動物看護師の1日の流れ
基本的には診療の補助をしており、朝から検査や処置のサポートを行います。
その中で、ご希望があれば別途お手入れをする事もあったり、電話対応や受付対応など多岐に渡り担当しています。
役職がついているため、事務業務も多く受け持っておりますので、事務業務を行う事も多々あります。
基本的には毎日やる事は同じではありますが、患者さんは毎日違うので患者さんの診察内容などによっては、かなり残業をしたりする事も多いです。
動物看護師のメリットデメリット
メリット
メリットは、大好きな犬猫が常にいて癒されている事です。
自分が嫌いにならないで続けられるような仕事を選びたかったので、犬猫関係にしました。
デメリット
デメリットは、好きな犬猫の死に直面する事や虐待を目の当たりにしても、助ける事ができない歯痒さがとても辛いです。
犬猫の性格によっては、とても攻撃的なので危険もあります。
一度、噛まれたショックで急激に血圧が下がり、気を失った経験があります。
そういう面がデメリットやきついところなのかなと思っています。
動物看護師の給料とは
私の会社は他の場所と比べると高い方ですが、一般企業に比べると底辺です。
ボーナスは、年間通して3ヶ月分と徐々に上がってきています。
退職金は、確定拠出年金であまり多くはもらえないと思います。
獣医師は優遇されているので、年収は非常に良いですがその他の職種に関しては、生きて行くのに必死なほど低い賃金で働いています。
ただ、場所によっては規模が大きいために、夜勤があって手当がもらえたりします。
夜勤手当やセンター病院手当などがつく人は、まだマシな方かなという印象です。
動物看護師に向いている人向いていない人
向いている人
まず大前提に動物が好きと言う人がこの仕事に向いています。
当たり前ですが、犬猫が好きでないと続けられない仕事です。
向いていない人
重度の動物アレルギーがある場合やめておいた方がいいと思います。
アレルギーを持っている方でも、動物が好きだからと頑張っている方はたくさんいらっしゃいますが、アレルギーの薬を飲み続け、時にはとても痒くなった状態で勤務を続けてる事もあります。
また、血液などが苦手な方もやめておいた方がいいです。
獣医療の現場なので、血液なども普通に目の当たりにするため、実習で見学に来られる方はたまに倒れてしまいます。
動物看護師のやりがいと将来性
犬猫の需要によって大きく変わってくるので、将来性に関しては危うい職業かと思います。
コロナ禍でペットの需要が一時期伸びたようですが、結局飼育が困難になって手放す人が出てくるなどの話も聞きます。
ペットショップの売れ行きもそこまで良くはなく、こちらへ流れてくる件数も少なくなっています。
やりがいに関しては、大きいです。
とても状態の悪い子達が、頑張って治療を乗り越えてお家に帰っていった時はとても嬉しく思いますし、頑張ってよかったなと思います。
動物看護師の給料明細とは