テクノプロは人材派遣業界では有名な企業の1つで、その知名度から希望する人も多いかと思います。
しかしながら、インターネット上などで「やばい」といった噂もあるため、不安を感じる人もいることでしょう。
そこで今回は、テクノプロが提供する給料や年収、口コミ評判などの情報をまとめてみました。
テクノプロが「やばい」と言われる理由として、派遣社員の契約更新の頻度が高めであり、正社員に比べて待遇が悪いと言われることがあることが挙げられますが、給与やキャリアアップの面で良い口コミも多いようです。
最後まで読んでぜひ参考にしてみてください。
テクノプロの会社概要
会社名 | テクノプロ・ホールディングス株式会社 |
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資本金 | 29億2,500万円 |
設立 | 2012年(平成24年)4月27日 |
代表者名 | 代表取締役社長兼CEO 八木 毅之 |
従業員数 | 単体:257人 グループ連結:30,041人 |
主要事業 | 技術系サービス事業、ITサービス事業、教育事業、人材紹介事業、人材育成事業 |
所在地 | 〒106-6135 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー35階 |
URL | https://www.techno-pro.com/ |
テクノプロ・ホールディングス株式会社は、人材サービス事業を展開する企業です。
設立以来、IT・エンジニアリングなどを中心に人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、キャリアサポート事業を展開しており、業界トップクラスの規模を誇っています。
テクノプロの給料・年収
就職支援サービス『doda』の調査によると、テクノプロで働くエンジニア派遣社員の月収は平均63万円です。
ただし、派遣元が支払う単価によっては、勤続年数が長くても昇給分が上乗せされるだけで、年収が低くなることもあります。
サーバーエンジニア(設計構築)の場合で設計構築の経験年数が10年以上の場合は年720万円、経験年数5年の場合でも年収は年450万円程度となっています。
自動車・自動車部品・車載製品のエンジニアでは、経験年数15年の場合は年収780万円という高収入のケースもあります。
株式会社テクノプロのマージン率(労働者の賃金から会社が得る取り分)を加味すると、労働者に支払われる賃金は月42.4万円と算出できます。
テクノプロのマージン率は比較的良心的と言われており、この数字を見る限り、エンジニア派遣会社としては高収入であると言えるでしょう。
テクノプロがやばいと言われる理由
テクノプロという企業が「やばい」と言われる理由についていくつかの噂があるようです。
契約更新や就業先の変更が多い
テクノプロは、アウトソーシング、人材派遣、人材紹介などの業務を行っており、条件次第で仕事内容が変わる場合があります。
それに加えて、契約更新のタイミングや、就業先が変更になることも多く、派遣社員として働く人にとって不安定な雇用形態と言えます。
正社員に比べて待遇が悪い
派遣社員の待遇は、基本給や手当が低めであるため、労働条件を改善する取り組みも欠かせません。
しかし、テクノプロはマージン率が低めで、エンジニア派遣社員の平均単価は月63万円という高収入のケースもあります。
現在は、改善に繋がる試みも実施されているため、今後は待遇改善の方向へ進むことが期待されています。
テクノプロの口コミ評判に関する感想
テクノプロの口コミの良い評価と悪い評価をまとめてみました。
【良い口コミ】
・社員の教育やマネジメント力が優れているため、能力アップしたい人には向いている。
・面接から業務内容、契約までのすべてのプロセスがスムーズで、納得感のある対応をしてくれる。
・発注元に対してしっかりと働く社員を選定して派遣してくれるため、やりがいを感じられる仕事が多い。
【悪い口コミ】
・派遣先が決まらないことが多く、派遣先が決まるまでの間、全く働けないことがある。
・正しく報酬が支払われず、派遣先が返事をしなかったため、もらえる報酬が減少したことがある。
・忙しい時期にはやむを得ず契約を更新した場合でも、手厚いサポートされることがない。
口コミをまとめると、テクノプロには良い点がある一方で、派遣先が決まらない、報酬の問題が起こるなど、改善すべき点もあると言えます。
ただし、派遣元としての立場を考えると、派遣社員の就業先が決まるまでに多少の時間がかかることや、すべてが完璧にいくことはまずありません。
全体的に、派遣社員にとっては改善の余地はあるとしても、比較的良い口コミが多い作業環境であると言えます。
まとめ
人材派遣事業を展開するテクノプロについて、給与や待遇、口コミ評価など様々な観点から解説しました。
テクノプロはエンジニアをはじめ、様々な業界に人材を提供しており、高収入を得ることができる場合もある一方で、契約の更新頻度が高かったり正社員に比べ待遇が悪いといった点も存在します。
また、口コミでは、社員の教育やマネジメント力が優れているといった評価が多く寄せられている一方、報酬面において問題を抱えるエンジニアも少なくないようでした。
求職者は、メリットやデメリットを比較検討して、自身のスキルやキャリアに適した企業を選定すると良いでしょう。