この記事では、損害保険ジャパン株式会社の営業事務の仕事について詳しく書いています。
仕事内容や一日の流れはもちろん、実際に働いていたからこそ分かるリアルな裏話が盛りだくさんです!
良いところも悪いところもぶっちゃけています!
損保ジャパンで営業事務の仕事をしてみたい人は働いた後のイメージがつくと思うので、ぜひ読んでみてください。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務はどんな仕事?
人の生命に関するリスクに備える保険は生命保険ですが、損害保険はそれ以外の全てのリスクに備える保険で、非常に多岐に渡る商品があります。
損保ジャパンの社員が実際に保険を販売することはなく、直接お客さまに販売するのは代理店の仕事になります。
損保ジャパンの営業社員は代理店の売り上げを伸ばすためにアドバイスしたり、商品販売の戦略について一緒に考えたり、代理店サポート的な仕事をしています。そして営業事務の社員は、代理店の事務処理の指導や代理店からの問い合わせにお答えしたり、電話対応や来店対応といったお客さま対応をしたりしています。その他にも細々とした事務処理がたくさんあります。
今回は一般営業という、営業の中で最もスタンダードな部署の営業事務について書いていきます。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務の1日の流れとは
出社し、まずは一日のスケジュールを確認しメールチェックを行います。
代理店とはメールでやり取りすることが多く、常にメールはチェックしています。
9時になると営業店が開店し、代理店やお客さまが来店されたり、電話がかかってきたりします。
来店対応と電話対応は9時~17時まで常に続きます。
代理店は書類を店頭に持ってきたり、打ち合わせのために来店されたりします。
お客さまが来店するのは、主に自賠責保険の手続きのためです。
ここからはメールチェック・来店対応・電話対応と平行して行う業務についてです。
まず、一つの営業部署で何十~何百単位の代理店を担当しています。
部署の中で営業担当と事務担当が分かれており、事務担当は主に自分の担当代理店の事務処理の管理をしています。
満期手続きがしっかり行われているか、事務処理の不備で手続きが滞っている案件がないかチェックし、気になる点があれば代理店に状況確認をします。
日常業務としてはその他に、代理店やお客さまに送付する書類の作成や発送、精算管理なども行っています。
最近では、ただの事務業務に留まらず、事務指標を上げるために何をしたらよいか考え代理店に提案したり、営業担当とともに代理店の売り上げを向上させるためにどうしたらよいかを打ち合わせしたりするなど、営業推進の業務も事務担当が担っています。
そのため、打ち合わせや会議の時間も結構あります。
一日のうちほとんどが電話対応・来店対応・代理店からの問い合わせへの対応に割かれます。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務はきつい?
担当する代理店によっては、特殊な保険契約を持っていて特殊な事務処理をしなければならず、作業に時間がかかることもあります。
また、代理店の特性や質がバラバラなので、担当する代理店によって業務が大変になることもあります。
ですが、大体どこの部署でも社員は協力し合う雰囲気があり、困っている人がいたら助け合えるので、大変なことがあっても周りとコミュニケーションがとれていればやっていけると思います。
最近は営業推進業務も事務担当が担う場合が多く、営業担当と同行して代理店訪問をしたり、自ら考え発信する力も求められたりするので、単純な事務業務を希望する人にはきつい仕事かもしれません。
損保ジャパンの給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務はネイルや髪型、髪色や靴は自由?
TPOさえわきまえていれば、ネイルも髪型も髪色も服装も自由です。
オフィスカジュアルな服装をしている人が多いですが、ラフな格好をしている人もけっこういます。
入社1年目からネイルをしていても髪色が明るくても何も言われません。(年配の社員は何か思っている人もいるかもしれませんが…。)
ダイバーシティを大事にする会社なので、最近は特に自由を尊重しているように思います。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務を辞めたくなる理由とは
担当する代理店によって業務負荷が変わってくるので、他の事務担当との業務量の違いを負担に感じる人もいるかと思います。
代理店によっては古臭い価値観をもっているところもあり、最近は減ったと思いますが、保険会社に対して横柄な態度をとってくる人もいます。
そういった人たちにも柔軟に対応しないといけないのが大変かもしれません。
また、単なる事務業務ではなく営業推進業務も担うことがあり、自ら考え発信する力が求められるので、求められるレベルが高く心が折れる人もいるかと思います。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務はやめとけ?
単純な事務作業を望む人は、求められることが多いのでやめておいた方がいいかもしれません。
保険の商品は多岐にわたり、商品改定やシステム改修も頻繁に行われていて、日々勉強のような感じがあるので、向上心のある人にとっては常に新しい知識を取り入れられて楽しいと思います。
楽な仕事を探している人はやめておいた方がいいです。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務に向いている人、向いていない人とは
向いている人
コミュニケーション能力があり向上心のある人です。
損保ジャパンは新卒採用で「自ら挑戦し成長し続ける人」を求めているので、社内にはそのようなマインドの社員が多くいます。
これに当てはまる人は向いているでしょう。
また、社内では常に新しい情報が更新され続けているので、情報感度が高く柔軟に対応していける人も向いていると思います。
向いていない人
楽な仕事をしたい人です。
年度初めに仕事目標を立てて、上司と面談するのですが、目標に対してどんな行動をするかを問われます。
年度末にはその行動について細かく振り返りするので、自ら考え行動し成果を出せるかどうかがとても大事です。
単なる事務仕事をしたい人にとってはハードルが高いと思います。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務の離職率はどれくらい?
営業事務のみでいうと離職率は高くないと思います。
営業事務をずっと続けられるのであればいいですが、営業事務だけではなく営業や他の部署へ異動する可能性もあるので、全体的な離職率は高いです。
損害保険ジャパン株式会社の営業事務の口コミ評判とは
会社自体は福利厚生もよく、有給休暇の日数も多く比較的自由に休みがとれるので働きやすい会社だと思います。
最近はテレワークも当たり前のようにできて、柔軟な働き方ができるので育児や介護と両立している人もたくさんいます。
同僚も常識のある人がほとんどで、根が良い人が多いです。
その一方で、仕事内容がハードで高いレベルが求められるため、疲労は溜まりやすいと思います。
残業ありきの仕事量で、ストレスフルな職場が多かった印象です。
「会社としてはいいけど仕事が大変」というのが社員の大半の意見だと思います。
入社するかは慎重に決めて!
事務と言っても高いレベルが求められる損保ジャパンの事務。
事務仕事でありながらどんどんスキルアップしていけるので、向上心のある人にとっては楽しい仕事だと思います。
一方で、この記事を読んで自分には無理かも…と思ったらきっと入社しても大変なことが多いと思うので、慎重に判断してくださいね。