学校給食のパートって大変そうだけど、一体いくらもらえるの?
一番知りたいところですよね。
給食パート募集の企業は色々ありますし、自治体・市役所が募集しているものもあります。
その企業で額も変わると思いますが、私は市役所と企業の両方を経験しているのと、市役所では調理師パートとして働いていたので、その辺りで多少の違いはあると思います。
また5~7年前の話なので、相場も現在とはいくらか違うと思いますので、その辺はご了承ください。
それではお話していきます。
学校給食調理員(パート)の給料や平均年収はいくら?
私の場合、企業と市役所での勤務と両方あり、パートとしての仕事内容が多少違うので、参考までに聞いてください。
また5~7年前の話なので相場についても今より低いかもしれません。
まず、企業でパート職だった時は、時給830円くらいだったと思います。
この金額でも高かった方じゃないかなと思っています。
元は市役所運営だったセンターが民間委託になり、引き継いだ企業で継続して働くことになったので、時給は市役所時代と同等額での契約になったんだど記憶しています。
大きな声では言えませんが、当時その企業募集で新たに入ったパートさんの時給は750円くらいだったはずです。
当時の相場は、そんな感じだったんですね。
その後、市役所運営のセンターで調理師免許持ちのパートとして働くようになり、その時の時給は、930円でした。
やっぱり免許の有無で金額は変わりますね。
一日7時間パートで月給130,000円くらいでした。
また年収となると、春・夏・冬休み(今は秋休みもある)は、仕事がお休みですので、無給となります。
その間の子どもとの体験は、お金に換えられない部分もあるので、考え方次第ですね。
学校給食調理員(パート)は給料安い?
高いか安いかと言われると、高くはないと思います。
体力仕事で、衛生面には気を配らなければいけないけれど、仕事自体はそんなに難しいものではないですからね。
実際調理に関わるパートになると、書類を書く作業も出てきますが、補助としてのパートさんであれば、基本、調理員さんの指示に従えば大丈夫です。
高くはないですけど、旦那さんの扶養に入る事なども考えると、妥当な金額じゃないかなとも思います。
収入が高すぎても扶養に入れなくなりますもんね。
給食調理員に慣れるまでどれくらいかかる?
下処理係、炊飯係、揚げ物・焼き物係、釜係、和え物係、コンテナ係のすべてに慣れようと思うと、学期ごとのローテーションで単純に考えて二年かかります。
ただ、下処理係などで限定すると、入って2カ月もすれば注意なども受けなくなりますし、作業スピードもかなりアップすると思います。
作業自体は、毎日大きくは変わらないので大丈夫、コツさえつかめばすぐに慣れますよ。
釜や和え物、焼き物・揚げ物などは、バリエーションが日々変わるので、毎日緊張しますね。
こちらは、いつどんなトラブルが起きてもおかしくはないので、臨機応変に対応する力が必要になります。
これも、経験を重ねる事が一番なので、仕事をやっていくうちに自然と身についていくものだと思います。
焦らず、じっくりと、毎日の積み重ねです。
給食調理員にいじめはある?
いじめというか、人が多ければ色んなタイプの人もいますし、女性が多いので、反りが合わないとか、多少のいざこざはありますね。
ただ、人が多い利点もあって、合わない人と距離を取ることは可能です。
また、調理は現場仕事であり、衛生面にはとかく細心の注意が必要なので、ピリピリした雰囲気もあり、言葉がきつくなりがちな所があります。
そこをうまく受け流せないと、自分はいじめられているんじゃないかと疑心暗鬼になるかもしれません。
その部分は気にし過ぎずに、仕事と割り切ってしまえば何とかなるものです。
どこの職場でも同じようなものじゃないかと思いますよ。
最初は午前パートだったので、仲の良かったグループで、帰りにお茶しながら色々愚痴ったりしていましたね。
学校給食調理員(パート)になるには
大変そうな仕事のイメージで人が集まらないのか、割と色々な企業が求人を出しています。
求人の一番多い時期は、やっぱり春先ですね。
年度が変わるくらいのタイミングが一番多い気がします。
春先ですと、役所の求人もハローワークに出ているので、そちらで応募できます。
年度途中の求人となると知り合いのつてというのは、大きいかもしれません。
私が最初に給食パートになったのは、知り合いに求人がないか相談したら、たまたま空きがあって、面接してもらった事がきっかけでした。
学校給食調理員(パート)の志望動機の書き方面接時のポイント!
私の志望動機は、「料理やお菓子作りが好きで調理に興味があるから」だったような気がします。
その頃、保育園の母親クラブの行事で、パン作りやおやつ作りなどに頻繁に参加していて、ちょうど面白さにはまっていた時でした。
それをそのまま志望動機として書きました。
面接では、「重い物は大丈夫か」と「長所と短所は」と聞かれ、水の入ったバケツを軽々持ち上げ、「体力には自信があります」と。
また、長所は「真面目で責任感がある」、短所は「気が強いところ」と答えましたが、「気は強い方がいい」と結果、短所が無くなった感じになりました。
「ちゃんと相手の目を見て、はっきり答える=やる気が見える」じゃないかなと思います。
まとめ
実際、給食の世界に入ると、今まで知らなかったことがいっぱいあり、カルチャーショックを受けることもあると思います。
でも、子どもが日々口にしているものを知り、どれだけの手間や気配りがあるかを知ることも出来ます。
お金はもちろん大事ですが、経験にはそれ以上の価値がある。
もし、興味を持ったのであればこの世界に飛び込んでみるのも悪くない選択だと思いますよ。