クリニックの受付事務歴3年目の経験から事務の裏の裏、表の表を包み隠さずお伝えしたいと思います。
いいこともあれば、うーーんと思うようなこともありますが皆さんのお仕事の参考になればと思います。
婦人科クリニックの受付事務の仕事内容とは
クリニックの受付事務の仕事内容はそれぞれのクリニックによって大分違うとは思いますが、私の職場の内容をお伝えしたいと思います。
主に受付、会計、在庫確認、発注、書類の整頓、掃除になります。
看護師さんが少ない職場なので時々看護師さんのお手伝いをしたりもします。
もちろん医療行為以外です。
次の見出しで仕事の内容を時系列で羅列していきたいと思います。
婦人科クリニックの受付事務の1日の流れとは
まずはクリニック内、更衣室内の掃除。
その後Open準備としてパソコンの立ち上げ、検査結果の等の書類の収納。
診察が始まったら、受付業務として保険証の確認、診察内容の確認。
先生の診察が終わったらカルテを確認して会計チェックをして請求書の発行。
実際のお会計をして終了となります。
一日の最後にはレジの終了業務、日報の印刷があります。
薬(一部)や日用品、文具等の在庫確認、発注もしています。
また薬の袋詰め等も行っています。
私のクリニックは毎日毎時間忙しい職場ではないので、それ以外の時間は同僚とお話をしたりしています。
産婦人科クリニックの受付事務になる方法はこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
婦人科クリニックの受付事務のメリットデメリットは
私が感じたメリットとデメリットをお伝えします。
メリットは、仕事をしているだけで専門知識を知ることができること。
大きな病院と違って仕事が細分化されていないので、診察の内容等を確認するので仕事をしているだけで専門知識を知ることができて勉強になります。
また、クリニックが社会保険に加入していれば自分のクリニックで診察や薬の処方をしてもらえるので、わざわざ休みを利用してほかの病院に行かなくてもいいところもメリットです。
デメリットは、クリニックは小さな職場なので先生の一挙手一投足でいろんなことが決まったり決められたりするので振り回されることがあります。
急に時間外のワクチン接種を始めることになったり、新しいシステム導入のための設定を頼まれたりします。
また小さな職場で、しかも女性ばかりの職場がほとんどなので人間関係が悪化した時のデメリットは大きいです。
婦人科クリニックの受付事務はきつい?
診療科によるかと思いますが、内科等の忙しい診療科はきついのかもしれませんが、忙しくない診療科のクリニックであればそれほどきついことはないかと思います。
またカルテも電子カルテ、レジも自動精算機を採用しているクリニックも多いので業務としては比較的きつい部分は少ないと思います。
ただ患者さんからのクレームは先生へのクレームであっても受付が対応しなければいけないのでその部分ではきついなぁと思う時もあります。
婦人科クリニックの受付事務を辞めたくなる理由とは
私は断然人間関係です。
私は婦人科で先生も女性なので女の職場独特の人間関係のいざこざが起こるたびに辞めたくなることがあります。
婦人科クリニックの受付事務を辞めたくなった時の乗り越え方や対処法
乗り越え方は、あきらめる、もめごとに巻き込まれないようにするのが一番です。
それでも巻き込まれてしまうことはありますが、そこは個人事業主である先生が味方に付いていれば諸悪の根源は根絶されていきます。(笑)
あくまでも個人事業主の機嫌を損ねさえしなければやめなければならない状況は打破できます。
あざといですが仕事ってそういうものだと思います。
婦人科クリニックの受付事務のリアルな口コミや評判とは
実際に働いてみた素直な感想ですが、専門的な仕事で資格がないと無理なのではないかと思って始めましたが、電子カルテ、自動精算機というハイテクを導入しているクリニックであれば必ず有資格者である必要はないと感じました。
ほかのクリニックの話を同僚の方から聞きますが、一度医療事務を経験された方は転職をしてもまた医療事務を選択する方が多いそうなので長く続けていける職種なんだと思います。
ただ、クリニックという小規模な職場なので人間関係等がうまくいかなければ同じところに長い間勤務する方は少ないように思います。
職種としては悪くないクリニックの受付事務
私の個人的な見解ですが、職種としてクリニックの受付事務は悪くないむしろメリットのある職種だと思います。
ただ、クリニックという小さな職場になるので長く続けていく職場としてはデメリットも多いのかもしれません。
しかしながら一度受付事務を経験しておけば、ほかのクリニックや大きな病院、調剤薬局への受付事務への転職のメリットはあると思います。
そのため、クリニックの受付事務はその先の仕事への段階の一つとしてはいい職種であると思いますので、チャレンジする価値はあると思います。