保健師の仕事はきつい?向いてる人向いていない人は!辞めたい理由を現役保健師が暴露!

保健師の仕事はきつい? 医療/福祉/介護

 

保健師の仕事は、保健所や保健センター、企業や病院などで、健康についての相談にのったり保健指導をしたりする仕事です。

看護師は、病気の人を対象としますが、保健師は、健康な人を対象としており、病気にならないための生活指導を行います。

どの仕事ももちろんきつさやつらさはありますが、保健師の仕事は具体的にはどのような仕事をするのでしょうか?

向いている人や向いていない人の特徴について紹介したいと思います。

 

保健師の仕事はきつい?

 

保健師の仕事は、社会的安定や知名度の高さ、社会的貢献度の高さから非常に人気がある仕事です。

保健所、保健センターなどに勤務する場合は公務員になりますので、公務員試験を受ける必要があります。

資格を取れたとしても、就職は看護師、助産師よりもかなり倍率は高く人気がある職業で、狭き門となります。

保健師は事務作業や雑務も多く非常に多忙な職業です。

看護師や助産師のように、病院業務に集中すればいいというわけではありません。

報告書、企画書の作成、イベントや健康事業の啓もう活動の実施など、たくさんしなければいけないことがあります。

健康相談、健康指導、地域訪問もあり、精神、感染症、母子、難病などの在宅医療など対象が幅広く、どれも中途半端になってしまうこともあります。

病院や企業に勤務する産業保健師などは仕事が時間内に終われば帰宅することが可能ですが、行政保健師の場合は抱える案件が多かったり、事務作業がたくさん残っていたり、地域で感染症などの事案が発生した場合は対応に追われたりとかなり忙しくなります。

要領よく進めればいいでしょうが、それまではかなりきついと感じるかもしれません。

 

保健師になるにはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

🔗保健師になるにはどうしたらいいの?必要な資格や難易度とは!

 

保健師を辞めたい理由とは

 

保健師の勤務先は、市町村、保健所、一般企業、病院、診療所の順で多いといわれています。

市町村、保健所は行政保健師といい、公務員に分類されます。

保健師は、思っているよりも業務内容や雑務、残業が多いです。

相談支援は多くて1日80件ほどあることがあります。

人の相談を聞きすぎて、心身ともに疲れてしまい、保健師を辞めたいと感じることも人によってはあるのです。

保健師は、指導や相談以外にも、健康診断に関する事務作業、調査結果の分析、健康教室の企画運営など事務作業が多くあります。

しなければいけないことが多く、業務時間内に仕事が終わらずに、サービス残業や休日出勤をしたりすることもあります。

産業保健師や学校保健師の場合は、1名しか保健師がいない場合が多いため、仕事の振り分けなどが出来ず、すべて自分で対応しなければいけません。

業務が終わらない、自分のしたい仕事に集中できないといったことで保健師を辞めたいと思うことが多い傾向にあります。

 

学校保健師に興味がある方はこちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。

🔗学校保健師とは!必要な資格や年収、なるにはどうするの?

 

保健師は性格がきつい人が多い?敬遠されやすい?

 

保健師だから性格がきついということはありません。

しかし、仕事上、異常の早期発見、早期対応が求められます。

どうしてもそのような視点で見てしまうことが多いため、子どもの健康診査などでは少し気になる点があれば指摘しがちです。

例えば、少し言葉が遅れているような気になる子がいる場合、「絵本を読んであげていますか?」「テレビに子守りをさせていませんか?」「言葉かけ足りていますか?」などなど。

落ち着きがなく、走り回っている子に対して「いつもこうですか?」など。

毎日子供を見ている親であれば、批判されているような、責められているような気持になります。

さらに、子育て経験のない若い保健師さんにそのようなことを言われたら、誰でもいい気持ちはしませんし、そのようなことから、性格がきついと感じてしまうのかもしれません。

「保健師さん、ちょっと苦手…」と敬遠されてしまいがちです。

出来るだけクライアントに寄り添いつつ、落ち着きのない子は「元気な子」、言葉が気になる子は「マイペースな子」などプラスの言葉に言い換え、やんわりと困っていることはないか聞くようにするといいですね。

 

保健師の給料や年収に関しては実際に保健師として働いている人が詳しくご紹介していますのでご覧ください。

🔗保健師の給料や収入とは!保健師と看護師ならどっちが給料がいいの?

 

保健師に向いている人はこんな人

 

保健師は、多くの人の健康を支える仕事であるため、「人のために何かをしたい」という思いが強い人には向いています。

また、保健指導やカウンセリングもあり人とコミュニケーションをとることが多い仕事であるため、人と話すことが好きな人や、聞くことに徹することができる人はおすすめです。

時には話を聞き出す必要もあるため、話しやすい雰囲気を作れる人や、包容力のある人、観察力のある人は保健師の仕事が向いているといえるでしょう。

その地域の課題にアプローチをかけたりすることも求められるため、企画立案能力や発言力、問題解決能力が高いと、保健師としては申し分ないでしょう。

 

保健師に向いていない人はこんな人

 

保健師は、看護師と違い、臨床でバリバリ仕事をこなすというわけではありません。

時には、データを見て分析をしたり、地域住民と一緒になって健康体操をしたり、訪問をしたりと、対象が真逆です。

今まで看護師として働いていて、保健師に転職した場合は、どうしてもやりがいという面で少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。

事務作業が苦手な方や、大雑把な方は、もしかしたらその性格がミスにつながるかもしれませんので、できれば丁寧でこまめに仕事が出来る方の方が適しているように思えます。

 

保健師は縁の下の力持ち!

 

地域住民の健康を守り、異常の早期発見、早期対応をするのが保健師の仕事。

そうした視点を持つことで、逆に敬遠されてしまうこともあるかもしれません。

けれど、人の役に立つ仕事がしたい、地域の住民の健康を守りたい!と意欲に燃えるのであれば、狭き門である保健師に挑戦してみてもいいかもしれませんね。

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