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電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務とは!必要な資格や給料・年収はいくら?

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システム運用業務とは ITエンジニア
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ソフトウェア開発については、色々と話を聞いたことがあるかもしれません。

それでは、運用業務についてはどうでしょう。

実際に運用業務というのは何をするのか、どういう人が求められるのかに興味はおありでしょうか。

実際にある電機メーカーのグループ内システム子会社で社内業務に利用するアプリケーション(業務システム)の運用に携わった経験から、運用業務とはどういうものかをご紹介します。

 

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電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務とは?

 

運用業務とは一体どういうことをするのか?

ソフトウェア開発と比較すると実態がよく分からない部分があるかと思います。

企業で社内の業務に使う業務システムは毎日問題なく稼働することが当たり前です。

もし止まってしまったら、多くの人が困ってしまいます。

そのために、業務システムに問題がないか確認し、もしあれば対応し、また未然に防ぐのが運用担当の仕事になります。

 

運用監視

 

日々、正常に動いてこその業務システムなので、異常がないか監視しています。

そうはいっても、警備員室で監視カメラを眺めるようにずっと注視しているわけではありません。

何か問題が起きたらメールやチャットが来るようになっているので、普段は他の作業をしています。

ただ、連絡が来ると何かが起きたということなので、とても心臓に悪いです。

また、その月の最初の営業日や最後の営業日にピークが来ることが多いので、そのような時には待機して問題が起きないことを祈ります。

 

運用作業

 

日々正常に業務システムを動作させるために必要な作業というものがあります。

また、その月の最初の営業日や最後の営業日、年度の終わりといった区切りの日に行う作業というものもあります。

利用者からすると、コンピュータがただ黙々と動いていると思われるかもしれませんが、その裏には運用担当の人たちがせっせと作業をしていることもあります。

人知れず、業務システムの平和を守るのが運用担当者なのです。

 

窓口対応

 

日々、稼働している業務システムに対して、利用者からは色々な問い合わせや依頼が来ます。

その窓口業務自体は専門の担当者や外部の業者が受け付けるケースもあります。

窓口ではやりとりを中継するだけですので、最終的には運用担当者の元へ問い合わせや依頼が回ってきます。

その内容は多岐にわたります。

単にシステムの使い方を問い合わせるようなものもあれば、間違って登録したデータを修正してほしいというものもあります。

その中でも業務システム特有なのが、こういうデータを提供してほしいというものです。

業務システムにある機能では得られないデータや、複数のデータを組み合わせた集計結果等、通常の方法では入手できないデータの提供依頼があります。

そのため、運用担当者は担当業務システムのプログラムの中身だけではなく、そこで扱っているデータの中身についても知っている必要があります。

ユーザの要望に応じて、そのために必要な内部データを読み解いて、いかに求められるデータを迅速に提供するかが腕の見せ所となります。

 

障害対応

 

残念ながら業務システムに何らかの異常が発生してしまうことがあります。

データがおかしくなってしまうこともあれば、最悪の場合は業務システムが動かなくなることもあります。

そのような場合に、その原因を究明し、障害原因を取り除き、必要であればおかしくなったデータを修正し、正常稼働に戻すのが運用担当者になります。

速やかに復旧させる必要がある上に、異常なデータがないか確認したり、必要な修正をしたりと、とてもドタバタします。

いつまでに復旧するのかという問合せに対して見込みを伝え、その通りに復旧させるという大変な仕事をこなさなければなりません。

そのためには、その業務システムの表側だけではなく、裏側も熟知する必要があります。

運用担当者はとても地味な存在ですが、非常に高い能力が求められる職種になります。

 

バックアップ・システムメンテナンス

 

その他、何か障害が発生したときに戻せるようにデータをバックアップするのも運用担当です。

もちろん、もしもの時にバックアップデータから復旧するのも運用担当者になります。

また、最近は365日24時間稼働が当たり前となって利用者の目には触れる機会が減りましたが、システムを正常に動かし続けるためにはメンテナンス作業も必要です。

表立っては業務システムを止めずに裏側で作業をするので、間違って止めてしまわないようにとても神経を使う作業になります。

ただ、業務システムの場合は会社が営業していない夜間は利用者が使うこともないので、夜中にシステムを止めるケースもあります。

 

保守対応

 

業務システムに不具合があったり、改善すべきところがあったりすると、そのプログラムを改修することもあります。

これを保守作業とか保守対応と呼びます。

運用と保守は別の担当に分かれているケースもあれば、1つにまとまっているケースもあります。

また、開発部隊が保守対応をするケースもあります。

一般のソフトウェア開発とは違い、既にあるものの修正となるため、ソフトウェア開発会社でも最初は運用や保守でキャリアを積むというケースもあります。

ただし、キャリアプランが全く別になっているケースもあるので、検討している会社にどういうキャリアプランがあるかはよく確認してください。

私の場合も会社自体は運用と開発は別々という会社でした。

コースが別と言っても、希望を出して異動することも可能ですので、あまり最初からどちらかに決めなくても構いませんし、考えが変わることもあると思います。

よくわからなければまずは体験してみるのも良い方法です。

 

電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務に必要な資格や免許とは

 

運用担当に必要な資格や免許というものはありませんが、運用担当が持っていた方が良い資格というものはあります。

Information Technology Infrastructure Library(ITIL)と呼ばれるものがあり、それを理解していることを示すITIL認定資格というものがあります。

会社によっては運用担当者に取得を義務付けている場合もあります。

ただし、これがないと運用作業ができないというものではないので、必須とはされていません。

実際に仕事をこなしながら、キャリアアップのために取得するという流れになります。

恥ずかしながら、私も専門職ではないためITIL認定資格は取得しておりませんでした。

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電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務の給料や年収はいくら?

 

会社にもよりますが、グループ会社ではあるので親会社の福利厚生や給与、評価制度が適用されることが多いです。

親会社の給与水準よりはやや落ちる傾向があります。

ただし、私の所属していた会社は親会社で採用した新卒者をシステム子会社に配属していました。

そのように直接採用をしていないケースもあるので、独自採用しているのかどうか、制度はどうなっているのかは確認が必要です。

 

電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務の給料は安い?

 

親会社の給与水準と同等かやや低い程度ですので、一般的なソフトウェア開発会社の平均よりは良いです。

同じ会社の中でも開発担当と比べると残業時間は短い傾向があります。

開発と比較すると既存の業務システムの不具合修正や改善の作業がメインになるためです。

また、開発と比べると予算が少ない傾向があるので、残業が認められないことも多いです。

そのため、残業時間分給料が安いことはあります。

ただし、障害対応の時はそう言ってもいられないため、全く残業がないわけではありません。

 

電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務の給料明細

 

一例として私のいた会社の事例を挙げます。

制度自体はグループ全体で親会社のものに準拠しているので、一般的な企業よりは良い水準にありました。

賞与も年2回出ます。

目安ですが、年収として手取りで500〜800万円程度になります。

制度として評価の良い人と悪い人でメリハリをつける仕組みになっているので、受ける評価によって金額の差が大きくなります。

 

電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務に向いている人向いていない人とは

 

ここまでご紹介してきたように、プログラマと違って実態があまり知られていない地味な存在が運用担当者です。

プログラマも一般のイメージと実態にはギャップがありますが、運用担当の仕事というのは一般の方には想像もつかないものと思われます。

しかし、その地味さとは裏腹に、実は迅速な対応力、原因を探る探究力、素早い判断力と、それを支える業務システムそのものや、そこで扱うデータの中身を熟知するといった、高度な力が求められています。

その点で実際にやってみると非常にやりがいを感じる仕事でもあります。

もっとも業務システムは動いて当たり前、動かないと怒られる、でもその原因は運用担当者にはないことが多い、という面で報われない部分もあります。

まさに縁の下の力持ちとなります。

そのため、エンジニアとして表舞台でバリバリ仕事をしたい、という方にはあまり向いていないかも知れません。

 

電機メーカーグループ内システム開発子会社のシステム運用業務の志望動機の書き方や面接のポイント!

 

ここまで読んでいただいた方ならある程度ご納得いただけるかと思いますが、実は運用担当になりたい、といって会社に入ってくる方は少ないです。

その点では、比較的競争倍率が低い職種になります。

その一方、面接をする側からすると、なんで運用を選んだのだろうというところには必ず興味を持たれるはずなので、その理由やどういう仕事をしたいかを明確に伝える必要があります。

 

同じ会社の中でも開発とは少し違う運用という職種

 

運用と開発を両方請け負っている会社でも、作業内容の違いから開発部門と運用部門ではあまり交流がないケースもあります。

開発の仕事の多くは新しく何かを作る仕事になります。

新しいことをやってみたい方には魅力的に映るかと思います。

一方、運用の仕事はどうしてもすでにあるものを日々コツコツと動かしたり、何か問題が起きたら対応したりする仕事になります。

プログラミングをする場合でも、既存のものの不具合を直したり、使い勝手を改善したりというところの作業になるので、どんどんプログラミングしたい、という方はあまり魅力を感じられないかもしれません。

ただ、運用の仕事は現場で業務システムを使う方の日々の作業を止めないように支える仕事になります。

そこにやりがいを感じたりもします。

私の場合は両方の経験がありますが、開発経験の方が長いです。

その視点で比べると、多くの開発現場では作って終わりなのでその後の現場の方との交流がないことが多いです。

しかし、運用の仕事は日々、現場の方と接してやりとりするので、長いお付き合いとなることが多いです。

両方やっていてどちらが良かったか、というのを簡単に選ぶことは難しいです。

ただ、運用の仕事は、より現場に密着できるやりがいのある仕事だと感じています。

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