私は、外資系航空会社で働いていました。
こういったお仕事は、内部事情がどんなものか想像しにくいので、給料がいくら貰えるお仕事なのかやはり気になる方も多いと思います。
ですが、航空会社予約センターの仕事の給料は決して高いとは言えないです。
今回はそんなお給料や年収、ボーナスについても深く掘り下げて行きたいと思います。
あくまでも私が勤務していた会社をひとつの参考材料としてご覧頂ければ幸いです。
航空会社予約センターへの転職に必要な資格やパソコンのスキルとは
英語のスキルは必須だと思います。
TOEICや英検は取ってた方が絶対に有利です。
外資系であれば、本社の国の言葉を話せるなど、外国語の読み書き、話せるというのは必須です。
パソコンのスキルは、航空会社専用の端末を使うので、ExcelやWordのスキルは持ってなくても大丈夫ですが、両手でキータッチ出来ることは必須です。
電話を受けながら予約画面を操作するので、全く出来ないと入ってから大変だと思います。
航空会社予約センターの給料や年収、ボーナスはいくら?
私が働いていた航空会社の月収は、だいたい18万くらいでした。
ボーナスは業績によってかなり左右されてましたが、平均年2回で合わせて50万くらい。
ですので、年収250万くらいでした。
私の勤務していた会社は、お国柄残業するなんて有り得ない考え方の所でしたので、残業はほとんどなかったです。
残業代が出ないので、毎月の給料が増えることはなかったです。
空港勤務になってから、飛行機が遅延、欠航等イレギュラーが多かったので、残業して給料は増えました。
残業しないお国柄でしたが、さすがに飛行機のイレギュラーには対処しないといけないので、私達日本人は残業、上司は1人だけ交代で残業していました。
航空会社予約センターの給料明細とは
基本給16万~能力給2万くらいでした。
交通費は別途支給されていました。
残業した場合は、1時間1300円くらいの計算で支給されてました。
航空会社の予約センターの事務職の仕事内容やきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
航空会社予約センターの給料は安い?高い?
決して高くは無いです。
お金を沢山稼ぎたいという方は、同僚にはいなかったので期待しない方が良いと思います。
私は、楽しい、やりがいがあると感じながら仕事をしていたので、給与の低い事はあまり気にしてませんでした。
同僚に既婚者の男性の方は1人だけでした。
自分の給料では食べていけないから奥さんにも働いてもらってると言ってましたね。
学生時代の一般事務の友達の方が給料沢山貰ってるのは羨ましいと感じたこともありましたが、やりがいを感じていたので、仕方ないのかなと。
航空会社予約センターの給料を上げるには
マネージャクラスになっていくと給料は増えると思います。
外資系航空会社の上司は、本社からスタッフが異動してくるので、私たち日本人が出世することはまず無理です。
日系航空会社の上司は、正社員です。
正社員になれれば給料は上がりますが、なかなか厳しいようでしたね。
ほとんど派遣社員、アルバイト、子会社からの出向スタッフばかりでしたので。
航空会社予約センターの面接時の服装は?
リクルートスーツでした。
髪型は1つ結び、化粧はナチュラルメイクで私は受験しました。
東南アジア系の航空会社受験の時は、少しアジアンビューティ的な感じのメイクをしたり、航空会社の色といいますか個性や特色があるので、それを調べてメイクや髪型を決められた方が良いと思います。
服装はどこの航空会社も皆さんリクルートスーツ、黒いパンプスでした。
航空会社予約センターの志望動機の書き方や例文とは
私は飛行機が好き、接客が好き、空港が好き、英語が好き、外国が好きというのをアピールしました。
予約センター~航空会社の印象に繋がると言っても過言では無いので、航空会社の顔になれるように頑張りますと書きました。
外資系の航空会社では、英文の志望動機等も求められるので、英語の知識は必要です。
日系航空会社は日本語のみで大丈夫です。
航空会社予約センターの面接で聞かれることやポイントとは
・沢山ある航空会社でなぜここを選んだのか?
・入ってから何をしたい?どう頑張りたい?
・自分の長所と短所、それをどう活かしたいのか
この3点を聞かれたことを記憶しています。
航空会社予約センターで給与よりも得た経験
私は高校生の時からグランドホステスになるのが夢でした。
短大で英語を勉強し受験しましたが、航空会社全滅でした。
空港の免税店販売員の正社員をしながら、夜間、航空会社に入るための専門学校で英語を、入社試験対策を勉強してやっと入社できました。
空港に通うのは、空港近くに住んでる子と言われ、私は入社が決まった時点で予約センター配属と言われました。
最初は思ってた仕事と違うので迷いはありましたが、飛行機に関わる仕事ということで、やりがいを感じ、毎日対応する内容が違うので楽しかったです。
給料は安いですが、それよりも楽しいと言うのが勝っていたので気にはならなかったです。
ずっと勉強してきた英語を活かすことができ、働いていた航空会社の国の言葉も覚えることができました。
パソコンの知識は全くなかったですが、ブラインドタッチの練習は学生の時にしていたので役に立ちました。
辞める時には、入社時より速く打てるようになってました。
ただ、日本語変換にすることがなかったので、英語で文章を考えて入力する方が楽でしたね。
航空会社の仕事は色んな仕事があります。
キャビンアテンダント、整備士、ケータリング、給油会社、飛行機を誘導するスタッフ、貨物スタッフ、グランドホステス、予約スタッフなど、飛行機を飛ばす為に沢山の人が関わってます。
その一員になって働いてる事に誇りと責任を持ってました。
そのような仕事に関われて良かったと、辞めて時が経ちますが、今でも思っています。