こちらではリース会社の営業事務職として働くために必要なスキルや給料についてご紹介いたします。
ただ金額をお伝えするだけでなく、実際に仕事をしてみてその金額が妥当かどうかについてもお話いたしますので、会社を選ぶ際の比較材料としてご利用いただければ幸いです。
また、転職活動に必要な情報(服装や志望動機の書き方等)についてもお話いたします。
建機・商業機器リース会社の営業事務職への転職に必要な資格やパソコンのスキルとは
リース会社の営業事務はExcelのスキルが必須です。
Excelのスキルと言っても簡単な関数が使えるくらいで問題ありません。
書類を作成する際や契約先を管理するためにExcelを使うことが多いです。(もちろん会社や部署で変わってきます)
また、必須ではありませんが簿記の知識や会計の知識があると便利かと思います。
リース会計は2級レベルになりますが、営業事務であれば3級の知識があれば十分かと思います。
リース会社の営業事務は公式の資格やスキルより自社で使用しているソフトを使う機会が多いので、そのソフトを使いこなすことに力を入れるのもいいかもしれません。
建機・商業機器リース会社の営業事務職の給料や年収、ボーナスはいくら?
新卒1年目の給料は額面で月18万、手取りだとだいたい16万ほどです。
ここに交通費が加算されます。
ボーナスは額面で25万、手取りで18万ほどです。
5年目くらいまでは5万から10万の幅で上がるイメージですが、もちろん業績によって変動します。
期初に設定した目標の達成率によって金額が変わる会社も多くあります。
建機・商業機器リース会社の営業事務職の給料明細とは
給料:手取り152,150円(入社1年目5月)
ボーナス:手取り176,457円(入社1年目冬)
大まかではありますが、このくらいの金額が収入となります。
商業機器リース会社の仕事内容やきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
建機・商業機器リース会社の営業事務職の給料は安い?高い?
リース会社の営業事務職の給料は高くはありません。
初任給は他の業界の事務職とそこまで変わらないと思いますが、上がり幅は低いように感じます。
しかし、プライベートとの両立や会社の福利厚生の内容も鑑みると満足できる金額かと思います。
建機・商業機器リース会社の営業事務職の給料を上げるには
給料を上げるためには役職に着くことが必要になってきます。
年次が上がれば多少給料は上がりますが、大幅に上がることはあまり期待できません。
事務職でも役職を設けている会社もありますので、そこを目指してみるといいと思います。
また、会社によっては資格を取ることで報奨金が出る制度があります。
自分のスキルアップにも繋がりますし、一時的にですが給料をあげる選択肢として挑戦してみるのも良いかもしれません。
建機・商業機器リース会社の営業事務職の面接時の服装は?
面接時の服装についてはカジュアルすぎず堅すぎない服装を心がけると良いです。
営業事務は営業さんの代わりにお客さんを席に通したりお茶を出すことがあります。
その際に違和感の無い格好かどうかを意識し、面接もそのような服装で臨むと良いかと思います。
具体的にはブラウスにスカートかパンツを合わせ、ジャケットを着用するのが無難でしょう。
靴は綺麗めなパンプスを選ぶと良いと思います。
資料を渡されることもあるのでA4の入るサイズの鞄を持っていくといいと思います。
新卒の就職活動のようにリクルートスーツを着ていく必要はありません。
建機・商業機器リース会社の営業事務職の志望動機の書き方や例文とは
リース会社の営業事務の志望動機を書く際に取り入れた方が良い内容は3つあります。
1つ目はどうしてリース会社で働きたいのかということです。
リース会社は銀行やカード会社に比べて業務内容がイメージしにくい業界です。
どうして他の金融機関ではなくリース会社が良いのかというところを意識して書くといいと思います。
2つ目はどうしてその会社を選んだのかという点です。
リース会社は銀行系や商社系、メーカー系など、同じリース会社でも特徴が異なります。
なぜ他のリース会社ではなくその会社を選んだのかということを明確にしておきましょう。
3つ目はどうして事務職を志望しているのかという点です。
なんとなく楽そうだから、営業をしなくて済むからなどの抽象的な理由ではなく、自分の持っているスキルや経験をどのように活かせるのかというところまで言及できるといいと思います。
簡単にですが、例文を以下に掲載します。
参考にしていただければ幸いです。
〈例文〉
お金ではなくモノを貸し出すことで企業の発展に貢献しているリース会社に興味を持ちました。
中でも貴社は、高い専門性と海外への積極的な展開姿勢を兼ね揃えています。
幅広いフィールドに事業を展開し、顧客のニーズに応え、最適なサービスを提供している点に惹かれました。
私は自らが中心になって動くことより、人をサポートすることが得意です。
「目の前の課題に真摯に取り組める」という自身の長所をいかし、お客様の課題に真摯に向き合う営業の方々のサポートをしていきたいと思います。
建機・商業機器リース会社の営業事務職の面接で聞かれることやポイントとは
リース会社の営業事務職の面接で聞かれることは大きく3つあると思います(会社によって異なる点を前提にお読みください)
まず1つ目は志望理由です。
上記お話ししたことを意識しつつ、今までの経験を織り交ぜながら話すことができれば良いと思います。
2つ目は即戦力になれるかどうかという点です。
新卒採用とは異なり、中途採用では即戦力になれる人材を探しています。
そのため、貴社に入社したらこんなことがやりたいですという内容より、自分が何を会社に提供できるかということを伝えるといいと思います。これまで他の企業で働いた経験がある方であれば、そこで得た知識や技術をこのように応用して使うことができますというような言い方をすると良いかもしれません。
3つ目は今後のライフプランについてです。
営業事務は長く働く方が多いため、入社してすぐに辞めてしまわないかという点も採用の判断基準になります。
そのため、入社後は長期間で働きたいと考えている旨を理由を添えてお話できれば良いと思います。
まとめ
営業事務職は仕事とプライベートを両立することができる。
営業事務職は給料が少し低いですが、プライベートを大事にしながら働くことができます。
産休育休明けも働き続ける人が多いため、ライフプランに合わせた働き方を選ぶことが可能です。
また、面接時にはカジュアルすぎず堅すぎない服装を意識し、どうしてリース会社の営業事務職を志望しているのか、という点を詳細に話せると良いと思います。