自動車学校で働いてみたいって、思っている方がいらっしゃったとしたら、自動車学校で働くという事がなんとなくでも伝わるといいなと思い、その仕事内容をお知らせしていきますね。
でも、自動車学校もそれぞれ、その自動車学校でやる業務内容なども、違うので、「自動車学校の中ってこういうものなんだな」という、参考事例としてみて頂けたら幸いです。
ほんのちょっとでも、あなたのお役に立てれば、嬉しいです。
自動車学校の受付事務はどんな仕事?
自動車学校での受付事務と言うのは、教習生とのやり取り、そのほかの講習に見えた方々のやり取り、そして、教習指導員、技能検定員の職員の方々の調整や、もし小さな自動車学校であれば経理のお仕事もしていきます。
公安委員会指定の自動車学校は、卒業検定まで自動車学校で行う事が出来るので、教習生の仮免の申し込み受付や卒業検定の受付など、本当に細々とした業務が主なのです。
また、教本の発注や、色々な備品の管理、発注、お金のやり取り、今だと高齢者講習というのを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、その高齢者講習の予約管理なども行います。
こうして書くと、すごくたくさんの事をしているように見えますね。
ですが、基本的に受付事務が一人という事はありませんので、安心していただいて大丈夫ですよ。
他の方々と分担して作業していきますからね。
後は電話受付も大事な業務の一つです。
その自動車学校を知らない方が初めてお話をすることになるのが受付事務員なので、ある種、その自動車学校の顔と言えるかもしれません。
また、その県の県警本部の運転免許課の方とのお電話のやり取りもあります。
免許は警察の管轄でもありますからね。
以上が自動車学校の受付事務のお仕事と思っていただいて良いかと思います。
自動車学校の受付事務の1日の流れとは
自動車学校では、教習生が来るよりも早く出勤をして、事務所などのお掃除からはじまります。
でも、朝の掃除の間も教習生からの問い合わせのお電話等もありますので、常に電話の音には気を配ります。
そして、朝礼でその日の業務内容の確認などを行い、業務が始まります。
送迎バスのある自動車学校では、教習生が朝一番の教習に間に合うように、そして検定に間に合うように到着します。
その教習生に説明を行い、送り出します。
教習生や講習の受講者の方々の説明が終わり、各々が散っていくと今度は教習生の予定によって指導員や検定のやりくりを考えたり、発刊物の整理、お金の管理等を行います。
しかし、教習は50分単位なので教習間の休憩時間は教習生が大挙して押し寄せてくるので、それぞれの教習生の質問や、送迎バスのやりくりなどを行います。
基本的には、この繰り返しです。
ですから、あまり静かな時間というのは無いかもしれませんね。
自動車学校の受付事務はきつい?
接客や、対人関係が得意な人には大変向いているお仕事だと思います。
人見知りが激しい方、コミュニケーションをとるのが難しい方だと、やはり厳しいかもしれません。
ですが、そこは慣れ。
仕事だと思えば割り切れるかも?
たくさんの方々とお話しできますので、知らない世界などを知る事もできます。
それに、楽しいこともたくさんあります。
業務内容としては、きついという事は無いと思いますが、やはり接客ですのでそこをしっかりと肝に銘じておかれると良いかと思います。
自動車学校の受付事務の給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください
自動車学校の受付事務はネイルや髪型、髪色や靴は自由?
ネイルはあまり華美なものはおすすめできません。
色々なものを持ったりしますし、教習生とのやり取りもあります。
あまり目立つとこちらは接客をする側ですので、印象は控えめが良いかもしれませんね。
マニュキュアくらいはOKだと思います。
髪型も、その自動車学校でのローカルルールがあると思いますので、よっぽど変じゃなければ大丈夫なのではないでしょうか。
ちなみに、私はとても明るい茶髪で仕事をしていました。
靴は、動きやすいサンダルのようなものを履いていました。
ヒールではさすがに走り回ったりできないので。
色々と動くことが多い業務内容なので、あまり高い靴はおすすめできません。
自動車学校の受付事務を辞めたくなる理由とは
これは、どの業種でも言えるかと思いますが、人間関係のきつさではないでしょうか。
業務内容自体は、やはり接客が好きであったり、人が好きであったりする方にはとても楽しいと思うんのですが、同僚に合わない人がいるとそれが原因でやめたくなることもしばしば。
また、男性の多い職場ですので、軽度のセクハラ等もあるかもしれません。
現在ではそちらの教育も行き届いておりますので、そう言った問題はないかもしれませんが、同僚との人間関係の問題が一番大きいかもしれません。
人がその職場を止めたくなる理由は、やはり人間関係が1位だと思いますので、自動車学校の受付事務も例外ではありません。
自動車学校の受付事務はやめとけ?
自動車学校の受付事務、これは、業務内容としては、本当にそんなに難しい事はないと思います。
法律を覚えなくてはいけないとか、システムエンジニアとしてプログラムを組まなくてはいけないと言った事はないからです。
しかし、小さな自動車学校では経理の仕事も任されるかもしれません。
また、パソコンを使っての資料作成のお仕事も任されるかもしれません。
ですから、ご自身のスキルをよくご理解されてからその職種を選ばれると良いかと思います。
やはり、業務内容だけではなく、人間関係はその職場に入ってみない事には分かりませんからね。
接客がお好きな方には、非常に向いている業務内容だとは思いますが、コミュニケーションが苦手な方にはおすすめはできないかなと思います。
自動車学校の受付事務に向いている人、向いていない人とは
こちらは、はっきりしています。
自動車学校の受付事務に向いている人は、「接客がお好きな方」
向いていない方は「コミュニケーションをとるのが苦手な方」です。
本当にたくさんの老若男女問わず色々な方がお見えになる場所ですので、臆することなく対応できる方が最強です。
自動車学校の受付事務の離職率はどれくらい?
自動車学校の受付事務は新卒で採用されたりする方が多いので、結婚を機に退職される方が多いかもしれません。
しかし、昨今の働き方改革で、結婚、妊娠、出産をされても復職されたりする方もいらっしゃいますので、その仕事が好きな方は定年までいらっしゃることもままあります。
その職場環境が働きやすい環境であれば、離職率はすごく低いと思います。
自動車学校の受付事務の口コミ評判とは
自動車学校で免許を取った事のある方が、必ず接する受付事務の事務員。
その事務員の対応で、その自動車学校の印象が決まるといっても過言ではないかもしれません。
笑顔で対応して教習生が無事に卒業できる日に、「ありがとうございました」と言っていただける幸せは、やはり働いていないと味わえないものだと思います。
実際に教習や、検定を行うわけではありませんが、教習生とたくさんコミュニケーションをとり、その教習生が無事に卒業証書をもってその場を去っていくのを目の当たりにできる事はやはり接客業として嬉しい事です。
一緒に働いていた同僚もみな、やはり教習生の卒業は淋しいけれど嬉しいと仰っていました。
良い接客をすれば良い評価をいただける、だけどやはり面と向かって感謝の言葉を述べて頂けることが一番嬉しいかもしれません。
接客が好きなら、あなたに向いているかも!自動車学校の受付事務
自動車学校の受付事務の仕事、おおよそおわかりいただけましたか?
一番のポイントはやはり接客、これに尽きると思います。
業務内容は、覚えれば大丈夫!
いろいろな方に接してみたいと言う方には、本当におすすめできる職種かもしれません。
ちょっとでも、あなたのお役に立てたなら、嬉しいです。
もし、あなたが自動車学校の受付事務で働くことになったら、笑顔です!
笑顔に優る挨拶はありません!
きっと、うまくいくと思います。
この記事があなたのお役にたてますように…