法律事務所の事務は給料安い?年収やボーナスはいくら?転職に必要な資格や面接の志望動機の書き方とは!

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法律事務所の事務は給料安い? 事務職/管理職
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法律事務所の事務員って、いくらもらえるの?

弁護士が辞めるとき、その事務所はどうなるの?

社会保険はきちんと加入される?

正社員は?派遣ばかりなの?

一般的な企業とは違うので、どんな給与形態なのか気になりますよね。

ここでは弁護士7名・事務員8名の法律事務所で10年ほど働いている私が素朴な疑問にお答えします。

 

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法律事務所の事務への転職に必要な資格やパソコンのスキルとは

 

法律事務所で働くために必要なスキルってなんでしょうか?

「基本的なワード・エクセル操作」が主であることがほとんどです。

基本的にどこの法律事務所も、(あるに越したことはないが)最初から「簿記2級以上」「法学部出身」なんてものは求めておらず、あくまでも弁護士の補助業務が中心になるので、専門的なことは仕事をしていく中で覚えていけば良いというスタンスです。

それでも中にはロースクールに通っていた弁護士を諦めた人や、司法書士資格をもった事務員という強者がいることも確かです。

そういう人たちはやはり年収も相当程度もらっています。

弁護士事務所で事務員になるための必要な資格というのは特にありませんが、思いつくというとやはり簿記でしょうか。

弁護士から任される仕事に幅ができ、より面白いかもしれません。

また、経験者が優遇されることはどこの会社もそうかなと思いますが、特に有利な前職というものもなく、私の知り合いにも、前職は、塾講師・銀行系・アパレル系などなど。

一般的な常識を持っていれば問題なく採用してくれると言えそうです。

 

法律事務所の事務職の仕事内容やきつさに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

法律事務所の事務はきつい?仕事内容や1日の流れとは!辞めたい理由や口コミ評判を暴露!
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法律事務所の事務の給料や年収、ボーナスはいくら?

 

次は一番気になる「もらえうるお金」についてお答えします。

だいたい多くの法律事務所で見かけるのは

 

・給与は18~20万円スタート

・ボーナスは夏1か月、冬1~2か月支給

・昇給は年一回

・年収 300万円~500万円

 

また、何らかの資格(簿記等)を持っていれば給与に考慮してくれるでしょう。

上限が設定されているところもありますが、交通費支給・社会保険もきちんと完備されているところがほとんどです。

法律事務所ですしね。

ただ、退職金制度については事務所の大きい小さいで異なるといえ、小さい事務所ほど対処基金制度はないことが多いかもしれません。

いまはiDeCoなんかもあるので、気にされない人もいるかもしれません。

また、福利厚生についても大きな事務所(法人化した従業員が50名ほどいるような事務所)ほど、一般的な企業と変わらず充実していることが多いですが、小さい事務所にはありません。

私の働く事務所に福利厚生はありませんが、年一回の健康診断費(2~4万円程度)は事務所から出してもらえます。

 

法律事務所の事務の給料明細とは

 

勤続10年

基本給 30万円

残業代 2万円

手取り 約25万円

 

私自身が現在育児もあり時短を選択しており、基本給からマイナスの状態です。

独身時代は残業も多く、まったくロールモデルになりえる給与明細が検討つきにくいので、淡泊ですが、ご了承ください。

 

法律事務所の事務の給料は安い?高い?

 

何の資格も経験もなければ、最初は安いと思います。

長く続ければ、年一回の昇給はしていきますし(5千円~1万円)、やる気次第では、仕事をしながら資格を取得し、資格手当がつくこともあるでしょう。

給与とはちょっと関係ないですが、法律事務所では、依頼者からお礼としてお菓子をいただくことが多いので、普段の勤務時間におやつの時間がある日も少なくありません。

 

法律事務所の事務の給料を上げるには

 

資格取得と事務所を見極めること。

まずは資格でしょう。

基本給は決して高くないので、自分に付加価値をつけることが大事でしょう。

法律事務所の事務員で有利になる資格は主に「簿記」「MOS」でしょう。

弁護士は法的知識を豊富に持ち合わせていますが、あまりパソコンに詳しくない人もたま~にいますから「MOS」は今の時代良いかもしれません。

他にも日本弁護士連合会から「事務能力認定試験」というものもあります。

これは法律事務の基礎知識を証明してくれる資格です。

また法律事務所に勤務してからでないと受験資格はありませんので、気を付けてくださいね。

また法律事務所を見極めることも大切です。

弁護士に定年はありませんが、長く働くことを希望する場合、弁護士一人の事務所で弁護士の年齢がある程度選択の一つになることも。

更に大きすぎる法律事務所になると、「法律事務」「秘書業務」「受付」など細かく分業されている事務所もあるので、給与面等に憧れて大きすぎる事務所に目をつけると、未経験や無資格では採用されることはまずありません。

 

法律事務所の事務の面接時の服装は?

 

リクルートスーツが良いです。

黒髪が良いということもありませんが、明るすぎないほうが良いでしょう。

また就職後は、来客対応もすることからカジュアル過ぎないほうが良いでしょう。

女性も男性も事務員はオフィスカジュアルが多いです。

裁判所に行くと、中には制服のある法律事務所も見かけますし、そこまでかっちりしなくても、(良識的な範囲で)カジュアルなスタイルの方も見かけます。

デニム姿は見たことありませんが。

 

法律事務所の事務の志望動機の書き方や例文とは

 

法律事務所はその事務所のカラーがよく出ているHPを、まずは見てみましょう。

企業相手が多いのか?

人情をうたう法律事務所なのか

海外の企業とも接するのか?

とにかくその法律事務所の扱う事件の種類(交通事故・相続・企業法務・借金整理など)をよく見て、それに沿う内容で志望動機を書くと良いでしょう。

法律事務員はあくまでも弁護士のサポーターとして自分が役に立てること・依頼者があっての法律事務所なので、人が好きであること・法律事事務所という、企業とはまた違う限られた職員らと協力して仕事を進めることができることをアピールするのが良いでしょう。

 

法律事務所の事務の面接で聞かれることやポイントとは

 

法律事務所の面接は主に弁護士が行います。

一緒に働きたいな、サポートしてくれそうだな、と思ってもらうにはどうしたらよいでしょうか。

たとえば、読書が好きなので、長い文書を読むことに抵抗はありません。

 

・裁判所に提出する書面は100ページ以上になることも

・弁護士が執筆する本の原稿チェック

 

運動部に所属していたので、協調性があります、仲間と協力して仕事を進めることができると思います。

 ・担当制で特定の弁護士と二人三脚で仕事をすることもあれば、大きな案件には事務所全員で力を合わせ処理していくことも

 

ほかにも、人が好きなので、困っている人の力になる助けになれればうれしいです。

 

・借金整理など精神的にも参っている依頼者に寄り添える心を持っていることをアピール

 

など、まずは事務所のカラーをよく理解した上で、自分が縁の下の力持ちになれることをアピールできると良いでしょう。

 

あまり給与は良いとは言えない…でも

 

少し特殊な世界(だと思う)法律事務所、金銭面だけでみると決して高給とはいきませんが、資格などを取得すれば考慮してくれますし、その分任される仕事も多くなり、一定程度の残業代が毎月入れば、ある程度の稼ぎになるでしょう。

最初から稼ぎたい人には向かない職種といえます。

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