マンパワーグループは、人材派遣ビジネスを中心に様々な業務を行なっていることから、携わる人から様々な評価があります。
給料や年収については、業界標準的な水準を維持していたり、福利厚生が充実していたりすることなどが評価されている一方で、残業が多くワークライフバランスに難がある、業務の複雑さにストレスを感じる人、低い給与水準に不満を持つ人など、疑問を持つ声もあります。
これらの点が、「マンパワーがやばい」と言われる理由の一つとされています。
この記事ではそれらについてを解説していきます。
マンパワーグループの会社概要
項目 | 内容 |
---|---|
社名 | マンパワーグループ株式会社 |
代表者 | 会長 兼 社長 橋本 学 |
設立 | 1965年 |
本社所在地 | 東京都港区芝大門1-8-1 住友不動産芝大門ビル6F |
事業内容 | 人材派遣、アウトソーシング、人材紹介、キャリアコンサルティング、教育・研修 |
グループ企業数 | 約80社 |
従業員数 | 4,000人 (契約社員含む) |
売上高 | 614億円 (2020年度) |
主要取引先 | 日本IBM、日立製作所、NEC、NTTデータ、パナソニック、三菱UFJフィナンシャル・グループ等 |
ホームページ | https://www.manpowergroup.jp/ |
マンパワーグループは人材派遣・アウトソーシング・人材紹介・キャリアコンサルティング・教育・研修を手掛け、求職者と企業の課題を解決し、トレンドや課題の提言を行っています。
マンパワーグループの給料・年収
キャリコネよると、マンパワーグループ株式会社の正社員の給与について、プログラマーの場合は月給30万円台から、ディレクターやマネージャーの場合には月給70万円台からといった給与水準があるようです。
ただし、業界や経験年数、勤務地などによっても異なるため一概には言えません。
また、マンパワーグループは市場平均の給与水準を維持しており、福利厚生も整っているとされます。
ただし、残業が多い業務など、働き方についての声もあがっており、個人の労働条件によって差があるという問題も抱えています。
マンパワーグループは、人材派遣や採用支援などのビジネスを展開しており、求職者にとっては、自分に合った職種があるかについて調べることが大切です。
マンパワーグループがやばいと言われる理由
マンパワーグループがやばいと言われる理由は以下3つに該当します。
営業・コーディネーターの質に一貫性なし
「営業担当の質はまちまち」というのは、マンパワーグループに限らず、多くの派遣会社で共通する声です。
営業担当者はしばしば多忙を極め、派遣スタッフとの接触が希薄になりがち。
これが、サポート不足を感じる原因の一つとなっています。
しかし、中には「就業後も継続的にフォローしてくれる担当者もいる」というポジティブな意見も。
サポートの質に不満があれば、担当者の変更を検討するのも一つの手です。
執拗な営業電話
「営業からの電話がしつこい」という不満の声もよく見られます。
過去に登録したにも関わらず、年月を経てもいまだに電話が続くケースも。
登録後の営業電話が不快なら、退会して情報を削除することがおすすめです。
社内外でのパワハラの噂
マンパワーグループにおける労働環境については、パワハラの存在が指摘されることも。
ですが、マンパワーは倫理規定を設け、ハラスメントに対処する体制を整えています。
社員はホットラインやコンプライアンス部門を通じて容易に相談できる環境があります。
マンパワーグループの口コミ評判に関する感想
マンパワーグループの口コミには、以下のような特徴があります。
【良い口コミ】
・支払いがきちんとされる
・雇用形態に関わらず、福利厚生が整っている
・職場環境が良く、面倒見のいい上司や同僚に出会えた
・研修制度が充実しており、キャリアアップが可能
【悪い口コミ】
・カウンセリングが希薄で、業務に対する適切なフィードバックが得られない
・残業が多く、ワークライフバランスに難がある
・煩雑な業務や管理体制にストレスを感じる
・給与水準が低く、やりがいを感じにくい
マンパワーグループは、人材派遣ビジネスを中心に、採用支援など幅広い業務を行っていることから、口コミに偏りが生じています。
一方で、福利厚生が整っていることや、キャリアアップ支援も充実していることが評価されています。
一部では、残業や給与水準に不満を持つ従業員もいる一方で、適切なカウンセリングやフィードバックが得られるなど、職場環境が良いと感じる人もいて、従業員によって思い入れが異なる印象です。
まとめ
マンパワーグループは、従業員の福利厚生が整っており、キャリアアップ支援も充実しています。
ですが、口コミによると給料や待遇面に不満を持つ従業員も一部存在し残業が多いといった声もあり、ワークライフバランスについての課題も指摘されています。
総評的には、従業員の成長を支援する環境が整っているため、意欲的に成長することが見込め、業界内でも競争力のある企業であるといえます。
自身が働く職場に適した会社かどうかをしっかりと調べることが重要ですね。