現在整骨院の数はものすごく多く、あなたも歩いていればすぐ見つけることが可能でしょう!
そして、それぞれの整骨院は生き残るために試行錯誤を繰り返しており、速いところでは一年以内で廃院になっているところ、何十年も続いているところ、本当に様々です。
それにここ数年で整骨院に割り振られえる医療費が徐々に少なくなっており、どの院も工夫が必要になってきました。
そこで多く取り入れられているのが自費治療というものです。
今回は整骨院の自費治療についてお話していきたいと思います。
整骨院経営には自費メニューの必要性について
冒頭でも少しお話ししましたが、現状整骨院に割り振られる医療費などが減少しています。
簡単に言えば、整骨院が国に請求できる金額が少なくなるという事です。
それなのに整骨院が今はかなり多くあるので、どうしても自費のメニューが必要なのです。
例えば100万円を5人で今まで使っていたものが、80万円を10人で使ってくれと言われているようなものです。
1人20万円使えたものが8万になるような感覚です…
元の20万円に戻すには他のもので補わなくてはなりません。
それが整骨院でいう自費治療です!
なので、自費メニューは必要なのです!
整骨院の自費メニューの種類は
自費のメニューは整骨院ごとに違うとは思いますが、骨盤調整、産後ケア、カイロプラクティックなどが多いのではないでしょうか?
自費メニューは特に決まりがないので、来てくれる患者さんのためになるものであれば、特に決まりはありません。
整骨院は何でも保険が使えると思ってくる方もいるでしょうが、細かい内訳などもあるので、しっかりとそのあたりは勉強しておかないと知らない間に不正請求をしてしまうこともあります!
私は以前整骨院で働いていましたが、目の疲れや足のむくみに特化した自費メニューなどを導入していましたよ。
整骨院の自費料金の相場はいくらくらい?
相場は1000円前後くらいではないでしょうか?
整骨院でも保険を使わずに自費だけで行う所もありますし、逆に自費をあまりとらないところもあります。
私の場合は症状に合わせてこちらが必要だと思ったら説明をして、納得をしてもらったら行うようにしていました。
もちろん今後の事を考えると、自費メニューは必要不可欠にはなってくるので、一度自分の足で色んな整骨院に行って受けてみるといいかもしれません。
あなたが払う金額に見合った治療だったのかも含めて体感することはいい事です!
整骨院の自費メニューの始め方や設定するときのポイント
始め方としてはいきなりではなく、張り紙などである程度いつからと告知をして行う方が来た人も興味を持つでしょうし、急にされてびっくりなどもないと思います。
設定するポイントとしては、あなたが開くもしくは開いている整骨院の一番の売りを主に考えるのがいいでしょう。
先ほども言いましたが、今はかなりの数の整骨院がありたくさんの自費メニューがあります。
他と同じでは埋もれてしまう可能性もあります。
なので、せっかくならここでしか出来ない、これなら他に負けない!
というものを売りにしていければいいのではないでしょうか?
整骨院の自費が高いとお客さんが来ないのでは?
と思いますよね?
私もはじめはそう思っていましたが、金額が高くてもしっかりと満足度を出せれば問題なく人は来ます!
逆に満足度と金額が合わなければ人は来ないでしょうから、金額設定は難しいとは思いますが…頑張るしかありません。
保険治療と自費治療の区別がつかずに、クレームが出たという話も聞いたことがあります。
保険が効くから来たのにと言われたという話もあるので、治療の金額と満足度をしっかり釣り合った設定にしてくださいね。
とりあえずは自費の金額が高くても人は来ます!
整骨院の自費治療展開の注意点やポイントとは
ポイントは採算が合うのかという点も1つポイントでしょう。
張り切って道具を購入して、元が取れないという事も考えられます。
あとは保険治療と自費治療のはっきりとした差別化が必要でしょう。
先程のように境界線がなく流れでやるとクレームという事にもなります。
毎回治療に入れるのか?
定期的に治療にいれるのか?単発で治療にいれるか?
その辺の頻度も重要でしょう。
やはり、自費治療というのは言葉の通り、来た人の全額負担です!
その分追加料金をもらう形になるので、しっかり相手のことも考えることもポイントです。
すべては来てくれた方のためにという事を忘れずにしてください。
まとめ
整骨院業界の保険が厳しくなり、今後それに頼れなくなる可能性があるので、自費の治療は必要になってきます。
自費のメニューはそれぞれの整骨院で異なり、種類や金額もすべてその院が設定することになります。
自費のメニューが高いからと言って人が来ないことはありませんが、あまりに高額に設定してそれに見合った技術ではないと来ないこともあります。
自費治療の相場は1000前後だと思いますが、あくまでも相場なので参考程度にしてください。
最初から張り切って自費治療を投入しても、採算が取れないこともあるので事前に金額設定などのお金関係はあらかじめ計画を立てておく必要があります。
何をするにしても人のためにという事を忘れないようにしてくださいね。
あなた自身、どこかの整骨院に行って受けてみるのもオススメですよ。