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個人クリニックの医療事務はきつい?仕事内容や1日の流れとは!辞めたい理由や口コミ評判

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個人クリニックの医療事務はきつい? 医療/福祉/介護
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皆さんがお世話になったことがないであろう、町の小さなクリニック。

そんなところで勤務するってどんな感じ?

患者さんとしての目線からは見えない仕事ってあるの?

院長先生との関係ってどんな感じ?

知っているようで知らないことが多いと思われる個人クリニックの医療事務として、フルタイムで勤務した経験と別のクリニックでパートタイム勤務した経験から、少しでも皆様のギモンが晴れるお話をさせていただければと思います。

 

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個人クリニックの医療事務はどんな仕事?

 

仕事の内容としては大まかには「窓口受付」「カルテチェック」「会計担当」があります。

私が勤務しているクリニックでは、月に一度の請求業務は外注しているためありませんが、そうでないクリニックでは月初~10日までは請求業務があるため繁忙になります。

ほとんどのクリニックでは診察後や昼休みの時間帯にこの業務を行っているところが多いです。

 

窓口受付

 

来院された患者さんに対して、保険証や診察券の提示のお声かけ、予約の有無などの確認をします。

私が勤務しているクリニックは一部予約制で当日受付もしていますが、当日の方は予約の方の間もしくは予約の方が終わられてからの診察になるので診察時間のお目安をお伝えします。

(いったんご帰宅いただくことが多いです)

因みに最近のクリニックでは保険証の代わりにマイナンバーカードでの受付が可能になっているクリニックもあります。

私が勤務していたクリニックもそうでした。

まだまだ不完全なこのシステム、患者様に説明するのも窓口受付の仕事です。

 

カルテチェック

 

私が勤務しているクリニックでは電子カルテを導入しています。

院長先生はPCに入っている電子カルテシステム内にある個々の患者さんのカルテ画面に、診察の内容やお薬の処方内容、病名などを入力されます。

この入力が終わった時点で、カルテチェック担当者はその内容の認識に違いがないかの確認をします。

予約は2週間後なのにお薬が3週間分出てる、とか、先生が入力されている内容の確認をします。

確認後お会計に必要な領収書・明細書・処方箋の発行をします。

 

会計担当

 

私が勤務しているクリニックでは窓口受付担当が兼任しています。

発行された領収書から必要な金額を徴収し、帳簿に書き込みます。

このほかイレギュラーな対応もあります。(後述します)

 

個人クリニックの医療事務の1日の流れとは

 

直近で勤務していたクリニックの1日の流れをご紹介します。

 

8:20 出勤

⇒出勤後は、院内の掃除、午前中の診察予約者のチェックイン作業、レジ内の現金確認

 

8:30 電話での予約受付開始

⇒高齢の患者様が多いので、受付は電話か直接来院のみです。

予約のキャンセルや変更の電話もあります。

 

9:00 受付開始

⇒朝から予約外の患者様が並んでいらっしゃいます。

初めての方もいらっしゃり、問診を記入していただいたり、保険証を確認したり、検温します。

予約の方は時間内に診察となりますが、予約外で当日並ばれている患者様にはお戻りの時間をご案内します。

ここからは、診察→カルテチェック→会計、の流れです。

その間に、血液検査のオーダー、不足備品の発注、業者対応、診察補助、など、細かな仕事はたくさんあります。

 

12:00 午前診察終了

⇒あまりこの時間に終われることはありません。

当日受付の方が多いと、終わりが13時を過ぎることもあります。

~午前診察が終わってから午後の準備時間までは休憩時間になります。

いったん家に帰ることも可能です。~

 

15:20 午後診察準備

⇒午前診察の会計合わせ、午後の診察予約者のチェックイン作業、掃除

 

15:30 午前診察終了 (以降は午前と同じ)

16:00 午前診察開始

 

18:30 午後診察終了

⇒これも終われることは少なく、大体が19時前後です。

 

個人クリニックの医療事務はきつい?

 

院長先生の人柄によるところがものすごく大きいかと思います。

基本女性が多い職場です。

看護師さんも含めても医師だけが男性、事務員看護師さんはみんな女性という職場も多いでしょう。

女性って人数が多くなるほど、派閥ができたりいろいろ面倒な職場が多い…。

これは私の経験ですが。

それがきつくてやめてしまう、という話も聞きます。

仕事自体がきついかと言われると、そんなにきつい仕事ではないです。

肩は凝るし頭はいたくなるし、目も疲れます。

でもこれは医療事務に限らず事務員にはありがちな辛さだと思います。

おそらく医師も同じしんどさがあると思います。

PCでの仕事をする上では仕方がないですね。

 

個人クリニックの医療事務はネイルや髪型、髪色や靴は自由?

 

これは院長先生の価値観により様々だと思います。

厳しいところだと制服があり、髪の毛もできるだけ束ねる、ネイル禁止、髪色も明るさはここまで、という指定があるというところが多数かもしれません。

指定がなくても暗黙の了解がある場合もあります。

これもやはり患者として実際クリニックに行ってみるとわかるかもしれません。

私が通ったことがあるクリニックでは、これとは逆にネイルOK(さすがにアートまではお会いしたことはないです)、髪色自由(青いイヤリングカラーの方)なんかもいらっしゃいました。

因みに私が直近で勤務していたクリニックは制服はなく、私服の上から指定のエプロン。

ネイルも禁止されておらず、髪型も髪色も特に何も言われていません。

院長先生も自由にされています。

 

個人クリニックの医療事務を辞めたくなる理由とは

 

仕事をやめようと思うほどのしんどさは、ゼロではありません。

前述した肩こりからの頭痛でやめようと思う方は少ないと思うのですが、やめていく方の一番の理由は人間関係です。

いじめまではいかなくても、やはりクリニックの雰囲気に合う合わないが大きいと思います。

絶対にやりがいを感じられて、きついなと思う感情が吹っ飛ぶのは患者さんからの「ありがとう」ですね。

治るのに何か月もかかってようやく治った子供に「卒業おめでとう!」と言ってあげるとお互い笑顔になれます。

 

個人クリニックの医療事務はやめとけ?

 

多くの医師は、一般企業では働いた経験のない方ばかりです。

なので、一般企業と同様な待遇や職場のシステムを求めても、かなうことは難しいでしょう。

一般企業で働きなれた方には抵抗がある方もいるかもしれませんが、パートタイムなど時間に融通が利く職種だと思います。

 

個人クリニックの医療事務の給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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個人クリニックの医療事務に向いている人、向いていない人とは

 

向いている人

 

女性の多い職場にストレスのない方、お局様が仕切っていたり、その取り巻きがいたり、反勢力がいたり…という女性特有のどろどろした人間関係に飛び込んでもやっていける方にはオススメです。

専門知識も身についてきます。

 

向いていない人

 

一番お勧めできないのはメンタルが弱い方。

職場内でも注意され、患者様からのクレームも受け(自分のミスではなくても)多分しんどいです。

最悪病んでしまい、そういった方はオススメはできません。(過去にこういう方がいらっしゃいました)

因みに私が勤務していた2か所のクリニックでは、お局様はいらしてもどろどろした人間関係はありませんでした。

そんなクリニックもあります。

 

個人クリニックの医療事務の離職率はどれくらい?

 

私が直近で勤務していたクリニックでは、医療事務4名いて、3年半で退職された方は一人でした。

人数も少ないですが、離職率も少ないかもしれません。

 

個人クリニックの医療事務の口コミ評判とは

 

院長先生次第でしょう。

私が勤務していたクリニックは、1件目は男性の先生の精神科、受付は女性二人体制、2件目は女性の先生で皮膚科、受付は同じく女性スタッフ2名でした。

どちらも職場内での人間関係は良好で、シフトを調整しあったり、時々院長先生と楽しくおしゃべりしたりと、雰囲気のいい職場でした。

 

個人クリニックは院長の価値観次第

 

びっくりするくらいスタッフに気を使っていただいたり、お声掛けいただける院長もいらっしゃいます。(私の勤務先がそうでした)

なので、クリニックによってスタッフの雰囲気や院長との関係は様々です。

間に看護師さんというポジションがあるクリニックだと、更に様々。

医療事務として仕事をしてみたいと思う求人を見つけたらぜひ患者として来院し、じっくり観察してください。

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