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JAバンクの事務職はきつい?仕事内容や1日の流れとは!辞めたい理由や口コミ評判を暴露!

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JAバンクの事務職はきつい? 事務職/管理職
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JAバンクにおける事務職について、私自身の経験談からお伝えしようと思います。

主に経験が長かった窓口業務についてになりますが、多分金融機関の業務って「ハードそう、神経すごく使いそう」とか大変なイメージがあるのではないかと思います。

もちろん大変なことはありましたが、それ以上に得られた経験の方がたくさんありました。

デメリットも含め、現場職員だからこそ知っているリアルな情報をお話していきます。

 

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JAバンクの事務職はどんな仕事?

 

私は6年間JAバンクで事務職に従事していました。

金融機関は特定のお客様との癒着を避けるため部署異動が多く、6年という短い期間に4カ所の部署を経験しました。

この中で一番長かった窓口業務(本店窓口1年、支店窓口1年半)について説明します。

窓口業務といえば、もちろんメインは接客になるのですが、それに付随する事務作業が結構たくさんあるんです。

恐らく規模の大きい銀行などは窓口(俗に言うテラー)と後方業務を行う職員は分かれているのではないかと思うのですが、私が勤務していたのはJAバンク本部で顧客は法人メインだったため、一般のお客様は普通の金融機関よりかなり少なく、ほとんどの事務作業はテラー職員が一通りすべて行っていました。

お客様の口座開設、口座からの入出金などは伝票に書いた内容に基づき、端末に打ち込んでいきます。

入力した内容はもちろんお客様の通帳にそのまま記帳されるのでミスは厳禁です。

預かった現金、伝票はまずテラー自身がチェック、次は後方業務を行う職員によるチェック、最後に現金計数機に投入、端末に入力するので、実質トリプルチェックのような体制になっています。

入力後は打ち間違いがないか、テラーと後方職員によるダブルチェックを行います。

基本的な業務以外に、睡眠口座(長い期間取引がなかった口座)の復活や相続など複雑な処理を行うこともありますが、JAバンク独自の「統一事務手続マニュアル」があるので、これに沿って処理すればきちんと対処できます。

 

JAバンクの事務職の1日の流れとは

 

8時45分業務開始です。

まずはその日に当日処理しなければならない伝票を確認します。

日付別に分けていますが、違う日の伝票が混ざっていないかを含め、よくチェックする必要があります。

9時になったら窓口を開けるので、そこからは来客対応を行います。

お客様が少ない時間帯を見計らって、翌日以降の伝票の作成などを行います。

15時に窓口を閉めますが、一番忙しいのはここからです。

帳簿と現金残高がちゃんと合うか確認し、締めの伝票処理を行って、基本的な業務は終了です。

ここで現金がスムーズに合えば楽ですが、まれに合わないことがあります。

ちなみに現金の出納は機械で行っているため(もちろん職員の手で確認することは前提として)、現金の数え間違いによるミスはほとんどありません。

なので、合わない場合はその日に処理した伝票を再度チェックし、勘定科目が間違っていないかなどを確認します。

伝票処理は人の手で行うため、どうしても打ち間違いや書き間違いが起こることもあります。

それを極力避けるために上記のようなダブルチェックを行います。

 

JAバンクの事務職はきつい?

 

当職のきつさについては、時期と部署によるかと思います。

窓口業務に限ると、月末と月初めが忙しいですが、毎月定例の業務なので慣れてしまえばそこまできつくなかったです。

 

JAバンクの事務職はネイルや髪型、髪色や靴は自由?

 

比較的自由度は高かったように思います。

私は髪の毛のカラーやネイルはやりませんでしたが(興味がなかっただけ)、周囲の同僚はカラーやネイルを楽しんでいた印象です。

ただ、窓口業務は一般のお客様の接客があるので、あまり派手な色やデザインは避けた方がいいのではないかと思います。

靴については、みんな制服に合わせやすいベーシックな黒パンプスを履いていました。

 

JAバンクの給料や年収に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

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JAバンクの事務職を辞めたくなる理由とは

 

幸いにも勤務した6年の間、辞めたくなることはほとんどなかったです。

少なくとも業務内容がつらくて辞めたいと思ったことはないです。

強いて言えば、年に数回かなりキャラの濃い(笑)お客様に当たることです。

支店(市役所の指定金融機関窓口)に2年ほど配属されていましたが、ここでは滞納した税金を直接支払うお客様が来店するため、どうしてもピリピリした雰囲気の方が多かったです。

その中でたまにですが、ビックリするような暴言を吐いていく人もいましたので、そういう時に「ここまで言われるんだったら辞めた方がマシだな」と一時的に気持ちが落ちてしまうこともありました。

 

JAバンクの事務職はやめとけ?

 

大変な時期や業務はありますが、慣れてコツさえ掴むことができれば楽しかったです。

ずっと地元で暮らすのであれば絶対に退職することはなかったです。

また地元に帰ってきた時にご縁があれば戻りたいと思うほど、JAバンクでの事務職は恵まれた環境だったと思います。

 

JAバンクの事務職に向いている人、向いていない人とは

 

マニュアルをしっかり読み込む、自己研鑽ができる、細かい確認作業を怠らない人は向いていると思います。

金融機関の事務職になるので、常にお客様の大切な金融資産に関わってきます。

そして法制やルールなども定期的に改正される業界なので、しっかり新しい知識をアップデートしていく必要があります。

きちんと勉強した上で、お客様の資産を預かっているという意識を持てない人には向いていない職業です。

 

JAバンクの事務職の離職率はどれくらい?

 

私が知る限りではほぼ0%です。

私のように県外に嫁ぐため退職した職員は数人いましたが、それ以外の理由での退職者はいませんでした。

産休育休の制度も整っており、福利厚生もしっかりしているので、県内でも相当離職率の低い職場だったと思います。

大体みなさん定年退職後は嘱託職員として、そのまま在籍されていた印象です。

 

JAバンクの事務職の口コミ評判とは

 

JAバンクでの事務職は総合的に見て、本当に良い職場だったと思います。

悪く言うと昔ながらの年功序列、終身雇用タイプの職場なので、失礼ながら能力に疑問を感じるベテラン職員も一定数いました。

昔は試験もあまり厳しくなく自動的に昇進できた背景があるからでしょう。

そういう人に対して多少ストレスはありましたが、尊敬できる同僚や上司との出会いもたくさんありました。

むしろ中堅以下の若い職員は実力も十分備えて努力をしている人ばかりなので、実力で評価する組織体制になることを願います。

そうすれば今後は経験と実力を兼ね備えたベテラン職員がどんどん増えていくのではないでしょうか。

 

自己研鑽を積める人にはとても良い環境です

 

ここまででお伝えしたように、JAバンクの事務職は本当に働きやすい職種でした。

おそらく以前は大して勉強や自己研鑽をしない職員でも居心地の良い環境だったのでしょうが、周りを取り巻く状況はどんどん変わっており、今後は日々の業務をしっかり振り返り、将来を見据えてしっかりと知識をアップデートできる職員だけが生き残っていけるようになると思います。

そういった努力をするのが苦にならない人にとっては、ぜひおすすめしたいと思います。

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