幼稚園教諭の1日の流れ
月一回、一週間程7時~8時の早番があります。
主に、外廊下の掃除、保育室のドアを開けて換気、洗濯物を畳む、園庭の遊具・玩具準備をします。
8時に朝礼があり、順次園児が登園します。
登園した子から、自分で選択した活動をします。
10時頃になったらトイレに行き朝の会をします。
その後は、自由遊びまたは行事が近ければ行事の練習をします。
11時30分頃に昼食、その後は片付けをして自由遊びです。
14時に順次降園し、延長保育の子は別室に移動し17時30分まで延長保育があります。
延長保育担当以外は、園児が降園した後、部屋の掃除や洗濯物干し、活動や行事の準備、書類作成などをします。
16時に終礼があり、その後は19時ぐらいまで残業をします。
幼稚園教諭のメリットデメリット
メリット
夏休みや冬休みの長期休みに有休が取りやすいです。
行事・出張の時以外は土日出勤がないので、土日にゆっくり休むことが出来ます。
壁面の作成をほとんどしなくて良いので、壁面作成に時間を取られることがほとんどありません。
子どもの成長、笑顔が見られます。
デメリット
仕事量と給与が割りに合いません。
保護者や職員とコミュニケーションを取らないといけないので、理不尽なことを言われても一度受け止めないといけません。
上司が、結婚するまでには順序があるという考えなので、結婚する前のパートナーとの同棲は許されません。
幼稚園教諭の給料とは
21万円程ですが、税金など引かれるものがあるので手取りは17万円程です。
年に一回昇給がありますが、7年勤務して2万円程しか上がりませんでした。
年収は300万円程で、企業に勤めている人からすると少ないと感じる方が多いと思います。
ボーナスは30万円程×年2回いただけます。
年2回はありがたいのですが、仕事量に対してもう少しあっても良いかなと感じます。
退職金に関しては140万円程です。
以前勤めていたところの退職金は10万円だったので、それと比べると良いのかなと思います。
しかし、もう少しほしかったです。
幼稚園教諭に向いている人向いていない人
向いている人
子どもが大好きで、人とコミュニケーションをとることが好きな人は向いていると思います。
ピアノが上手な人も向いています。
上司や保護者に理不尽なことを言われても、受け止め、相手が不快・不安にならないような言葉選びが出来る人も向いています。
向いてない人
笑顔がなく、人とコミュニケーションをとることが苦手な人は向いていません。
ピアノが弾けない人も向いていません。
根気がいるお仕事でもあるので、すぐに諦めてしまう人ややる気がない人は向いていません。
幼稚園教諭のやりがいと将来性
子どもが今まで出来なかったことが出来るようになった時や成長が見られた時は、とても嬉しいです。
子ども達が行事などをみんなで一緒にやりとげるのも感動します。
保護者の方から、「ありがとうございます。」「先生のおかげです。」と言われると、この仕事をしていて良かったなと感じます。
子ども達に「先生大好き。」と言われることが何よりのやりがいです。
将来性については、この先子育てをするにあたっても、子どものことを知っているのと無知の状態では全く違うと思うので子育てにも役立ちます。
幼稚園教諭の給料明細とは