介護老人保健施設の理学療法士の1日の流れ
及び夜勤帯の申し送りを行います。
聞いた後に自身の部署で申し送り内容を伝達します。
伝達が終わった後は臨床業務に入ります。
臨床業務のスキマ時間には書類作業や物品の管理、清掃などを行います。
12時からは昼休憩を取り、13時から午後の臨床業務を開始します。
必要に応じて利用者の家屋評価などの訪問も行います。
16時以降はご家族と利用者の面会の補助を行ったり、フロアの他職種とカンファレンスをら行ったりしています。
17時30分で退社します。
介護老人保健施設の理学療法士のメリットデメリット
メリット
利用者や家族に自身の行った仕事を感謝されます。
利用者の身体をどう動くのか理解してどの様に治療すれば動くのか試してそれが結果に繋がると楽しい思いが出来ます。
他職種との関わりが多いため様々な人と仲良くなることが出来ます。
デメリット
仕事柄屈むことや体重の重い人を起こしたりする事が多いので腰を痛めやすいです。
認知症が強く我の強い人はコミュニケーションが取りづらいため扱いが難しいです。
対人関係の為上手くいかないことが重なるとメンタルに響きます。
介護老人保健施設の理学療法士の給料とは
総支給額は30万円程度です。
そこから厚生年金が2万5千円、健康保険が1万4千円程度引かれます。
年収は440万円、勤めて8年近く経ちますが、正直あまり昇給は高くなく1年目と比べて年収は20万円程度しか上がっていません。
ボーナスは月収の4倍程度となっています。
こちらも昇給が高くないため、あまり1年目から上がっていません。
年収については現職のため不明です。
同期の人から聞いた話では、5年程度勤めて退職したところ給料約一月分の退職金だったようです。
介護老人保健施設の理学療法士に向いている人向いていない人
向いている人
様々なタイプの人間と接するため心穏やかに他人と接する人が向いています。
相手のペースや気持ちに寄り添う事が出来て、傾聴する気持ちを常に持っていると良いと思います。
また、体の動きを見て評価や検査を行う事が多いため、細かい視点で分析する事のできる人が向いています。
向いてない人
相手に寄り添う事が出来る人が向いているため逆に自分のペースで仕事のしたい人は向いていません。
何事にも相手を主体にして仕事を行う必要性があるからです。
介護老人保健施設の理学療法士のやりがいと将来性
やりがいは、自身の行った仕事が他者に感謝される事が多いです。
自分の行った仕事によって利用者の身体やメンタルが良くなることを実感できます。
様々な医療、介護、福祉の職種の人と関わる事が出来ます。
将来性については、この先はさらに超高齢化社会になるとされ、2025年問題などにより理学療法士の必要性は更に高くなってきます。
特に介護老人保健施設は高齢者が利用される施設のため、この先の介護業界の理学療法士は需要が高くなってきます。
通所リハビリテーション及び施設入所のリハビリは将来性が高いと思っています。
介護老人保健施設の理学療法士の給料明細とは