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食品卸業会社の仕入れ事務はきつい?仕事内容やリアルな口コミ評判、辞めたい理由とは!

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仕入れ事務はきつい 事務職/管理職
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食品卸会社での仕入事務とはどんな立場で、どんな事をやるのかを仕入の全体業務から入り事務の仕事まで話を進めていきます。

また、仕事の何がきついのか、辞めたくなるのはどんな場合か。

こんな疑問にこの業界で仕入事務から始めて通算16年仕入業務に従事した私の体験から話したいと思います。

あくまで私が体験した事、聞いたこと、感じた事を述べていきますので他の会社とは違う部分もあるでしょうが、この仕事に興味を持ち、転職や就職を考えている方には最後まで見ていただき、今後の活動の参考にもなればうれしく思います。

 

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食品卸業会社の仕入れ事務の仕事内容とは

 

「仕入事務とは」を話す前に、仕入業務の全体をお話しします。

仕入事務は仕入業務の一部だから全体を知らないと何のことだか解りづらいからです。

毎日の業務は、①発注書の作成 ②発注(仕入先にfax又はオンラインで送信) ③商品の入荷 ④商品の格納 ⑤出荷後の在庫数確認 の繰り返しです。

月末~月初の業務は、①月末の商品の棚降し ②一ケ月の仕入金額、月末の在庫金額を経理係に提出。

これを毎日、一ケ月単位で繰り返すのが仕入係の仕事でした。

仕入係は仕入担当と仕入事務で分担します。

取扱量が少ない営業所では、これらを一人でやる場合もありました。

私の場合、事務担当として入社しましたので業務は分かれていました。

仕入事務としての業務は、仕入担当者からの指示書で発注書を作成→仕入先へ送信→入荷した商品の納品書と発注書の照合→商品入荷処理と、これが毎日の作業でした。

正直、これらの作業は覚えてしまえば退屈でした。

しかし、大変だったのは一ケ月の締め作業でした。

前に述べた毎日の仕事にプラスして、一ケ月の仕入金額、月末の棚卸し金額、仕入先への支払金額、これらを経理係へ提出するのですが、経理係から「利益額がおかしいので仕入額や棚卸額に間違いはないか再確認しろ」と言われ膨大な量の確認作業がきつかったです。

当時は、サービス残業も当たり前。夜中までかかっていました。

ちなみに今では、コンピューターのシステムも改善され、こんなことはそうそう無いです。

 

食品卸業会社の仕入れ事務の1日の流れとは

 

通常日の作業は以下のスケジュールでした。(勤務時間は、8時30分~17時30分)

 

8時30分~ 発注書作成→送信

11時30分~ その時点までの荷受け納品書の回収

13時~ 納品書回収→入荷処理

15時~ 発注書作成→送信

16時~ 翌日の入荷予定を仕入担当へ提出

17時~ 今日の作業の整理と翌日の作業を確認して終了

 

という流れでした。これは、ほんと楽でした。

 

食品卸業会社の仕入れ事務のメリットデメリットは

 

私がこの仕事をやって良かったと思ったのは「卸売業の理屈を覚えた」と言うことです。

仕入と売上、在庫の関係を覚え、資金繰りまで経理知識のまったく無かった私には「目からうろこ」でした。

私だけが感じた事かもしれませんが…

デメリットと感じたのは、事務員は職場での扱いが軽かったことです。

私が入社したての頃は営業社員が強く、直接お金を生まない関節部門の事務員は立場が弱かったのです。

当然、給与も営業より安く「俺たちのおかげで商品を届けられてるのに」と心で思ってた覚えがあります。

口に出して言えませんでしたけど‥

 

仕入れ事務になるにはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

食品卸業会社の仕入れ事務になるには!必要な資格や給料・年収はいくら?履歴書の書き方や面接のポイントまで解説!
食品卸業の会社に30年勤務し、その間仕入事務を通算16年ほど経験しました。 仕入事務と言っても会社の規模により、やる業務範囲は違います。 私は、同じグループ会社間の合併により両方を経験しました。 それぞれの良いところ、悪いところがあります。...

 

食品卸業会社の仕入れ事務はきつい?

 

月末~月初は忙しいです。

事実、定時には帰れません。

また、棚卸しの応援では常時置いてある商品数が常温品、冷蔵品3000~5000種類あり、冷凍庫に入れば寒さで手がかじかんで数字が書けなくなります。

小刻みに外に出てれば作業は進まないので大変です。

次は、前に述べた計上金額の再確認はデーター数が多いので大変です。

そして、欠品です。

いつも置いてある商品が仕入先の品切れや、こちらの発注洩れ等で欠品した場合は、営業担当からきつい叱責が飛んできます。

商売上も販売機会の喪失としてご法度でした。

 

食品卸業会社の仕入れ事務を辞めたくなる理由とは

 

一番多いのは人間関係です。

欠品が原因で営業マンと口論になり辞めた人もいました。

上司との関係です。

何かミスした時、理由も聞かず「お前に任せてるから対応しろ」のように無責任な上司の下では働けないと辞めた人も知ってます。

女性では「結婚を機に」もありましたか、同僚との人間関係もありました。

食品卸会社特有の理由というのは聞いた事はありませんでした。

 

食品卸業会社の仕入れ事務を辞めたくなった時の乗り越え方や対処法

 

私も、営業担当とのやり取りで辞めようと思ったことがありました。

こんな風土の会社なんて辞めて、もっとましな会社を探そうと真剣に考えました。

そんな時、「辞めたら今までやってきた事が無駄になるぞ」と知人から言われ、これまでの時間をこんな事で捨てるのかと踏みとどまりました。

辞める理由を考えるのを止め、これからどうするかを考える事にしました。

転職することは、スキルは持って行けますが今の会社で過ごした時間は持って行けないと自分に言い聞かせました。

 

食品卸業会社の仕入れ事務のリアルな口コミや評判とは

 

私が聞いた範囲では、真逆ですが「しんどい」と「仕事は楽だけど給料安い」です。

これは、それぞれの職場環境の違いみたいです。

この業界は「薄利多売」「労働依存型」は事実です。

 

仕事は単純作業の繰り返し!でも大変

 

食品卸会社の仕入事務は繁忙期以外は発注→入荷の繰り返し業務で楽ですが、月末・月初の繁忙期は結構大変です。

仕事の関係上、経理や営業マンとのやリとりもおおく、時には残業やいざこざにもなります。

営業担当や上司との人間関係で会社を辞めるケースがほとんどです。

私の私見で言わせて頂ければ、転職は環境を変えるには即効性ありですが、「今の会社で使った時間を捨てない」を考えるのも大事です。

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