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金属メーカーの営業事務はきつい?仕事内容や1日の流れとは!辞めたい理由や口コミ評判

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金属メーカーの営業事務はきつい? 事務職/管理職
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金属メーカー、と言ってもいろんな金属がありますね。

私が勤務していた「非鉄金属」(これもたくさんありますが)のメーカーでキッチンツールを販売していた営業事務の経験からお話しさせていただきます。

金属メーカーですので、工場を併設する企業でした。

「工場がある会社ってどんな雰囲気?」「メーカーの営業事務って大変?」など、募集要項や会社のホームページではわかりづらいところもお話しさせていただければと思います。

 

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金属メーカーの営業事務はどんな仕事?

 

私が勤めていた部署は、自社製品を含めたキッチンツールを販売する部門でした。

主に①取引先からの注文を受ける②工場や倉庫に出荷の指示を出す③売上入力をし、納品書を発行、郵送するというのが主な仕事です。

そのほかにも、電話対応(取引先、エンドユーザー両方)、クレーム対応も含みます。

あとは取引先からの特注依頼だったり、月に一度ある営業会議への出席、欠品連絡から納期の確認など、契約を取ってくる営業さんのサポート全般にわたりました。

 

金属メーカーの営業事務の1日の流れとは

 

毎日トラブルさえ起らなければ一日の仕事の流れは大きく変わりません。

 

9:00 始業 (と書いてあったのに、15分前には出勤して、朝礼がありました)

→まずは受注書がFAXで来るので、朝一番でFAXを担当顧客ごとに配ります。

4人で分担していたので、4つのかごの中に、その日の朝に届いたFAXを振り分けていきます。

カラになるかごは存在しないくらいの発注量でした。

 

10:30 当日出荷分の締め切り

ここまでに届いたFAXは売上入力をして、工場に出荷指示を出す必要があります。

締め切ったら必死で入力をし、4人でチェック作業をして数量商品に間違いがないかどうか確認してから工場に出荷の依頼をします。

 

12:00~12:45 昼休み

ここに勤務していた時は、お弁当を持っていったり、朝出勤時に総務においてあるお弁当発注書を書いて仕出しの弁当を頼むこともできました。

ここからは、夕方にある工場の「翌営業日分の出荷準備」分の入力作業をします。

受注のFAXはどんどんやってきます。

中には取引先から「急いでるから、今日の便に乗せてほしい」などのお願いをされることもありました。

この場合は、営業部の部長の承認を得て工場に依頼をします。

ひたすら売上入力(=出荷指示)を入力していく仕事の合間で、製品に関する問い合わせ(ユーザや取引先)の電話対応もしています。

あと、工場在庫が欠品してしまっている商品についての納期の問い合わせや、商品を取引先に発送していては実際の販売店に届くのに間に合わないからと店舗直送の依頼など、すべて部長の判断を仰いでの回答になっていました。

 

16:30 翌営業日の出荷入力完了

ここで工場は出荷の準備を始めます。

この時間までに受けた受注分はすべて入力が終わっていないといけません。

こうなると、自分の担当が終わっていたら、ほかの営業事務さんの分も入力して協力して入力作業をしました。

入力が完了して工場に出荷依頼を出した後は、当日の出荷分の納品書を印刷し送付準備をします。

 

17:30 退勤

退勤できた頃はよかったです。

繁忙期は残業して入力して帰ることもありました。

 

その他のルーティンワーク

取引先ごとにある締め日に合わせて、請求書を作成し、郵送します。

 

金属メーカーの営業事務はきつい?

 

正直きつかったです。

終わりの見えないFAXの山の入力よりも、欠品してしまった時の対応や工場に納期の確認をしたり、それを連絡すると「遅い!」とお叱りを受けたり…。

営業部のクレーム窓口と化してしまう時が業務として一番きつかったです。(なぜか担当営業のクレームまでも受けるんです)

でもそれ以上にきつかったのは、営業部長に「営業事務は(商品を)売って売り上げに貢献していないから、会社に貢献していない」と言われたことで、心が折れました。

幸い同僚(同じ部署の皆さん)には恵まれましたが、上司に恵まれないとかなりきつい仕事です。

 

金属メーカーの営業事務の給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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金属メーカーの営業事務はネイルや髪型、髪色や靴は自由?

 

ネイルは派手でなければ可、髪型や髪色については特に規定はありません。

工場勤務の方は作業着と安全靴で仕事をしていらっしゃるので、内勤の人間だけが派手な格好をすると、工場長から営業部長にお小言が来るらしく、しかもその基準があいまいで、よくわからないのが困ったところです。

なので、あまりに目立つ色の服装は避けていました。

オフィスカジュアル、という感じでした。

工場以外の内勤のフロアは室内履き(個人で用意)でしたが、かかとがついているもの(ミュール、ビーチサンダルのようなものは不可)でした。

 

金属メーカーの営業事務を辞めたくなる理由とは

 

上記させていただいていましたが、心が折れた原因は営業部長の「営業事務は会社に貢献していない」でした。

いや、売上入力して請求書送ってるの私たちですけどね?とよく仲間内では話していました。

営業さんは売り上げを取ってこないと怒られるのに、客先訪問(地方や宿泊を伴う遠方)しようとすると、「経費の無駄遣い」と怒られていました。

個人的に「誰かが怒られている職場」の雰囲気って良くないですよね。

 

金属メーカーの営業事務はやめとけ?

 

事前のリサーチは当然ですが、面接時の役職付きの上長の態度や他の社員への接し方を見て判断するのが良いと思います。

私が勤務していたのがたまたまブラックな会社だったのかもしれません。

金属メーカーだからというわけではなく、これはどの会社にも言えることだと思いますが、まずは契約社員や派遣社員で入社して、「大丈夫やっていける」と思った時に正社員への転換を希望する、ということができれば一番安全です。

特に工場を併設しているところだと、上司に嫌われると事務職で入社しても急に工場に移動させられた方もいました。(当然専門知識もなく技術もないので、体のいい退職勧告でした)

 

金属メーカーの営業事務に向いている人、向いていない人とは

 

向いている人

 

他部署とのコミュニケーションを上手に取れる人、入力作業がほとんどなので、タイプミスの少ない人、工場の社員さん(結構昔気質の方や、プライドの高い方が多いです)とうまくコミュニケーションが取れる人

 

向いていない人

 

コツコツ入力する作業が苦手な人、電話対応が苦手な人クレーム対応が辛くなってしまう人(この業務は営業事務ではなく別部署で対応している企業もあります)

 

金属メーカーの営業事務の離職率はどれくらい?

 

他の企業はわかりませんが、私が勤務していた会社の営業部はとても高かったです。

営業事務は基本5人で業務を回していたのですが、私の入社後、半年で一人辞め、新しい人が入ったと思ったらその人は半年でやめてしまい、更に半年後一人辞め。

補充のお願い(社内異動)を出しても、断られてしまうのか誰も来ないまま4人で回していました。

私が退職を申し出たときに、経理課から一人異動してくることが決まっていました。

私が勤務していた3年半で退職者が3人。

5人しかいないのにこれはかなり高いと思います。

 

金属メーカーの営業事務の口コミ評判とは

 

あくまでも私が勤務していた企業については、かなりの酷評でした。

「社長についていけない」「半ば強制的に某政治活動に参加させられる」などのうわさは絶えませんでした。

そして、ただでさえ忙しい業務の中で月に一度「人間力を磨く」という、実際に参加していても全く何も変わらないし、こんなことをしている間に入力作業ができたのに…という社内勉強会に強制参加させられたりともう散々です。

これはどの部署でも「時間がもったいない」と言われていました。

ただし、先代の社長の時代は社長が女性であったこともあり、女性が働くことに対する理解はとても大きかったです。(社長が許可しても直属の上司が良く思わない、というのはかなりありましたが)

 

結局オススメできる職種なのか?

 

もうこれは会社次第です。

面接や、履歴書送付後の対応で、どんな会社(上司)なのかの見極めが必要です。

そしていざ面接に行く際には、面接での上司の対応よりもフロア内の空気をしっかりと見て判断してください。

他の業種と違うのは、製造業であるために近くでなくても工場がある、というところです。

営業事務の職種は、工場との連携も必要です。

企業によっては作業着が制服で事務職であっても作業着着用、安全靴着用が必要な企業もあります。

そういったことに抵抗があるかも重要になってきます。

これをお読みいただいた皆様が、いいお仕事の出会いがあることを願っています。

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