医療事務の求人を見つけ、応募しいざ面接!と意気込むのはいいものの、やはりどういう風に面接官から見られるのか心配な方は多いと思います。
何を聞かれるだろう?服装はどうしたらいいのだろう?どんな質問をしたら好印象だろう?
基本的には一般の求人と然程変わりませんが、心配の芽はできるだけ潰しておきたいというのが就活生心理というもの。
この記事では筆者の実体験をもとに、面接時の様子や注意点をお話していきましょう。
医療事務の面接で聞かれる質問や回答例とは
医療事務の面接で聞かれることを3つほど挙げていきましょう。
回答例も一緒にお答えいたします。
①「ご自身の長所で何か勤務に活かせるものはありますか?」
➡「私の長所はコミュニケーション能力が高いことです。以前に接客業をしていた経験があり、ご来院される方の話を落ち着いてしっかりと聞くことができます。クレーム対応も経験したので、急なパニックにもならないと思います。」
②「月末と月初は残業が発生しますが、大丈夫ですか?」
➡「はい、その事は存じております。求人票には月10時間ほどとのことでしたが、担当する診療科によっても違うのでしょうか?参考までにご教授いただけますでしょうか」
③「レセプトの経験や、医療事務の資格はお持ちですか?」
➡「はい、ニチイ学館の方でメディカルクラークを取得しております。求人票には記載がありませんでしたが、今後資格取得による手当などはございますか?」
医療事務の面接で聞いておきたい逆質問は
医療事務の面接で、聞いておきたい事は収入面です。
昇給や資格手当、残業代などはしっかりと確認しておきたい項目となります。
特に資格手当の有無は今後のキャリアアップに関する意欲に繋がる部分となります。
勉強していく強い意志を見せるチャンスでもありますので、積極的に聞いていきたいですね。
医療事務の面接時の服装は?
医療事務の面接時の服装は、一般企業と変わらずスーツとなります。
基本的には何も変わらないですが、他の企業よりも衛生面は厳しく見られ、髪型や髪色、装飾品なども清楚にしていく必要があります。
事務員とは言え接客もあり、ご年配の利用者も多いのでファッションの自由は無いものと思ったほうがよいでしょう。
また、肌や髪などにも清潔さは意識する必要があります。
フケや脂などが目立たないようにしっかりとケアしていきましょう。
医療事務の面接で落ちる人の特徴は
医療事務の面接で落ちる方は、殆どの場合は清潔感が無い方でしょう。
例えばスーツにホコリやフケがついていたり、指先に濃いマニキュアとかがついていると評価は下がるかもしれません。
また、コミュニケーション能力に難が見られるのもマイナスポイントとなります。
特に、緊張のあまり全然喋れなかったり、的はずれな回答を繰り返す、急に早口で喋るなどは大きな
マイナス面となるでしょう。
医療事務の面接に受かるコツとは
面接に受かるコツは、しっかりと勉強をしていく意欲を見せ、声はハッキリと落ち着いて話すこと。
そして何よりも清潔感のある身だしなみをしていくことです。
特に見られるポイントは清潔感とコミュニケーション能力なので、事前に鏡でチェックし、面接の練習もしておくとよいでしょう。
これはどの企業でも必ず重視されるポイントとなるので、間違いないなく押さえておくべき事です。
逆に、人手不足が懸念される事が多いので上記のポイントをしっかり押さえておけば合格は狙いやすい職業でもあります。
医療事務の面接の志望動機の書き方や例文とは
医療事務の志望動機はなかなかパッとは思いつかないですよね。
私が応募したときの例文となりますが、参考にしてみてください。
「私は前職で接客業を経験しており、その経験を活かしつつ専門知識をつけてスキルアップができる医療事務員に興味を持ってこの度応募致しました。もしご縁がございましたら来年には診療報酬請求事務能力検定試験に合格することを目指して、経験を積みながら勉強をしていきたいと思います。」
医療事務の面接で重要なこと
繰り返しになりますが、必要なのは意欲・清潔感・コミュニケーション能力の3つです。
今後のビジョンなどもあると良いかと思いますが、そこまで求められていないケースも多いのが実情です。
それよりも待遇面や実働時間などを確認し、こちらから就職先を値踏みするくらいの気持ちでいいと思います。(態度に出しちゃダメですよ)
大事なのは、妥協しないことです。
医療事務員は待遇と労働内容が見合ってないケースも少なくないので、面接の際に職場の雰囲気や先輩たちの様子もしっかりと確認しておくことが大事です。
気にする方は男女比もチェックしておきたいですね。割合としては女性が多い職場ですので、男性の方は下見をしておくのをオススメします。