整形外科の医療事務はきつい?仕事内容や1日の流れとは!辞めたい理由や口コミ評判

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整形外科の医療事務はきつい 医療/福祉/介護
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「医療事務の資格を取ったけれど、どの診療科目にしよう」「クリニックで働いてみたいけれど、専門的な知識は必要なのか?」資格はあるけどのクリニックで働くのがいいかわからない、資格を持っているわけではないけど小さい子どもがいるので午前中だけ働けるクリニックがいい、などと考えてらっしゃる方は少なくないでしょう。

そんな皆様に、整形外科クリニックでの仕事を紹介したいと思います。

整形外科の医療事務員はどういった仕事をしているのか?

仕事の内容や経験から感じたことを紹介しますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

 

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整形外科の医療事務はどんな仕事?

 

整形外科では、主に捻挫や骨折などの怪我、関節痛や腰痛など慢性的な痛みを治療します。

患者さんは受付で保険証を提示し、問診票を記入すると、医師の診察が受けられます。

そこから医師の判断でレントゲンの撮影や、必要であれば血液検査などを行います。

症状によっては、物理療法やリハビリを施します。

また骨粗鬆症、リウマチ、痛風などの検査や、注射、投薬での治療もあります。

整形外科の受付は、患者さんや電話の対応、患者情報の登録、会計処理や清算が主な仕事となります。

 

整形外科の医療事務の1日の流れとは

 

受付では、新規の患者さんと再診の患者さん両方の受付をします。

新患はまず保険証を確認し、電子カルテもしくはレセコンに患者情報を登録します。

その後、登録されたカルテ情報を医師が確認し、診察が始まります。

再診の患者さんは、薬がなくなったのでもらいに来たという方や、物理療法やリハビリを受けに来たという方がほとんどです。

患者さんの目的を確認したら、電子カルテにカルテ番号を入力し、受付登録をします。

毎月月初めには保険証チェックを忘れずに!

診察や治療が終わったら、最後に会計処理をします。

そこでは整形外科や診療報酬の知識が必要になります。

電子カルテでは正しく算定されているか、病名が入っているかなどを確認し、レセコンの場合は紙カルテを見ながら自分で打ち込んでいきます。

ちなみに……医療事務の仕事は、面接時に優遇されるという点を除けば、必ずしも資格を持っていなければならないというわけではありません。

最初は知識がなくてもできる仕事なのです。

わからないことは、職場の先輩に教わっているうちに覚えられます。

何も心配はいりませんよ!

最後に処方箋の期日などを説明し、会計をしてもらって終了です。

保険診療の患者さんの対応は、こういった流れで行われています。

時にはクリニックでは治療できないレベルの患者さんもやってきます。

そういう方は、病院に紹介状を医師が書き、受付が紹介先の病院に予約を取ることもあります。

受付の人数によって仕事の数は変わってきますが、2~3人くらいで受付をするところが多いと思います。

人数が少ないほど、一人でする仕事が増えます。

しかし連携して互いに声を掛け合ってフォローすれば、何とかなりますよ。

また整形外科で大変なのは、事故や仕事中の怪我で来院する患者さんの対応です。

事故は自賠責、仕事の怪我は労災になるのですが、この2つは専門的な知識が必要となります。

先輩に教えてもらったり、本を読んだりして勉強するのがいいかもしれません。

最初は難しくてなかなか理解できないかもしれませんが、覚えてしまえば簡単ですし、自分に自信がつくと思います。

努力し甲斐がありますよ。

 

整形外科の医療事務はきつい?

 

一概に整形外科といっても、物理療法のみ行っているクリニックや、物理療法とリハビリの両方を行っているクリニックなど様々です。

一日の来院数が100人を超えるようなクリニックは、かなりきついです。

座っている時間すらありません。

カルテに登録しては回し、戻ってきたら会計をする。

ひたすらその流れです。

その間に電話が鳴ったり、病院の予約が入ったりすると、もう手が回らなくなってしまいます。

いかに正確かつ円滑に回せるかが、重要になってきますね。

中には来院数が少なく、ゆったりとしたクリニックもあるでしょう。

全ての整形外科がきついというわけではありません。

ただ、そういったクリニックは少数です。

面接の際、一日にどれくらいの患者数が来るのか、聞いておくのがいいでしょう。

またお年寄りが多く、耳が遠い方や、認知症で話が通じない方も……。

気長に優しく、ゆっくりと大きな声で対応する必要があります。

イライラしないよう、感情をコントロールするのも大変ですね。

 

整形外科の医療事務の給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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整形外科の医療事務はネイルや髪型、髪色や靴は自由?

 

医療事務員はほぼ女性です。

受付という人に見られる仕事柄、髪を染めたりネイルをしたりしてオシャレしたい、という方は多いでしょう。

これに関しては院長次第ではあるのですが…

経験上、華美でなければ構わないというところがほとんどだと思います。

要は患者さんが見て不快に思わないレベルなら構わない、ということです。

シンプルな色のネイルや、明るすぎない髪色なら大丈夫でしょう。

少し明るめに髪を染めた経験がありますが、その時は何も注意されることはありませんでした。

あまり気にし過ぎず、適度にオシャレを楽しんでくださいね。

 

整形外科の医療事務を辞めたくなる理由とは

 

整形外科を辞めたいと思ったことは多々あります。

整形外科に限った話ではないですが、受付の事務員は女性ばかり。

人間関係がうまくいかなければ、仕事にも支障が出ます。

医療事務を辞めたいと思う最大の原因はこれだと思います。

整形外科としては、事故の件で損保会社や法律事務所とやりとりをすることがあるのですが、様々な書類を送るよう要請されたり、少しでも遅くなったりすると早くしてほしいと催促されたりします。

逆にこちらが必要な書類や連絡を待たされる、ということもありますね。

忙しいタイミングでそういうことが起こると、思わず仕事を投げ出したくなってしまいます。

あとは予約をされている患者さんの中には、堂々と遅刻される方もいます。

「なるべく時間通りに来てくださいね」とやんわり注意すれば、あからさまに不機嫌に。

それどころか文句を言われることも。

クレームがひどい患者さんもいますので、そういった人の対応をした後は気持ちが沈みますし、もう辞めたいとすら思ってしまいます。

ですがこのようなことは他の仕事でもあると割り切って、何とか気持ちを持ちこたえるようにします。

時間が解決してくれます。

落ち込んでしまった時は好きなことをして、ゆっくり休むのが一番ですよ。

 

整形外科の医療事務はやめとけ?

 

整形外科はやめておくべきか?

医療事務という仕事は、資格が必要というわけではありません。

そのため、1から覚える努力さえすれば、資格がなくとも可能な仕事です。

また整形外科は内科などと違い、検査の種類も限られています。

一部専門の知識は必要になってきますが、ややこしい検査などがない分、仕事がやりやすいです。

向き不向きはありますが、お年寄りと接するのが苦手な方、患者さんとお話するのがどうしても嫌だという方はやめておいた方がいいかもしれません。

受付は患者さんと一番接するところです。

常に患者さんの目を意識していなければなりません。

症状について受付で長い話をされる方もいます。

そういった対応が苦手な方は不向きな仕事かもしれませんね。

それと受付をするにあたって必要なのがパソコンです。

特にスキルは必要ありませんが、パソコンが苦手だという方には苦痛な仕事になってしまいます。

タイピングが遅いだけで、流れが悪くなってしまうのです。

人と接するのが好き、人のためになる仕事がしたいという方にはおすすめです。

また、自身や家族が怪我をした際、整形外科で働いていると、多少の知識が身に付きます。

捻挫や打撲の怪我をした場合も、この怪我にはまずこういう処置を……など、生活にも役立つ知識が得られますよ。

同じく保険証についても知識がつくので、祖父母や両親に教えてあげられることも。

これが意外と便利だったりします。

また万が一事故に遭ってしまっても、仕事で身に付いた知識があれば心強いと思います。

経験上、デメリットは少ないと感じるので、寧ろおすすめします。

何事もチャレンジですよ!

 

整形外科の医療事務に向いている人、向いていない人とは

 

整形外科に向いている人は、患者さんの痛みに寄り添える人だと思います。

痛くてたまらないという患者さんもいます。

そういった人の話を聞き、少しでも痛みに苦しむ人の心に寄り添ってあげられるか。

またお年寄りが多いので、話し相手になってあげられる人がいいかもしれませんね。

患者さんから感謝された時は、とても嬉しい気持ちになりますよ。

また判断力があり、周りを見ながら状況を把握して円滑に仕事ができるタイプの人も向いていると思います。

逆に不向きな方は、人と接するのが苦手な人です。

同僚との報告・連絡・相談は最低限できなければなりませんし、患者さんとも話す機会が多い仕事です。

淡々と仕事をこなす方が向いているという方は、患者さんからもこの人はそっけない、思われてしまいます。

仕事が楽しくなくなり、長続きしないでしょう。

判断が遅い人、周りに指示ができない人も、不向きかもしれません。

この仕事は、待ち時間が発生してしまった時、いかにフォローできるかが重要となってきます。

医師の人数やレントゲン室の数、医療機器の数などには限界があるので、待ち時間はどうしても発生してしまいます。

そういう時に必ず出るのが、患者さんからの苦情です。

怒って帰ってしまわれる方もいます。

周りに気を配りながら仕事をするのは大変ですが、患者さんの対応を第一にできる人こそ受付では重要となります。

 

整形外科の医療事務の離職率はどれくらい?

 

経験から、整形外科の離職率は低いと思います。

人間関係のトラブルで辞めること以外で見ると、来院数の多い整形外科はスムーズに仕事を回せないという人が辞めることが多いです。

優先順位を考え、まず何をすればいいか、後回しにしてもいい仕事は何か、周りに仕事を振り分けられるか。

それができなければ厳しいですが、慣れさえすれば長続きできる仕事だと思います。

 

整形外科の医療事務の口コミ評判とは

 

整形外科で働いていて感じたことは、スタッフと患者さんの仲が良いなということです。

受付だけでなく、リハビリスタッフも、患者さんとお話している姿をよく見かけます。

物理療法やリハビリの最中に、患者さんと話す機会が多いためでしょう。

そういうクリニックは雰囲気も良く、居心地がいいです。

患者さんも、終わった後に「ありがとう」と言って笑顔で帰られています。

そういった方々が、他の人にそのクリニックを勧めてくれているようです。

患者さんから見たスタッフの印象は、かなり重要であることがわかりますね。

その反面、忙しさのあまり対応がおろそかになってしまうことがあります。

受付の対応が悪い、淡々としていて愛想がない、先生が配慮してくれない……など、悪い評判を聞いてしまったことがあります。

そういう時は、改善できるようどうすればいいかを皆で相談しながら考え、実践していくのがいいでしょう。

 

整形外科で働くということ

 

ここまで経験を交えて書いてきましたが、いかがでしたか?

整形外科で働くことは、決して楽ではありません。

つらいことや腹の立つこと、悔しいことや悲しいことなど、仕事をしていく上で負の面も多々あります。

ですがそこで得た経験や知識は、必ず自分の力となって返ってきます。

頑張っていれば、それを見ていてくれる人は必ずいます。

患者さんにもわかってくれる人は必ずいます。

そういった人たちに感謝された時、この仕事をやっていてよかったと思えるでしょう。

人の痛みに寄り添い、励まし、治った時には共に喜ぶ。

それだけでやりがいを感じられて、心が豊かになりますよ。

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