飲食店でお客様にサービスをするのがホールスタッフのお仕事です。
なんとなく、どんなことをしているのか想像がつく人が多いかと思います。
働いてみたいけど、実際はどうなの?
調べてから働きたい!
という方に向けて、ホールスタッフとしてのやりがいや将来性、働く上で大切なお金のこと、英語は必要なのか?など、ホールスタッフのお仕事に挑戦してみたい人のお悩みを解決します!!
履歴書や志望動機の書き方もご紹介していますのでどうぞ参考にして下さいね。
ホールスタッフとは
ホールスタッフのお仕事は、飲食店でオーダーをとる、料理を運ぶ、片付けをする、ということがメインになります。
一見簡単そうに見え、誰にでもできそうだからこそ、奥が深いお仕事です。
お客様に喜んでもらい、リピーターになってもらい、売り上げをつくっていきます。
また、自分のファンを作るという他の職業ではあまり経験できないことができるお仕事です。
最初はメニューなど覚え、実践をしながら経験を積んでいく研修スタイルのお店が多いかと思います。
まずはしっかりとお店や料理のことを覚え、マニュアル通りの接客ができるようになることが大切です。
ですが、それだけだと、他のお店との差別化ができません。
全国には数えきれないほど飲食店があります。
その中で、お客様から選ばれるお店となるには、ホールスタッフの細かな気遣いが重要です。
喜んでくれる顔を見るのが好き!という人にとっておきのお仕事です。
ホールスタッフの給料や平均年収はいくら?
平均年収は300万円前後の方が多いです。
月給にすると25万円程度でしょうか。
残念ながら、高給とは言えないのが現実です。
ただ、これはあくまで平均値です。
良いも悪いも、会社規模、勤務地、業態によって変わってきます。
また、過去の職歴なども考慮されるのではないでしょうか。
何店舗も経営をしている会社では、まず売上がないとお給料は上がりませんよね。
ですので、売上をあげるために何ができるのかを考え実践し、アピールしていくことが大切かと思います。
仕事をしている上で、給料に関してはシビアなことです。
求人要項をしっかりと確認し、自分の納得のいく企業を探してみてくださいね。
ホールスタッフに英語は必要?
絶対に必要ではありませんが、英語ができれば自分の武器になります!
海外からのお客様は旅行に来たときには和食を食べにいくというイメージが強かったかと思いますが、最近ではそんなこともありません。
どんな業態でも、どこの場所でも、海外の方がご来店する可能性が増えています。
そこで、英語が話せるとコミュニケーションも取りやすいですし、細かな説明ができるのでお店をより楽しんでもらえます。
せっかくご来店いただいたのですから、思う存分楽しんでほしいですよね。
ですが、英語を覚えなきゃいけないのは大変そう、自分には難しそう、と思うかもしれませんがそんなことはありません。
一番だめなことは、言葉が通じなさそうだからといって萎縮してしまうことです。
まずは笑顔で挨拶してみましょう。
「ハロー」でも「ハィ!」でも何でも構いません。
知ってる単語を組み合わせるだけていいんです。
料理の大きさがわからなそうだったらジェスチャーを交えてみたり、実際のお皿を持ってきたり。
コミュニケーションの取り方はたくさんあります。
まずは笑顔で接客をしてみましょう。
もちろん英語ができる人はその武器をどんどん生かしていってください!
ホールスタッフのやりがいとは
やりがいは、笑顔をたくさん見れることと、ありがとうの言葉をたくさん聞けることです。
お客様が外食に行くとき、お店を選ぶ基準として気になる料理で美味しそう、評判が良さそう、行きやすい場所にあった、など様々な理由があると思います。
『ありがとう』という言葉は、お客様自身が想像していたよりも満足をしてもらえたという証拠です。
料理がどれだけ美味しくても、ホールスタッフの態度が悪いと、残念に思いませんか。
楽しくない環境で食事をしたいと思う人は少ないと思います。
ホールスタッフは良くも悪くも、お店の雰囲気を作ります。
その中で『ありがとう、またくるね!』といってもらえることは嬉しいです。
仕事をする上でモチベーションも上がります。
毎日たくさんのお客様と接します。
小さなことでもお客様が喜んでくれた姿を見れることが、ホールスタッフとして働く上でのやりがいになります。
ホールスタッフのお仕事の将来性について
【自分のファンをどれだけ多くつくれるか】
ホールスタッフの将来性はこれによって大きく変わります。
注文を取って、料理を運ぶ。
簡単にいえば、ロボットでも出来る仕事です。
ですが、飲食店の雰囲気を作りお客様に寄り添った接客は人間だからこそ出来ることです。
このようなご時世で飲食店の将来がどうなるのか誰にもわかりません。
お店を存続させなければならないからこそ、自分に付加価値をつけ、選ばれるお店にし、リピーターの獲得に繋がり、売上を確保していく必要があります。
ホールスタッフは自分と料理人のたった2人で独立することも可能です。
決して簡単なことではありません。
ですが、自由度は高く、自分のやり方でお客様が楽しんでる姿を見たい方にはぴったりです。
相手の立場に立って考えて実行できる人は、どのお店でも活躍できます!
ホールスタッフの仕事内容やきつさについてはこちらの記事で実際のスタッフが詳しくご紹介していますのでご確認下さい。
🔗飲食店の仕事はきついし大変?ホールスタッフバイトの仕事内容や体験談とは!
ホールスタッフになるには
飲食店で働きたい人に向けた、専用の求人サイトがあるので、まずは検索してみましょう。
レストラン、居酒屋、カフェなど様々な業態がありますし、給与、勤務地も会社によって大きく異なります。
料理内容や、客単価、立地などでお客様から求められることも大きく変わってきます。
自分がやりたいと思う業態を扱う企業やお店を探してみましょう。
また、働いてみたいお店がはっきりしている人は、その企業のHPを検索するのもいいかもしれません。
募集サイトがある場合もあるので、ぜひ覗いてみてください。
ホールスタッフの志望動機の書き方や面接時の注意点とは
志望動機は悩むところだと思います。
ポイントとしては、どうしてホールスタッフとして働きたいのか、なぜそのお店を選んだのか、具体例を入れると良いです。
普段からサプライズをするのが好きだから、実際に食べに来たことがあり憧れを抱いたなど、あなたなりの理由があると思います。
その熱意を面接官に伝わるように意識しましょう。
面接のときは、特に身だしなみを意識してみてください。
1日に多くのお客様にお会いするホールスタッフは第一印象がとても大切です。
髪の毛は目にかからないようにする、爪を短くするなど当たり前のことでいいんです。
特別に良い印象をつけることは難しいですが、誰が見ても悪い印象を持たれないということが重要です。
まだ、一言も話していないのに、見た目だけで嫌な印象を持たれてしまうのはもったいないことです。
面接官自身も現場でたくさんのお客様を見てきた人が多いです。
一緒に働きたいと思ってもらえるようにしましょう。
まとめ
ホールスタッフのお仕事に挑戦してみたいけど、決断できなかったというあなた、勇気が出ましたか?
やることは多いし、忙しいと大変だし、ラクなお仕事ではありません。
ですが、お客様の笑顔をみると明日も頑張ろうと思えますよ。
気になった人はぜひ挑戦してみてくださいね。