日常生活で困ったことが起きた時、どこに相談したらいいかわからないことがあると思います。
日々の仕事で忙しい人や高齢者など生活のサポートが必要な人に代わりに様々なことをしてくれる人たちがいます。
その1つが便利屋です。
昔から便利屋という言葉は聞いたことがあるけどどんなことをしているかわからない人もいると思います。
この記事では便利屋の仕事内容や必要な資格などを書いていくので最後まで読んでみてください!
便利屋とは
便利屋とは日々の生活の中で困ったことを解決してくれる人たちのことです。
「ここの掃除が大変だからしてほしい」「溜まってしまった不用品をまとめて処分したい」「庭の手入れをしてほしい」「家の壊れてしまった部分を直してほしい」「どこに頼んでいいかわからないからとりあえず電話してみた」など、依頼の電話は様々な理由があり、それらを解決するのが便利屋の仕事です。
専門業者はその作業しかできないですが、便利屋はいろいろな作業をすることができます。
便利屋の仕事内容とは
仕事内容は、エアコンクリーニング、キッチンクリーニング、バス・トイレクリーニング、フロアクリーニングなどのハウスクリーニング系、草刈り剪定などのグリーン系、害虫駆除、不用品処理、家具移動・引っ越し、水廻りトラブルの解決、代行作業がメインになります。
人手が少ない所だと各種事務作業をする所もありますが、基本的には事務員さんがやってくれることが多いです。
作業のない日はエリア内のポスティングをすることもあります。
便利屋の1日の仕事の流れは
その日によって作業内容が違うので一概には言えないですが、だいたい午前中で作業1~2件、午後で作業1~2件入るイメージです。
大型作業の時は丸1日同じ作業をする日もあります。
作業内容によって作業時間が変わるので、それに応じてスケジュールを組んでいきます。
ある1日の流れを書いていきますね。
朝8時半に出勤し、朝礼と清掃、9時から現場に向かって午前中の作業をします。
12時にお昼休憩をして、13時から午後の作業をします。
16時半に戻ってきて片付けや翌日準備、必要書類を記入して、終礼をして18時に終わります。
便利屋に必要な資格は
便利屋でこれから働くという人は資格や免許がなくても始めることができます。
ただ、車での移動が基本になるので運転免許は持っているといいでしょう。
持っている資格が増えると、できる作業が増えていくというイメージになります。
・第二種電気工事士…家庭内の電気トラブルに対応することができます。また、エアコンの脱着工事もできるようになります。
・チェーンソー作業従事者特別教育講習終了証…剪定だけでなく伐採作業もできるようになります。
・廃棄物処理業・古物商…不用品処理の作業やそれに伴うリサイクル作業を行う際に必要になります。大規模な作業の際は専門業者と協力してパッカー車で作業することもあります。
・貨物運送届出…引っ越し運搬作業をする際に必要になります。大きいトラックを運転する際は中型免許等も必要になります。
便利屋に向いている人向いていない人とは
便利屋に向いている人と向いていない人の特徴をそれぞれ見ていきましょう。
1.便利屋に向いている人
・上記で挙げた作業の中で何か専門業者で働いていた経験がある人
・上記で挙げた資格をたくさん持っている人
・毎日違う仕事をしたい人
・誰か困っている人を助けたいと思う人
・たくさん感謝されたい人
・優しい性格の人
・社会や地域に貢献したい人
2.便利屋に向いていない人
・専門的なことを極めたい人
・毎日同じルーティンで仕事したい人
・他人のためでなく自分のために仕事したい人
・接客が苦手な人
・向上心のない人
便利屋になるまでの道のりや方法は
便利屋になるためには、最初から便利屋で働いて技術を磨く方法と、いくつか専門業者で働いて技術を磨いてから便利屋になる方法があります。
前者だと、便利屋に入ってから様々な現場の中で作業を覚えていく必要がありますが、なかなか依頼が来ない作業もあるので上達する技術にばらつきが出てくるのも事実です。
その際は、作業が少ない日にその作業ができるように練習します。
後者だと、元々専門業者で働いていた人はその作業のクオリティとスピードは問題ないので他の作業ができるように練習したり、自分ができる作業をできない子に教えてあげることでその店全体のレベルを上げていくようにするとお店の売り上げも上がっていくでしょう。
便利屋は社会貢献度の高い仕事!
便利屋に依頼する人は基本的に困っている人が多いです。
その人たちを手助けして感謝される仕事ですし、今後高齢社会が進んでいくので需要もある仕事です。
大変な作業もありますが、とてもやりがいのある仕事なので是非検討してみてください!