銀行の広報部と聞くとすぐにイメージができない方がほとんどであるかもしれません。
どんな仕事をしているかはもちろん、お給料や、採用のされ方なども不明瞭な部分を感じている方も多いでしょう。
それでは、実際の支給されるお給料やボーナスはどれくらいなのか、一般的な銀行員とされる営業職とのお給料の差はあるのか、銀行の広報部での仕事を希望する場合、どのような志望動機が好ましいのか…などこの記事ではご紹介していきます。
銀行の広報部への転職に必要な資格やパソコンのスキルとは
銀行の広報部は他業種の広報部の仕事と大きな差はないかと思います。
一方で、営業職の銀行員との業務とは大きく違い、必要なスキルも変わってきます。
一般的に言われる広報部の必要なスキルとしてPCのスキル(word,excel,powerpointなどの操作)等は銀行の広報部に必要なスキルと言えるでしょう。
営業職の銀行員は基本的に銀行が使用するシステムに情報を入力していく仕組みが確立されているので、上記のようなPCスキルを必要とされる機会は少ないです。
ですので、営業職の方にとっては、突如企画書などの資料作成の壁にぶつかることも多くあります。
一方で、銀行員が取得していなければいけない様々な商品を販売するための資格や知識を得るための資格は必要なく、金融の基礎知識があれば問題ないと言えるでしょう。
銀行の広報部の給料や年収、ボーナスはいくら？
銀行員の広報部の給料はいわゆる営業職との差はほとんどありません。
一方で、企業によっては営業職に「営業手当」のような制度が導入されている場合があります。
その場合は、営業職の方が報酬が高くなります。
基本的に本部機能を果たす広報部の仕事は数字での評価が難しいため、大きな報酬を一時的に得ることは少ないと言えます。
また、ボーナスについても「何ヶ月分」という組織の規定の元支払われるので、銀行の職員であれば広報部でも同様に支払われます。
ボーナスに関しては1年に2回、それぞれ2～3ヶ月程度の支給額であるところが一般的です。
銀行の広報部の給料明細とは
銀行の広報の給料明細について、こちらも一般的な給料明細と考えていただいて問題ありません。
ひとりひとりの職員に「給料明細」が支給されます。
その明細では、それぞれ個人の役職に対する基本給の記載があります。
そしてその月の残業代を基本給に足したものが報酬として明記されており、その下段にそれぞれの控除額、年金や所得税・住民税の控除額を引いた形が最終の支給額として明記されています。
銀行の広報部の仕事内容やきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
銀行の広報部の給料は安い？高い？
銀行の広報部のお給料は一般企業で働く給料と大きく変わらないです。
一方で、「銀行」という大きな組織の中での報酬であるので、制度や給与体系はしっかりして安定しております。
みなし残業として、給料に対して多く働かなければいけないことなどは少なく、しっかりと残業は申告し、その分支払われる傾向が強いので、働いた分しっかりお給料をいただくことができます。
繁忙期などは、ハードな分その月の報酬は残業代などで高くなったりすることもあるので、安定的ではあるが、支給額は働いた分しっかりもらえるので仕事量が増えた分報酬は増える、と考えていただいて問題ありません。
銀行の広報部の給料を上げるには
銀行の広報部の仕事は、一般企業の広報分野と同様に営業職ではないので目に見える成果が出辛い分野です。
そのため、残業代ではないいわゆる個人の役職をあげるためにきちんと評価してもらうためにはそれなりの努力が必要です。
新しいことを企画したり、組織に大きく貢献するための一助となったり…さまざまありますが、一般的な銀行員が数字で評価されることができる反面、本部機能を果たす広報のお仕事は、急にお給料を上げるということは難しいと言えます。
銀行の広報部の面接時の服装は？
一般企業の面接時と同じもので問題ないでしょう。
銀行業では未だに上下スーツを一般的にしているところが多いです。
よって、面接時は上下スーツが好ましいと言えるでしょう。
当たり前ではありますが、人前に立つことや信頼感が大切になる業種なので、女性の長い髪は結んだり、男性も身だしなみに気をつけたりと清潔感を与えるような印象を心がけるのがいいと言えます。
銀行の広報部の志望動機の書き方や例文とは
銀行の広報部の志望動機は非常に難しいと言えます。
なぜなら一般企業で働く広報の仕事と大きく差はないからです。
面談の時には「どうして銀行の広報なのか」という質問になる可能性は高いので準備する必要があるかと思います。
そこに訴求して無理に理由を作るよりも、その銀行をよく研究した上で組織の魅力を語り、広報での自分のできるPRをする方がストーリーを導き出しやすく、面接でも理解を得られやすいかと思います。
その銀行のどんな部分に魅力を感じているのか、自分にあっていると思うところはなど、自分の経験やスキルに結びつけて話していくと説得性も上がっていくかと思います。
銀行の広報部の面接で聞かれることやポイントとは
上記で記載した「どうして銀行の広報なのか」の質問に加え、その銀行自体に対する質問も出る可能性が高いです。
広報はPRをしていく部署ですので、外から見てどういう印象でその人がどのように感じているのか、さらに課題は何で度の人が採用された場合そこをどう解決してくれるのかなど、面接官は興味を持っているかと思いますので、そこまで深めて準備ができればベストと言えます。
一般の広報業と大きく変わらないからこそ難しい？銀行の広報部
いかがでしたでしょうか。
お給料の銀行の特性上安定している銀行の広報部ですが、「なぜ銀行の広報に？」というところが就職を考えるに当たって難しいポイントになります。
ご興味を持った方は、自己分析志望動機をしっかりと準備した上で挑戦してみるのがおすすめです。
