お祝いで行ったレストランの店員さんに良くしてもらって気持ちよかった!
あの店員さんのように、飲食店では働いてみたい!
でも大変そうだし、実際どんなことをしているの、長く働けるの?私のライフスタイルに合わせて働ける?
不安も疑問もたくさんあるとおもいます。
この記事では、ホールスタッフに挑戦してみたいけど、一歩踏み出せないあなたへ、ホールスタッフのお仕事を紹介していきます。
仕事は大変できついのか、仕事内容や辞めたい理由などをはじめ、さまざまな事柄についてお話していきます。
ホールスタッフの意味や仕事内容、1日の流れとは
ホールスタッフの最初のお仕事は、注文をとる、料理やドリンクを運ぶことです。
最初は聞きなれない料理名に混乱するでしょう。
覚えることもたくさんあるので、不安になります。
必要なことは研修で教えてくれるお店がほとんどなので安心してください。
お店によってはメニューの種類も多いし、外国語でメニューを作っていて最初は全くわからないし、働き始めて間もないときに挫けそうになるポイントです。
でも、それはあなただけではありません。
先輩スタッフも同じように覚えてきたので、必ず覚えられます。
メニューは早めに覚えましょう!
わからない注文を言われたらどうしよう、、、という不安がなくなるので、心に余裕をもって接客ができるようになります。
お客様が帰ったあとは片付けです。
テーブルや椅子を拭き、次のお客様を気持ちよく迎える準備をすることです。
テーブルはお客様が料理よりも先に見るところです。
お店との第一印象となることを忘れないようにしましょう。
また、不衛生な飲食店に何度も通い続けたいと思いますか?
思わないですよね。
ホールスタッフは自分の仕事場であるホールを掃除します。
正直、こんな細かい所まで掃除する必要あるかな、めんどくさいからやりたくないな~と思うこともあると思います。
きれいの基準も人それぞれ。
誰が見てもきれいと思える環境を作ることが大切です。
自分がご飯を食べに行くときに、どんなお店だったら何度も通いたいかをイメージして、実行することができる、面白い職業です。
ホールスタッフに必要な資格や求められるスキルとは
『お客様の喜ぶ顔がみたい!』その気持ちだけで十分です。
逆に、この気持ちがないと長く続かない職業です。
お客様に喜んでもらいたいと思う気持ちが、笑顔で接客ができるコツです。
たとえ、覚えることが多く、辛いことがあっても頑張ろう!と思えたり、お客様のために自分がその時出来ることを考えられます。
ホールスタッフとしての仕事は、良い部分も多いですが、同じくらい大変なことも多い職業です。
だからこそ、この仕事が好き!と思えることが何よりも大切です。
仕事が好きで、何かしたいと思うその気持ちはお客様に伝わります。
そうすると、お客様1人1人に寄り添った接客ができるようになり、サービスマンとしてのスキルをどんどん上げていくことができます。
ホールスタッフのお仕事のメリットデメリットについて
《メリット》
1.コミュニケーションの基本を身に付けることができる
初めてご来店いただいたお客様の情報は何もありません。
適切な挨拶や丁寧な言葉づかいは初対面の人に対しての最低限のマナーです。
これが出来ないと、その後にどれだけ良い接客をしたとしても、お客様からの印象はあまり良くありません。
飲食店では日々たくさんのお客様と話せる機会があるので、吸収したことを実践する機会が多くあります。
最初は難しくても、日々振り返りを行えば、コミュニケーション力を上げることができます!
2.自分のファンを作ることができる
最初の来店きっかけは料理が好き、立地が良いなどだとおもいますが、お客様に寄り添った接客をすることで、来店理由が『あなたがいるから』になります。
ファンを作るなんて難しそう、と思いますが、そんなことはありません。
例えば、お客様がキョロキョロしていたら呼ばれる前に声をかけてみたり、料理を提供するときに、自分だから言える豆知識を一言添えるだけで、反応が変わってきます。
自分にファンができるなんて、なかなかできる経験ではないですし、『大事な接待だからあなたに担当してもらいたい』と言ってもらえたらとても嬉しいです。
お店の売上にも繋がりますし、やりがいを感じることができます。
ファンになってくれたお客様との関係が長く続き、未来が変わった!という人もいます♪
3.食べることが大好きな人は働いていて楽しい
食材やお酒の知識は働く上で不可欠ですが、必要な知識は膨大で楽なことではありません。
ですが、仕事中に学んだ美味しい食材や食べ合わせをプライベートの食事でも楽しめれば、勉強が苦にならないかと思います。
大切な家族、恋人、友人と食事をする時に、美味しい組み合わせで食べれることによって、相手も自分もハッピーです。
《デメリット》
1.体力も使うし、綺麗な仕事ばかりではない
ホールスタッフの仕事は、立ち仕事で、スピーディに料理を提供する、重い食器類を運ぶなど肉体的に大変に感じる人もいます。
また、食後のお皿を下げる、日々の掃除を念入りに行う、お店によっては洗い場に入る、など綺麗な仕事ばかりではありません。
疲れるのは嫌だ、汚い仕事はしたくない、という人は難しいです。
体力面が心配な人は小さなお店を選べば、動く量は減りますし、働いていくうちに体力もついてくるのでそこまで心配はしなくてもいいと思います。
2.理不尽なことを言うお客様もいる
どれだけ丁寧に接客をしていても、中にはクレームを言ってくるお客様に遭遇することもあります。
こればかりは運に近いので、どうしようもありません。
接客をするのが怖くなったり、どのような対応をしたらいいのか、わからない時もあります。
その時は責任者に対応を変わってもらいましょう。
ただ、自分の足りてないところを振り返るきっかけになるので、クレームを利用しどんどん自分のスキルをあげていきましょう。
ホールスタッフの仕事はきつい?
正直なところ、肉体的に楽ではありません。
まず、仕事中は常に立っているか、歩いているか。
ただ立っているだけでも、だらしなく見える休めの姿勢は望ましくないので、ある程度の緊張感を求められます。
お店の規模やその日の来店具合にもよりますが、ひたすらオーダーをとり、運び続けるなんて日もあります。
そんな日は腕も足もパンパンです。
さらに、忙しい日は常に次のことを考えながら動く必要があります。
体も頭もフル回転の状態です。
大変ですが、続けていることで慣れていくのでそこまで心配はしなくて大丈夫です!
ホールスタッフに向いている人、向いていない人とは
向いている人は、相手のために何かをすることで喜びを感じる人、逆に向いていない人は、マニュアル通りに作業をしたい人です。
お客様の大切な記念日をお祝い出来ることって嬉しくないですか?
たくさんあるお店の中から、働いているお店を選んでくれて、1度きりのおめでたい場面に遭遇出来ることはなかなか体験できることではありませんよね。
その時に、より印象に残るように写真の撮り方を工夫してみたり、このリピーターのお客様は窓際の席が好きだから、今度はこちらから提案して案内してみよう!など。
自分だったらこんなことされたら嬉しいな、どんなことだったら喜んでくれるかな?と考えることで、日々のモチベーションが上がります。
逆に1人で、たんたんとマニュアル通りに作業をしたい人には向かないかもしれません。
マニュアルは大切ですが、日々の営業はマニュアルだけでは対応できないのです。
お客様に寄り添った接客が必要ですし、イレギュラーなこともトラブルも起こります。
ホールスタッフの仕事を体験した実際の口コミや評判
ホールスタッフの仕事というと『誰でも出来る仕事』と思われることが多いです。
高校生からお年寄りまで幅広い年代の人の業種です。
さらには近年のテクノロジーにより、店員が不要なシステムを使っているお店もあります。
マニュアル通りに作業をすれば、正直ある程度のことはできるようになりますし、誰がやっても変わらないです。
ですが、また来たいと思ってもらうには、気遣いが重要です。
お店のリピーターを作ること、自分のファンを作ること、それは誰にでもできることではありません。
自分に合いそうな職場を選ぶことで活躍できる機会が増えますよ。
ホールスタッフの給料や年収、面接時のポイントなどについてはこちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。
🔗ホールスタッフに英語力は必要?履歴書の書き方や面接時に気をつけたいポイントとは!
ホールスタッフのストレスや辞めたくなる理由とは
肉体的疲労で、休みの日に動く気になれず、やりたいことをできない、そんな自分に嫌気が差す。
友人とも予定が合わないから、話す機会も少なくなる。
このような理由で退職やストレスの原因になる方が多いです。
そんな時は逆に、友人と予定が合わないからこそのできることをするのも良いですね。
平日のショッピングは空いていて、ゆっくりと買い物ができます。
同じ飲食業界で働いている人と話すのも、同じ悩みやストレスを発散できるので良いですね。
まとめ
誰でもできそうだからこそ、奥が深い!
それがホールスタッフとして働く魅力です。
日々接客をしていると、楽しいこともたくさんあれば、大変なこともたくさんあります。
でもお客様の喜ぶ顔が見れると疲れは吹き飛びます。
興味をもってくれたら、ぜひホールスタッフの仕事に挑戦してみてください!