福祉施設指導員になるには!必要な資格や難易度、仕事内容とは!

福祉施設指導員になるには 医療/福祉/介護

 

福祉に関心のある人なら、またハンディのある人たちを援助する仕事をしたいと思っている人なら、福祉施設の指導員の仕事はどうかなと思いますね。

利用者さんが生き生きとした1日を送るのを見るのは何より楽しいことです。

「でも指導員になるには特別な資格がいるの?」

「具体的にはどんなことをするの?」

「私にもできる?」

とても気になるところですね。

そこで精神障害者向け福祉施設の指導員をしていた私が、具体的な疑問にお答え致しましょう。

 

福祉施設指導員とは

 

福祉施設指導員とは、老人ホームや身体障害者や知的障害者施設、児童養護施設などいろいろなハンディのある人が施設で快適に過ごせるように支援する人のことです。

指導するというよりはお手伝いをして気持ちよく過ごせる工夫をする人と言うほうが適切かもしれません。

ハンディの種類が違うとそれぞれの人が必要とする支援は違います。

老人なら身体的な援助やお話し相手、子どもならばいっしょに遊ぶ、体や知能に障害があるならばできないことを手伝うなど、それぞれの場面で指導員の出番はあるのです。

 

福祉施設指導員の仕事内容は

 

私が働いていたのは福祉作業所の一つでした。

この施設は精神障害を持ち引きこもりがちの青年が、家から一歩外に出て仲間と交わり作業やお出かけをして、社会復帰を目指す施設でした。

指導員の主な仕事は、利用者さんの良い相談相手になり、一緒に作業したり会話をしたり食事をする中でスムーズな意思疎通をすることです。

できれば仕事をすることを目指すので、軽作業やチラシの配布などわずかでも利用者さんのお小遣い稼ぎになることも試みました。

ただ精神障害者の方が対象であるために、特別なノルマはなしで、仕上がらない時は指導員が肩代わりすることもありました。

その日のやることがしっかり決まっているわけではないので、戸惑うこともありますが、どうやったら、利用者さんが喜んで一日を過ごせるのか考えながら計画を立てるのはそれなりにやりがいがあります。

自分の立てた計画がうまくいって誰かが少しずつでも笑顔を取り戻すことができるなら本当に嬉しいと思います。

私は物作りが好きで、古くなった傘を解体して布をほどき、きれいな部分でエコバッグを作ったことがありました。

利用者さんも見ているだけではつまらないと思う人が、傘の解体や布をほどく作業を手伝ってくれました。

できた布を縫ってエコバッグを作ると、水濡れに強く、軽くて丈夫なバッグになりました。

嬉しくなってたくさん作り、月に2回開いている手作り品の店で売ったところ評判が良く高く売れて、手伝ってくれた利用者さんのちょっとしたお小遣いになりました。

利用者さんも自分が働いた分のお金がもらえるのでとても喜んでくれました。

こうした小さな成功は本当に励みになります。

 

福祉施設指導員の1日の仕事の流れは

 

職員は朝の打ち合わせをして、今日の予定を確認します。

精神作業所であるために細かく予定を決めると利用者さんはついていけないことがあるので、ざっくりと決めて臨機応変のことが多いです。

例えば、午前中は手作り品を作る、お昼はみんなでカレーを作って食べる、午後は近所の森林で手作り品の材料となるドングリや松ぼっくりを拾うという日もあります。

午後は3時に手作りのおやつでお茶を飲み、小休止。

利用者さんの退所時間は定時ではありませんが、4時を目安に帰ります。

利用者さんが帰った後、職員はその日の出来事を記録し、後日の反省材料とします。

 

福祉施設指導員に必要な資格や免許の難易度は

 

福祉施設指導員になるには、必ず資格が必要というわけではありませんが、大学で社会福祉系の学科を卒業して、社会福祉士の資格があると有利です。

社会福祉主事任用資格や児童指導員任用資格などを取っておくのも有効です。

大学や短大、専門学校で、保育士や教員資格を取ることもいいです。

ほとんどの資格は学校で必要な単位を取れば自動的に受けられるのでそれほど難しい資格ではありません。

働きながら通信教育で資格を取ることもできますから、すでに卒業した人でもあきらめることはありません。

 

福祉施設指導員に向いている人向いていない人とは

 

福祉施設指導員は人を相手にする仕事なので、いろいろな人と話すのが好きで、利用者さんと一緒に作業をしたり、出かけたりするのが苦にならない人がいいですね。

精神障害者作業所の場合にはある程度精神障害の知識がある人、利用者さんの特異な行動にもめげない精神力や体力も必要です。明るく元気な人が向いています。

反対に人と接するのが苦手、自分自身がちょっとしたことで落ち込むようだと、長く続けることは難しいですね。

 

福祉施設指導員になるまでの道のりや方法は

 

福祉施設指導員になるには、いろいろな方法があって大学で心理学を勉強した人や、教職を取って就職する人もいます。

場所によっては特別な資格を求められることもありますが、幼稚園の教員だったという人や保育士資格で働いている人もいます。

私の場合は身近に軽い精神病で困っている青年がいて、彼をサポートしたことがあったことと、中高の教員資格があったことで、非常勤指導員に採用されました。

高卒ですぐに福祉の仕事に就く人は少ないです。

福祉施設で働くには短大、専門学校、大学などで保育士、教員、社会福祉士などの資格を取っておくのがお勧めです。

 

福祉指導員はやりがいのある仕事です

 

福祉施設の職員は地味ですが、やりがいのある仕事です。

社会福祉士、保育士、教員資格などがあると就職に有利です。

人を相手にするのが得意な人、作業や出かけるのが苦にならない人が向いています。

利用者さんの笑顔を見られるのは本当に嬉しいです。

福祉の仕事をしたい人が希望する職場に就けることを願っています。

タイトルとURLをコピーしました