分譲マンションの営業マンの営業の1日の流れとは
出社後30分間、事務所やモデルルーム内、商談ルームやトイレなどの掃除を行います。
午前中は金融機関へ住宅ローンの打診をお客様に代わって行います。
1時間のお昼休憩の後、反響者への資料準備や顧客情報の入力を行います。
その後、チラシ(約2,000枚)に担当印を押印します。
準備が整ったら、担当エリア内の住宅のポストへチラシの配布を行います。
チラシ配布が終わったら、事務所へ戻り過去ご来場されたお客様への検討状況確認のご連絡や、反響者へのご来場誘致のご連絡を行います。
翌日の予約状況をとりまとめ、事務所・モデルルームの戸締りを行い業務終了です。
分譲マンションの営業マンのメリットデメリットとは
メリット
メリットは残業が全くなく、自分のペースで仕事を進めることができることです。
パソコンに向かう事務作業とチラシ配布という体を使う作業のバランスが良いところもメリットです。
デメリット
デメリットは、契約をとる以外はかなり単調な作業が多いです。
月の契約数は多くて2〜3件ですので、日々の業務の90%が契約を取るための単調な業務です。
こつこつと小さな努力を積み重ねられる方でないと飽きてしまう恐れがあります。
また、契約がとれない場合、その月は仕事をしていないのと同じ感覚になるため、コンスタントに契約がとれないと精神的にストレスがたまります。
分譲マンションの営業マンの給料とは
初任給の月収が30万円+宅建手当3万円の33万円です。
ボーナス等含めると最低でも年収500万円になります。
ボーナスはベースが30万円でそこに契約数×5〜8万円で、1回約70〜80万円になります。
ボーナスが年間3回ありましたので、合計で約200〜250万円です。
それ以外に会社が指定した物件を成約した場合、1件3〜50万円の範囲で報奨金が支給されます。
退職金は3年半勤務して、約25万円でした。退職金は多くない印象です。
分譲マンションの営業マンに向いている人向いていない人
向いている人
この仕事に向いている人は、同じことをこつこつと積み重ねて続けることができる人で、お客様からのマイナス発言やお断りに対してネガティブにならない人です。
高額商品のため、ローンを利用する方がほとんどですので、ローンの計算が必要になります。
数字に強い人の方が向いています。
向いていない人
向いていない人は、人に興味がない人や人と話すことが苦手な人です。
1回の商談で2〜3時間以上初対面のお客様とお話しするので、会話が続かない人は難しいです。
分譲マンションの営業マンのやりがいと将来性
住宅の購入は人生で多くない経験でかつ人生で1番の高額商品です。
そのお客様の人生の節目に携わることができる貴重な経験がやりがいにつながります。
お客様にとっても貴重な経験ゆえ、お客様からの感謝の気持ちも大きく、お引き渡しまでの業務は多岐に渡るので個人の成長にもつながります。
住宅価格の高騰により、お客様の住宅に対するニーズが変わってきております。
ニーズにあった住宅の供給を行う柔軟性の高い企業に関しては今後も成長が見込めます。
分譲マンションの営業マンの給料明細