるかというと難しいところですね。

 

病院とクリニックどっちが給料高い?

 

病院のほうが役職なども多く最終的な給料はいいかもしれませんが、非正規雇用も多く正規雇用でない限りは昇給はほぼ無いと言ってもいいでしょう。

倍率も高いことが多いです。

クリニックの場合、非正規雇用を雇わない事もあり、最初から正規雇用の枠を狙いやすくはあります。

ただ入社段階ではどちらも大差は無いと言ってもいいでしょう。

大きな病院ほど来院する方が多く、その分業務量も増えるため残業の可能性が高く、収入自体は多いかもしれないですね。

 

医療事務の待遇改善をするためには

 

現代社会において、医療事務の必要性は必ずあります。

ですが専門性を求められる事は無く、非正規雇用の方が増えていくと予想されます。

医療事務員として生計を立てるには正規雇用は必須であり、非正規雇用の方のリーダーとして活躍していくことで昇給を見込めるかと思います。

そのため専門的な知識以上に、リーダーシップなどの統率能力や管理能力が問われていくかもしれません。

これらは勉強して損はない能力なので、現職で医療事務員の方も是非試してみてはいかがでしょうか。

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