北陸地方に位置している富山県。
人口は107万と北陸地方では少ない方です。
観光地としても有名な場所でもあり、日本のみならず海外からも多くの人が訪れる場所となっています。
黒部ダムやアルペンルートが有名です。
主力産業は製造業で化学・一般機械・非金属などが成長が成長し続けています。
また豊かな漁業も盛んな地域です。
富山湾では、伝統的なブリ定置網漁が盛んであり、ホタルイカ漁なども有名な地域。
そんな富山県の年収について記載していきます。
就職や転職の際にぜひ活用してみてください。
富山県の年収ランキング一覧は
富山県の平均年収ランキングをご紹介します。
富山県と言えば医薬品の占める割合が高く生産金額も全国第1位です。
ものづくり関連の業種を中心に産業が発展してきました。
今回は上場企業のデータをもとにランキングを制作しました。
就職や転職に役立ててください。
1位:ほくほくフィナンシャルグループ(平均年収:約914万円)
2位:日医工(平均年収:約700万円)
3位:川田テクノロジー(平均年収:645約万円)
4位:CKサンエツ(平均年収:約640万円)
5位:コーセル(平均年収:約636万円)
富山県の平均年収の中央値は?
富山県の平均年収は約376万円です。
製造業が盛んな富山県は国内シェアがNo.1のアルミや銅を得意産業としています。
さらには造船業も盛んに行われています。
産業用のロボットについては世界シェアが5位となっています。
日本だけでなく世界でも活躍している産業がありますので中央値は高くなっています。
製造業だけでなく、全国で賃金低下が深刻な繊維工業は賃金が高い傾向があります。
産業別でもバランスが取れているため、経済面からみても将来性がある地域です。
富山県の平均年収 30代
富山県の30代の年収は約422万円です。
男女の格差は約130万円となっています。
全国平均と同じくらいですが、女性が多く活躍する繊維工業で賃金が低いことがこのような結果をもたらしています。
産業別にみてみると建設業の年収が高い傾向にあります。
自然豊かな環境が揃っていますし、昔から林業などが盛んな地域でもあります。
富山県の平均年収 40代
富山県の40代平均年収は約490万円です。
男女の格差を見てみると約90万円の差があります。
この数値を見てみると男女の格差が他府県と比べ少ないことがわかります。
その理由は女性が多く従事している、繊維工業で約400万円の年収があるからです。
全体の年収は、建設業が牽引しています。
約600万円と他の業界と比べても高い水準です。
富山県で年収1000万を超える人の割合は
富山県で年収1000万円を超える割合は約6%です。
県内で最も多い市区町村は小矢部市であります。
その割合は、9.8%と高い水準となっております。
また黒部ダムがある黒部市も9.4%とこちらも年収が高い割合のデータが出ております。
全国平均よりも少し高い割合が結果として出ています。
物価の違いや地方の賃金上昇が良い影響を生んでいると推測されています。
今後も賃金上昇をすることが見込まれていますので富山県にとっても良い影響だと考えられています。
富山県の年収は低い?
富山県の年収は全国ランキングで第11位です。
大手企業も多くある富山県は北陸の中でもトップクラスの年収を誇っています。
グローバルな企業も多く安定している企業が富山県にはあるからこそ、このような結果となっているでしょう。
同じ北陸で観光業に力を入れている、石川県と比べても大きな差が出ています。
特に年収が高い理由としては、昔から言われている富山の売薬が大きな影響しているでしょう。
医薬品の占める割合が高い富山県。
なんと生産金額全国1位です。
このようなデータからわかるように医薬品関連の産業で潤っている都道府県の1つです。
富山県で年収1000万を狙える職業は
富山県で年収1,000万円を超える職業は医薬品業界に勤めることです。
富山市に本社がある大手医薬品メーカーなどがあり、医薬品業界の年収が全国平均よりも高いことが理由の1つです。
富山県は、昔から売薬が中心産業となっています。
生産金額も全国第1位と言うこともあり、医薬品メーカーに携わる人が多く従事しています。
研究職や販売職になると年収1,000万円を目指すことができるでしょう。
富山県で年収700万を狙える職業は
富山県で年収700万円を狙える職業は銀行で働くことです。
特に富山第一銀行は富山市に本社があります。
また第二地方銀行で東京都や大阪にも店舗がありますので取り扱い金額が多いです。
そのため信頼も高く富山県ではナンバーワンと言っても過言ではありません。
富山県で年収600万を狙える職業は
富山県で年収600万円を超える職業は電気機器製造業に勤めることです。
電子部品を製造販売する北陸電気工業株式会社など有名な大手企業が複数あります。
開発者だけではなく営業担当を任せられることで高収入を得られます。
富山県で年収500万を狙える職業は
富山県で年収500万円を狙える職業は建設業です。
その理由は自然豊かな環境にある富山県は木材に恵まれているからです。
そのため、日本のみならず世界からも注目されているのが特徴的です。
これからも需要が高くなること間違いありませんので、将来性もあり安定している職業の1つと言えるでしょう。
伝統と歴史があるからこそ多くの企業が集結し伝統を継承しています。
富山県の高卒の年収は
富山県の高卒の年収ですが、2019年のデータによると初任給がおよそ17万円です。
単純計算で12か月分に換算すると、年収額はおよそ204万円となります。
47都道府県で比較すると、真ん中より少し上のランクに位置しています。
その年毎に相場は変わってきますし、勤務する会社や雇用形態、雇用条件や手当、能力によっても変わってきますので一例としてお考えください。
富山県の大卒の年収は
富山県の大卒の年収は、初任給がおよそ20万円となっています。
1年で計算すると、単純ではありますがおよそ240万円となります。
東京での大卒初任給がおよそ22万円、全国平均がおよそ21万円なので、都市部や全国的な平均額と比較した場合1~2万円ほど低い給料となります。
ちなみに、47都道府県の中で一番低い大卒初任給の地域は沖縄県で、およそ18万円でした。
富山県の公務員の年収は
富山県の公務員の年収は、およそ543万円となっています。
自治体で見ると、富山市が一番の年収額でおよそ590万円でした。
次いで富山県庁公務員がおよそ575万円の年収額でした。
富山県の高校教師の年収は
富山県の高校教師の年収は、平均で590万円となっています。
平均月収がおよそ38万円、ここにボーナス等の賞与がおよそ134万円加算されるようです。
これはあくまでも平均額ですので、勤務年数や勤務場所などによっても変動しますので一例として参考にしてください。
富山県の看護師の年収は
富山県内の看護師の平均年収ですが、およそ355万円となっています。
このうち、夜勤のみの勤務での年収額はおよそ432万円、日勤のみの勤務だとおよそ340万円でした。
また、日勤と夜勤どちらもある勤務形態の場合は、およそ378万円が年収額とデータが出ています。
富山県の保育士の年収は
富山県の保育士の年収は、およそ321万円でした。
47都道府県のランキングでは下から5番目と低い順位となっています。
やはりトップは東京都でおよそ434万円、2位は京都府でおよそ407万円、3位は千葉県の397万円となっています。
全国と比較しても、主要都市には100万円近くの差が生まれています。
富山県の漁師の年収は
富山県の漁師の年収ですが、定置網漁の漁師の求人を見てみるとどの会社も24万円~募集を出しています。
正社員で月収24万円~多いところで40万円ほどでした。
どこも正社員での募集で、会社によっては賞与があるところもあるようです。
24万円を基に年収を考えると、1年でおよそ288万円の年収額となります。
漁獲量にも左右されるとは思いますが、基本的には仕事内容や勤続年数によって増えていくと考えられます。
医薬品の街・富山県は潤っていた
富山県の年収をまとめてみました。
北陸地方でトップの年収を誇っている富山県でぜひ就職や転職を検討してみてください。
グローバルな企業も多くありますので、これからも成長していく都道府県となるに違いありません。