社会福祉法人特別養護老人ホーム事務職の1日の流れ
とある1日の流れをご紹介します。
メール確認⇒デイサービスお迎え(デイサービスに通う高齢者のご自宅に迎えに行く)
⇒デイサービス入浴介助(ご自宅でお風呂に入れない高齢者を対象に背中を流したり着脱のお手伝い等を行う)
⇒物品発注(購買を担当しており、各部署から頼まれた物品を注文する)⇒請求書作成(特別養護老人ホームに入所されている入居者のご家族に毎月の請求書を作成・郵送)
⇒デイサービス送迎(デイサービスを利用された高齢者をご自宅まで送り届ける)⇒書類等整理(消防関係書類等各種書類整理)
簡単ではありますが、この様な流れで1日の仕事をこなしていきます。
社会福祉法人特別養護老人ホーム事務職のメリットデメリット
メリット
デイサービスに通われている高齢者や特別養護老人ホームに入所されている入居者、またそのご家族から感謝の言葉をいただいた時はとても嬉しく思うしやりがいに感じます。
デメリット
収入面と仕事面で2つあり、まず収入面は、給料が安いところになります。
現在月収23万円ほどで私の年齢(44歳)でその金額だと家族を養うのには大変不十分なため、少なくとも共働きでないと生活が難しいです。
また、仕事面では、高齢者を移乗する等体力が必要なため、腰痛等体調不良になりやすいです。
社会福祉法人特別養護老人ホーム事務職の給料とは
月収は23万になります。
基本給が18万で、その他特別給や残業代、当直代等で合計23万円ぐらいになります。
年収は370万円程で、ボーナスは月収の2か月分ぐらいになります。
多くの介護職では平均的な所だと思います。
退職金については現在勤めていることもありわかりません。
先日私の同僚だった人が退職しましたが、勤続10年で100万円いかないぐらいで少なかったと言っていました。
社会福祉法人特別養護老人ホーム事務職に向いている人向いていない人
向いている人
私が現在勤めている社会福祉法人の特別養護老人ホーム事務職に向いている人は、まず高齢者が好きであることだと思います。
たとえ事務職でも当施設でサービスを利用する高齢者が相手になるので、認知症等症状をそれぞれ持つ方々に対し、優しい気持ちで接することが大切になります。
向いてない人
向いていない人は、給料面を優先する人になります。
そもそも社会福祉施設は営利を目的としていない為、給料は微々たるものです。
さらに事務職になると現場よりも更に低くなるので、高齢者と接することにやりがいがなければかなり難しいと思います。
社会福祉法人特別養護老人ホーム事務職のやりがいと将来性
やりがいは施設を利用する高齢者やそのご家族から感謝の言葉をいただけたときです。
自宅で生活することが出来ず、悩んだ末に当施設に入所された方々やそのご家族から「いつもありがとう」と言っていただけたときは、私の仕事は人に感謝されることなんだなと少し誇りに思う時があります。
将来性については、社会福祉施設事務職員という立場で言うと、給料面がかなり低いので、長く続けられる仕事ではないかなと思います。
特に家庭をもってしまうと難しいです。
社会福祉法人特別養護老人ホーム事務職の給料明細とは