現在、建具店はすっかりなじみがなくなりました。
事務員の募集を見る機会も少ないかもしれません。
家族経営のところも多く、募集はパート・アルバイトにとどめておくといったところでしょう。
残念ながらお給料はそんなに高くないかもしれません。
逆に小規模なところだからこそ、色々な業務を経験出来て勉強になったりします。
気楽に与えられた仕事だけこなすか、様々な業務を勉強してオールマイティーな事務員になるか自分のやる気次第です。
建材屋(建具屋)の事務に必要な資格は
特に事務職で必要な資格はありません。
もちろん仕事はパソコンを使わずにできませんから、パソコンのスキルはあった方がいいです。
エクセルやワードは最低でも出来るようにしておきましょう。
大きな会社ではパソコンが急に動かなくなったとか、調子が悪いといったときシステム部の方から助けに来てくれますが、事務職ひとりだと、頼れる人はいません。
パソコンの基礎知識などあるといいかもしれません。
また、建具店は小規模であることが多いので、簿記の知識があると経理業務にも携われかもしれません。
日々のお金の管理から決算業務まで、小さな会社だからこそ関わることのチャンスがあります。
また、お給料は社会保険料や所得税を引かれますが、そんな保険や年金に関する知識も学ぶことができます。
総務も経理も営業事務も担当することができるかもしれません。
よく言えばオールマイティー、悪く言えば何でも屋、チャンスととらえて色々な勉強をしてみてはいかがでしょうか?
私が勤めた建具店は会長が経理を、社長の奥様が事務全般をしていましたので、補助をしてくれるパートタイマーで十分でした。
家族経営のところが多いと思いますので、正社員を採用する会社は少ないかもしれません。パート・アルバイトのみの募集だけだったりします。
気軽に応募して、しんどい仕事は御免と思うか、パート・アルバイトでも一生懸命取り組むかで、やらしてもらえる仕事が変わってきます。
私は仕事が暇なときはよくカタログを見ていました。窓の種類や名称を覚えていました。また、二重窓のリフォームにはエコ補助金が出ましたので、条件などを勉強しました。
ですから、奥様が育休を取った時には代わりに見積もりの仕事なども担当させてもらえました。パート・アルバイトでもやる気次第です。
業績が上がりさらに業務を拡大しようと、女性営業1名と事務員1名の増員がありました。
奥様と私、増員の2名の女性で、これから頑張りましょう!とイタリアンで決起集会をしたにもかかわらず、その後すぐに倒産というまさかの展開になったことは本当に残念でした。
建材屋(建具屋)の事務給料や年収はいくら?
私はパート採用でしたので、時給でお給料をもらっていました。
他の従業員の方と話をする機会も多くありましたが、給料は安いと皆さん言っていたと思います。
仮にオーダーメイドに特化したような高級建具店だったりすると、もう少しいいお給料が出るかもしれませんが、あまりお給料に期待は出来なさそうです。
建材屋(建具屋)の事務は給料が安い?
その頃40歳前半の男性職人さんが350万くらいといっていました。
その方は独身でしたが、こんな給料では結婚できないとぼやいていました。
それから考えると事務の年収はさらに低いと想像できます。
建材屋(建具屋)の事務の給料明細とは
私の時給は1300円でした。
一般事務としてはその頃破格の時給でした。
子供が学校に行っている間に少しでも稼ぎたいと、新聞折り込みでパートを探していましたが、この建具店の時給がとびぬけて高く、一般事務とあるけれどひょっとして訳があるのかもと疑っていました。
応募して面接のときにズバリ聞きました。
時給が高いですが何か特別な業務がありますか?と。
すると特別な業務はありません、ただすぐに人を見つけたかったのでといわれ、その場で採用になりました。
時給が1300円。
午前9時から3時まで、お昼休憩は1時間の実働5時間、土日祝お休みです。
パートとしては理想的な勤務形態でした。
1300円×5時間×20日=130,000円
ここから所得税と雇用保険を引かれました。
健康保険は夫が自営業でしたので国民健康保険です。
建材屋の事務の仕事内容やきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
建材屋(建具屋)の事務の面接時の服装は?
面接は堅苦しくなくかつカジュアル過ぎずといったシャツにパンツスタイルでした。
面接する方もラフな格好でした。
あまり服装は関係なかったです。
仕事中も奥さんはジーンズでしたから。
建材屋(建具屋)の事務の志望動機の書き方や例文とは
志望の動機は、今まで経験のない業種で興味があり、仕事を通して色々学びたいと書いたように記憶しています。
小規模な会社であるので、なんでも挑戦してみたいとやる気をアピールするのはいいと思います。
また、人と協調してやることができますという長所もポイント高いと思います。
建材屋(建具屋)の事務の面接で聞かれることやポイントとは
あれもこれもやってもらうかもしれませんが大丈夫ですか?とか、したくない業務がありますかと聞かれました。
後で分かりましたが、あれもこれもの中にはトイレ掃除や赤ちゃんのお守りもあったわけです。
赤ちゃんのお守りはレアなケースでしょうが、トイレ掃除はあるかもしれません。
どうしてもやりたくないことは最初にはっきり言っておいた方がよいです。
後からトラブルのもとです。
建具店での募集はパート・アルバイトの募集が多そう
建具店は小規模なので、正社員の事務を採用する余裕がないかもしれません。
パートやアルバイトの採用のみになるでしょう。
正社員で働くならば、ある程度のお給料が欲しいはずですが、パートだと、扶養の範囲で働きたい方も多くいますので、お給料にこだわる程度は比較的低く会社としても雇いやすいからです。