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海外(アメリカ、オレゴン州)のフルーツ農園はきつい?仕事内容やリアルな口コミ評判、辞めたい理由とは!

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農林水産系/動物/植物
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まず僕がアメリカに行く前に想像していた仕事としては、大型機械の運転だったり綺麗な倉庫で果物の仕分けをするんだろうなと漠然と思っていました。しかし、現地に行ってみるとそんなわけではなくほぼ手作業がメインでした。

僕が働いていた農園では梨・リンゴ・ブルーベリー・チェリーを栽培していました。

メインは梨で一番面積が広かったです。オレゴン州フルーツ園の多くはこれらのフルーツを作っています。梨の仕事内容は摘果から始まります。

摘果とは梨が大きくなる前の時期に実を大きくするために小さい果実だったり傷が入った果実を落としていくという作業です。

この作業は日本でもすることが一般的なので、農業関係の人ならしやすいかもしれません。

しかし、日本と違うところが1つあります。

それは、棚栽培ではないということです。アメリカの梨はまっすぐ伸びていて、大きい木で3メートルくらいあります。

なので作業の際ははしごを持ち歩いて一本一本回っていくという感じの作業スタイルです。

梨の摘果は1本の木に対して3回は摘果をします。

摘果作業が大半の時間を占めるのでこの作業は、最初はできなくてもゆっくり覚えていけばいいと思います。

農園のボスや、一緒に作業しているメキシカンワーカーも優しいのですぐ教えてもらえると思います。

あとは、仕事終わりに潅水作業が毎日じゃないんですが週に2回くらいあります。

潅水は日本と違ってパイプを毎回組みなおして水の通り道を作って井戸のレバーをひねると水がでて来るという仕組みです。

夕方くらいにメキシカンワーカーが社宅に迎えにくるのでそれに乗ってパイプがある倉庫に向かいます。パイプ自体も4メートルくらいあってなかなか大きいです。

設置して潅水時間が終わったらまた、メキシカンワーカーと回収しに行って終わりになります。

この作業は夏の暑い時期しかないのでメキシカンの説明をしっかり聞いて置く場所だったりパイプの本数を確認してやったほうがいいです。

自分も何回もパイプの本数を間違えることがあってその時は、水がかからない木とかがあってまたやり直しになったりしてとても苦労しました。

 実が大きくなってきたらいよいよ収穫シーズンの到来です。

僕は、トラクター担当になったのでトラクターにずっと乗ることになりました。

収穫の流れはまずメキシカンワーカーが収穫した梨を入れるビンと呼ばれる大きいコンテナを配っていくところから始まります。

そこに、メキシカンワーカーが梨をどんどん入れていくので満タンになったらやっと僕の出番です。そのビンの上に収穫した人のチケットがおいてあるのでそれを回収します。

そして、ビンをトラクターの後ろについているフォークリフトで持ち上げで農園の玄関まで運んでいきます。

チケットを回収するのは、収穫した人は歩合制で給料をもらうことになるのでその収穫量を確認するためにします。

ここが結構大事でチケットをなくしたりするとメキシカンワーカーの給料が減ってしまうので注意して保管しましょう。

あとたまに収穫することがあります。

収穫は手作業でやるので一番きつかったです。

梨をどんどん自分の収穫かごに入れていってそれをビンに移していく作業の繰り返しです。朝7時から夕方の4時まで作業するんですが、丸一日収穫の時はほんとに疲れました。

メキシカンワーカーはこれを収穫時期の一か月間しているのでほんとに働きものです。

 収穫シーズンが終わって少し経つと冬がやってきます。

冬は、木の剪定作業を主に行います。

果樹関係の人は馴染みのある言葉ですが説明すると剪定とは、毎年枝の長さや成長を整えるために枝を切っていくという作業です。

この作業ははしごとハサミの二つだけしかいらないシンプルな作業ですが実際にやってみるととても繊細です。

日本の梨の木は棚栽培で横しか気にしなくていいのですが、アメリカの木は高さがあるので立体で考えていくことが大事になってきます。

僕も最初は農園の経営者にたくさん怒られました。

しかし、根気強く教えてもらってなんとか1人前にはできるように成長することができました。

この作業で一番大変になってくるのが寒さとの闘いです。

オレゴンの果樹園は豪雪地帯で寒いときで-20度くらいで最高でも-2度ととても寒く、雪もたくさん降ります。

そんな中、はしごで作業するので本当に危ないです。

雪が降りすぎる時は仕事が休みになったりしてなかなか仕事が進まなくて大変だったのを覚えています。

また、指先や足先がとても冷えるので靴下を3足履いて毎日仕事にいってました。この冬を乗り越えたら、また春がやってきて最初にいっていた摘果の作業に移ります。

 きついこともたくさんあるのですが土日はメキシカンワーカー達とバーベキューして、昼間からお酒を飲んだり、収穫が終わった後はバケーションで一週間ほど休みがとれるのでアメリカのいろんなところに旅行に行ったりと休みも充実できるのできついことがあっても頑張れると思います。

 

この記事を見ることでアメリカの今のイメージと実際の作業内容の違いが分かると思います。

僕も働く前は、機械で仕事をするのかなと思っていたら実際はほぼ手作業でしていることに驚いていました。この体験をできるだけでも働くことに意味があると思います。

梨の1年間の作業がざっくり書いてありますが他にもブルーベリー・チェリー・リンゴなど色んな仕事をすることになります。

難しくて自分にはできないんじゃないかと思う人もいるかもしれないですが、現地の人がとてもやさしいので頼ったら教えてくれてできるようになるので気軽に読んでみてください。

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海外(アメリカ、オレゴン州)のフルーツ農園の仕事内容とは

摘果と収穫が作業の大半を占めます。

収穫が一番大事でスピードと正確さを求められます。

大変ですがたくさん収穫できたときはやりがいがありますよ!

海外(アメリカ、オレゴン州)のフルーツ農園の1日の流れとは

基本午前中は朝7時から12時までで1時間休みで午後は13時から16時までで終わりです。

土曜日は午後から休みで日曜日は1日休みになっています。

アメリカ、オレゴン州のフルーツ農園のメリットデメリットは

メリット 

たくさんの果物を無料で食べれることやメキシカンワーカー達とバーベキューしてワイワイできることです。

デメリット 

冬が寒すぎることです。作業中はほんとに寒くてつらいですよ。

アメリカ、オレゴン州のフルーツ農園はきつい?

収穫の時期はほんとに大変できついです。

がそれ以外の時期は自分のペースで仕事ができるのでそんなにきつくないと思います。

フルーツ農園を辞めたくなる理由とは

冬はほんとに寒くて、仕事行くのが嫌になります。

やめたくなる時もありますがそんなときはメキシカンワーカーの家にいってみんなで暖を取りお酒を飲んで気を紛れていました。

日本と海外のフルーツ農園での違いはある?

収穫量がおおいので海外のほうがコンテナ大きいのが一番の違いです。

約日本の10倍大きく500キロくらい果物が入りますよ。

海外のフルーツ農園として働いて驚いたことは?

ほぼ手作業で収穫など行っていたことです。

日本でも取り入れた方が良いと感じた物や事はある?

海外は作業用の仮設トイレが移動できるので便利だなと思いました。

海外のフルーツ農園のリアルな口コミや評判とは

仕事しながら生活もしていくので現地のスーパーや観光名所にも行けるし面白い。

また、作業中にアメリカ人やメキシカンと話す機会が多いので英語やスペイン語の勉強もなって貴重な体験ができると思います。

これを見ればアメリカのフルーツ農園の仕事が丸わかり

 主に1年間の梨の作業内容や農園できつかったことそのまま書いています。

ざっくり書いていますが大半がこの作業なのでイメージが湧きやすいと思いますので、海外のフルーツ農園で働きたいなと思う方は参考にしてみてください。

 

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